8月24日火曜日 深夜24時からは6月に放送して大反響だった
「痴漢と呼ばれ自殺」~残されたボイスレコーダーは何を語っているか?~
の第2弾としまして、
「続・痴漢と呼ばれ自殺~なぜ彼は死を選んだのか?」をお送りします。
昨年12月11日の早朝、都内私立大学に勤める25歳の男性が
地下鉄早稲田駅のホームで自殺しました。
その前夜、JR新宿駅構内で痴漢行為をはたらいたとして大学生らに取り押さえられ、
警察署で事情聴取を受けた男性は一貫して容疑を否認し、
むしろ大学生から突然暴行を受けた「被害者」であると主張していました。
男性は処分保留のまま釈放されたのですが、自宅には戻らず、
自らの母校の近くにある早稲田駅で身を投げました。
遺書は見つかりませんでしたが、代わりに警察から事情聴取を受けたときの様子が
生々しく記録された「ボイスレコーダー」が遺されたのです。
前回の放送では、そのボイスレコーダーの音声を公開し、
生々しい取り調べの様子などをユーザーの皆さんと検証しました。
今回の番組は、彼が警察署を出て、自ら命を絶つまでの間に、何があったのか。
そして、彼はどんな人物だったのか。
7月11日(日)、参議院選の裏でしめやかに行われた、「お別れの会」で撮影した
彼をよく知る学生時代の仲間や会社の同僚の方々のインタビューを交え、
彼の最後の足取りを追跡取材いたしました。
同じ悲劇を繰り返さないためにはどうしたらいいのか、
「取り調べの可視化」問題を含め、ユーザーの皆さんと考えて行きたいと思います。
出演予定:
津田大介氏(ジャーナリスト)
江川紹子氏(ジャーナリスト)
日隅一雄氏(弁護士)
そして、引き続き新宿駅で目撃者捜しを続ける彼の母親は、
どんな些細な情報でもいいので、とにかく真実を知りたいと望んでいます。
番組ではJR新宿駅でこの「事件」を目撃した方からの連絡を待っています。
情報は
mokugeki@niwango.co.jp または番組のメールフォームからお送りください。
母親のブログはこちら→
http://harada1210.exblog.jp/
(参考記事)
痴漢"無実"証明できぬまま自殺 息子信じる母、目撃者捜し続く(産経新聞)