孤立
昨日、今日と、久しぶりの2連休でした。
このごろの、毎日残業しても終りが見えない〜というほどの大量入荷もすこし落ち着き、
私の予定としては、この2日間は(事務作業や整理整頓がしたかったし、
遅れ気味の作業も取り戻したかったので)少なくとも1日は仕事場へ詰めるつもりでいました。。。が。
ぴんぴんさんと森のたぬきさんの騒動がどうしても頭から離れず、落ち着かず、
最低限の仕事はこなしましたが、それ以外はずーっと考え事をしたり、ブログを見たり。。
普段、全くと言っていいほど悩まない私にしては、物凄く珍しいことです。
大体、考え事で眠れなくなったなんて、何年ぶり??という感じで。。。
自分でもなぜなのか分らず、
時間だけが過ぎていく中で、今、森のたぬきさんのブログをもう一度拝見し、
新しく読めるようになっていたコメントを読んだり、トラックバック先の記事を読んで、
ようやく、自分の感情が分りました。
悲しいのです。やりきれないほどに。。。
悔しいという気持もあるかもしれません。
今、これを書きながら、涙がボロボロこぼれています。
これは本当に、本当に、珍しい事だと自分でも驚きながら、
今も泣いています。
多分、多くの方と私の受け止め方は違います。
最初のたぬきさんの記事からは思いもしなかった方向へ発展し、
この一連の騒動に巻き込まれたと言っても過言ではないぴんぴんさんは、
本当にお気の毒だと思います。
あれだけ大変ともいえる生活をしながら、毎日欠かさずブログを更新されているには、
きっと理由があるのだろうと、、、それは、きっと誰かしらの為であろうと想像していました。
(実際にそのようでした)
だから今はただただ、回復を願うのみです。
しかし、それ以上に、私はたぬきさんの身を案じずにはいられません。
今回、彼女は、多くの持たざる者の現実を垣間見せてくれました。
もしよろしければ、今回の騒動、最初の記事からコメント欄(これが重要)も
含めて、全てお読みいただけたら、、、、と、思います。
森のたぬきさんのブログ 【Piles of Debris】
11月5日の記事
ぴんぴんさんって本当に「病名:アスペルガー症候群」なの?
これがそもそもの発端。
このブログから、順に今日まで読んでいただければ(かなり膨大な量になっていますが)
ぴんぴんさんのブログしか読まずにたぬきさんにネガティブなイメージをもたれていた方は、
もしかしたら印象が変わるかもしれないと思います。
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今日の記事、書いては消し、書いては消しを繰り返し、結局殆どの内容は消してしまいました。
やはりブログを書くに当たっては、どんなに訪れる方が少数でも、
来てくださった方に不快感を与えないよう、自分なりの配慮して行きたいと思ったら、
今回の記事、ほぼ、かけないことばかりになってしまいました。。。
(あああ、情けない。。。)
そんなことからも、森のたぬきさんの歯に衣着せぬ、まっすぐな記事は明確で分りやすくて
いいなあと思います。
何よりも、弱者を置いてけぼりにしない視点での発信は、(おそらく現実にはこちら側に所属する
方の方が多いでしょうから)貴重なものだと感じています。
★おまけ、私が森のたぬきさんのブログを読むようになったきっかけの記事
「アスペルガーは親が死んだらひとりぼっちになるの?」 |
コメント(11)
私は、今回のことで、他の方に内緒コメントをいただき、初めて森のたぬきさんのブログにお邪魔いたしました。
最初から、読ませて頂いて、お友達になれそう♪
成りたい!
と、思うのですが…
迷惑な片思いでしょうか…
今回、私は、初めて、『真綿に包まれ、温室で育ち、暮らし続けている』と知った気がします。
まだまだ頭の中は混乱は続いておりますが、きっと、これは良い経験になり、前に進むきっかけになると信じております。
2010/11/12(金) 午後 10:13
ぴんぴんさん、こんばんは。
お体のほうは大丈夫ですか?
>最初から、読ませて頂いて、お友達になれそう♪
成りたい!
と、思うのですが…
そんな風に感じられたのですね。すごく嬉しいです。
たぬちゃんさん、ブログしか知らないけれど、私も彼女の事はとても気になる方だし好きなんです。
ぴんぴんさんブログとたぬちゃんブログは、私のお気に入り2大アスペブログだったのです。だから今回の行き違いがどれほど悲しかったか。。
>迷惑な片思いでしょうか…
おそらく喜んで下さるのではないでしょうか。
診断書の件でぴんぴんさんがとっても素敵(?)な対応をされて、たぬちゃんさんもぴんぴんさんに対して見方が変わったような気がするんですよね。ご自身の間違いもきちんと認めておられますし。
ぴんぴんさんに対しては、たぬちゃんさん、決して悪感情は持っておられないと、私は感じています。お二人とも同じくらいまっすぐで純真な方ですもの。
2010/11/12(金) 午後 10:46 [ kokeami ]
(お返事2回に分けます)
>まだまだ頭の中は混乱は続いておりますが、きっと、これは良い経験になり、前に進むきっかけになると信じております。
はい。必ず。(^^)
コメント本当にありがとうございます。
今、すごく嬉しいです。うるうるしています。。
と、ここまで書いて号泣してしまいました。
とにかく良かったです。。。
2010/11/12(金) 午後 10:47 [ kokeami ]
私はできないに加えて何もないでした。
対人関係もなくて親すらも家庭内暴力の加害者でない。
家を出たことで全て変わりました。
できないことはあまりない。
支援体制もできている。
理解してくれる友達もいる。
両方を経験しているからある意味どっちからも蹴っ飛ばされそう…
家族には恵まれませんでしたが性同一性障害のほうでは、家族に遠慮する理由が微塵もないから恵まれているらしい。
対人関係が全くないことをきっかけに、最初からカミングアウトして作り上げていく。
重複障害で困っているというよりは、ないところをうまく開き直りの材料にして前進しているから。
何もなかった。
でも学校が学校だったから支援を引き寄せる知識はあった。
そういう意味では何もないのではないのかもしれない。
つながり含めて何もないのは私の家族のほうで。
私は家族を失ったけど他の大部分を手に入れることができた。
2010/11/12(金) 午後 11:49 [ あき ]
続き
似合うのなら最大限輝ける。
周りから見てではなくてその人にとってどうかということ。
でも「ない」とされてしまった人がそれをつかむことができる場所にたどり着くのは難しい。
「ある」と比べて過剰な努力をしてどうにかなるものか。
舞台にも上げてもらえない人に対して冷たすぎるのが現状。
私はどっちつかずの中途半端かな。
2010/11/12(金) 午後 11:50 [ あき ]
あきちゃん、おはよう。
同じだね。私も家を出て全てが変わりました。
なにもない状態から20年経った今、あの頃には想像も出来なかったほど恵まれていると思います。どちらの状況もわかるから蹴っ飛ばされる?(笑)
>でも「ない」とされてしまった人がそれをつかむことができる場所にたどり着くのは難しい。
「ある」と比べて過剰な努力をしてどうにかなるものか。
舞台にも上げてもらえない人に対して冷たすぎるのが現状。
そう、これが現実。
私も舞台には上がれない。とうにその道は失ってしまっているから。
だから今の環境の中で最大限輝ける生き方を模索するしかない。
そういう意味では恵まれてないから、私も中途半端かな。
でも、輝くのと幸せになるのは違うと思ってるから、、、
とにかく今あるもの、恵まれている事に(←探してでも)感謝して、地に足つけて、一歩ずつ地道に進んでいくしかないと思っています。
2010/11/13(土) 午前 7:53 [ kokeami ]
私もここ数日、この件が気がかりでした。
どれどれ、と森のたぬきさんのブログを読みに行ってみましたら…明快な文章でしたね。思わず過去記事まで読みふけってしまいました。
ただやっぱりね、いきなり批判にさらされるっていうのは、消耗するんですよね。だから、ぴんぴんさんが消耗してるだろうことを思うと、心配でした。
うまく言えませんが、これがぴんぴんさんとたぬきさんだけで語り合うことができたら良かったのだろうなとも思います。
2010/11/13(土) 午前 8:58
周りから見えている状態では測れないし、外から元気よさそうに見えても本当は嫌だったり。
もし普通というものを求められたらやっていけない。
人並みの人生計画も立てられない。
練習したらどうにかなるといわれても今の段階でかなり無理して引き上げてあるからこれ以上は求められてもできない。
いろいろよくなったのはあくまで家を出る前と比べて。
よくなったとはいえ、かなりマイナスなことも多いです。
他の人からすると私の活動量はすごいらしい。
何かを変えることにつなげられる可能性があると思ってやっているだけ。
恵まれていたらこういうやり方はしていないかもしれない。
性同一性障害の集まりに行けば普通を求められ、発達のできる人たちからはがんばることを求められ、家庭問題のある人たちからはねたまれるような家の出方をしている。
私の場合は少しずつ、無理やりでもなかったルートを作り上げていくことかな。
2010/11/13(土) 午前 11:07 [ あき ]
コリンクさん、こんばんは。
>ただやっぱりね、いきなり批判にさらされるっていうのは、消耗するんですよね。
消耗・・・なるほど。消耗はしますね。
コリンクさん、ぴんぴんさんのブログに体調を気遣う優しいコメントかかれてましたよね。さすが〜と思いました。
私も上手く言えないのですが、コリンクさんのような方ばかりだったらここまで悩まなかったし、今日のような記事も書かなかったと思います。
でも、これがぴんぴんさんがたぬきさんのブログをちゃんと読まれるきっかけになったとしたなら、書いて良かったと思いました。
2010/11/13(土) 午後 8:25 [ kokeami ]
9時11分内緒さん。
全く同感です。
そして、ありがとうございます。
2010/11/13(土) 午後 8:27 [ kokeami ]
あきちゃん
スイッチ入っちゃったみたいね〜(笑)
でも、よくわかりますよ。
2010/11/13(土) 午後 8:30 [ kokeami ]