2010-11-14

巣鴨内弟子三人、選手生活断念の報告。

テーマ:ブログ

巣鴨内弟子三人組[ジャック、タイシ、岸和田]が、今日辞めました。

突然の告白。
[いまきくと以前から、原田は相談を受けていたらしいが]

道場での住み込みが無理なのかな?
一人が腐ると皆に伝染してゆく由縁で、
三人ってのがダメだろうか?

こちらとしては、早い決断が最小の被害をくいとめれる手段だと思う。


まったくの素人から、約半年間、色々な関係者に頼み、本人達の希望にそい、プロの試合に出場。
結果、一ラウンドKO勝ち。

しかし、三人中の一番上のリーダの奴がくさり、年下の若い奴らをミチズレにしてしまったのだろうと推測。

正直、三人とも可愛がってたから、少し辛かったが、
俺のポリシー

[去るものは追わず、来るものはこばまず]

があるので、

『辞めます。』
といわれて、
『分かった』
と即答して言った。

その中でタイシ一人だけ、しみじみと『お世話になりました』といってくれたから、『この先もがんばれよ』と言った。
ほかの二人は自分の荷物をかたずけてる最中、0から、プロまで、ただで、育ててやったのに、うれしそうに、ヘラヘラと笑って去っていきやがった。頭にきたが、辞めるやつに怒るのも、無駄なのでやめた。

辞めても良い。
諦めても良い。
挫折しても良い。

それは自分だから。
だけど、礼儀とか挨拶くらいするべきだろう???。

0から、プロデビューまで月謝もとらず、飯も食わして、風、雨凌ぐ住むところも用意して、悲しいよ。

練習場所に行くときの交通費や、道場の売上のこずかいも飯の種にと、あげてたのに涙。

プログでも何度も書いたように、彼等には、沢山の思い出もあった。

自分達が生きていく為の掃除や洗濯、多少の雑用はさせたけど、裏切られた気分だなー。

信じて可愛がってた俺もバカだったのかなー?

デビューして、一ラウンドでKOで勝ってしばらくしたら、辞めますだって。

KOで勝ってのインタビューで、『マッハさんや、誰々さんのおかげですって』
うそだったのか?

どうりで原田の名前はないわけだ。笑

『なんで?』
っていったら、

『簡単にチャンピオンになれるとおもってました。自分がアマかったです。』

と言われた。

燃え尽きちゃったのかな?
そんで、他のジムで格闘技やってたら、笑う。

確かに甘くない世界。
しかし、挑戦をなしえれるかは、人による。

何事も成せる奴はなる。

今のトップファイターでも、過去に何もやってなかったやつはいる。

川尻達也だって、今では筋骨隆々だが、昔、家に来たときは、ナチュラルで60キロのモヤシ君であった。
要は本人の気持ち。

一人が腐り、二人、三人目と伝染していったなーと思う。
勝手な推測だけど。

これからあいつら何やるんだろう?

年は20、22とかで挫折??
岸和田[本名、船橋ひろし]、
タイシ[本名、山口たいし]、
ジャック[本名、下田まさひろ]

を今までファイターとして面倒を見てくれた方々、

ご飯をたべさせてくれた方
応援をしてくれた方、

プロの試合を組んでくれた方、

ありがとうございました。
本人達は別の道を歩み、格闘技の道を断念しました。
本人達が決めた道、それを阻害する権利は自分にありません。自分の指導不足だったことが原因です。

関係者及び、
彼達を応援してくれた方々に彼等に代わり、道場代表として、あやまります。
すみませんでした。

今後もマッハ道場の御指導をよろしくお願い申し上げます。