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担当:梅崎

 
Email
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FAX0257−35−9373
〒399-8301長野県安曇野市穂高有明7958
舎爐夢ヒュッテ

安曇野パーマカルチャー塾


未来への提言

動画で見る『100人の村』 

2005年建築実習 アースオーブンと薪小屋作り

 

4月

13:30 アースオーブンのコンセプトデザイン&アイテムデザイン(グループごとに)
 おいしいお昼ごはんを食べたあとは「昼寝」ではなくグループに分かれての話し合いの時間です。

 建物の特徴を表す「コンセプト」=目指す方向性、大切にしたいこと等を考えて、それを一言で言い表す「キャッチフレーズ」にまとめます。もちろん前回学習した「循環」という視点を大切にしながら取り組みます。そして「こんな風にしたい」「こんな形はどう?」とアイディアを出し合い、具体的な形にしていきました。

 

<薪小屋とバーベキュー場併設のアースオーブン>

建設予定地はティピーの横。

幅は一間半(2.7m)奥行きは半間+4分の1間(1.365m)

子どもたちが使います。(もちろん大人も)

 

14:45 発表

<すーさん、しずちゃん、みずきちゃん、みほのグループ>

 「なんでもガマ−」 

必要なものはすべてそこにある。

エネルギーを逃しません。(雨水、熱)

雨の日でも寒くても使えます。

子どもたちが循環のシステムを見て分かります。

<しんさん、おかくい、ナツキータのグループ>

 「つながりんぐ Earth Kitchen

遊び心のある空間:デザインを考える

子どもにも大人にも使いやすい:作業台の高さを工夫する。

熱を利用する:蓄熱、保温棚

雨水の利用:手洗う

コミュニケーションでつながる

<みゆきさん、ととやん、ぷーみん、みずちゃんのグループ>

子どもが使いやすい

遊び心を工夫:子どもに製作に参加してもらう。

かまの炭をバーベキューかまに簡単に移動させるシステム(ところてん式)

えんとつをつけた方がよいのでは?

           

 3つのグループのアイディアをひとつにまとめあげて・・コンセプトは「つながりんぐ Earth kitchen」に決定!建築のプロのすーさんが、みんなのアイディアをホワイトボードにスケッチしながらまとめていきます。

アースオーブンは真ん中にする。

むかって右側はバーベキュー場と作業台。小屋の周りを囲んでバーベキューができるスタイル。

左側は薪置き場、薪の収納は多めにできるようにする。

壁面にはたのしいデザインを。(太陽と月をモチーフにして)

廃物利用の砂時計を作ってつけよう!

 

どんどん意見がでて、あっという間に素敵なスケッチが完成しました。これで来月は「墨つけ」ができます。このスケッチをすーさんが宿題として持って帰り、設計図にしてくれるよていです。たのしみですね!すーさん、がんばってくださいね、よろしくお願いします。

画像をクリックすると大きな画像になります。

 

5月

[  建築実習  ]  講師:梅ちゃん

 
11:50
スーさんが書いてきてくれた施工図が配られます。さすがプロの仕事!

 
○本日の建築実習の課題
墨付け  : 材に墨で線をつけること。
刻 み  : 「ほぞ」と「ほぞ穴」を作ること。
 
○「番付表」の見方
縦にも横にも1尺ごとに記号がついている。
縦は、い ろ は に ほ ・・・・・・。
横は、一 二 三 四 五 ・・・・・。
場所を表すときは、「い通りの一」、「に通りのまた二(二と三の真ん中)」などと言う。
 
・1尺=約303mm
・1間=6尺
・1寸=約30.3mm
 
○チーム分け
*土台チーム   (コウタロウさん・トトコさん・ミズちゃん {エミュー・サヨコさん} )
*柱・束チーム   (トモさん・ミユキちゃん・サトコさん・オカクイさん・トモちゃん)
*桁・母屋チーム  (ジュンさん・ミホさん・ミズキちゃん・ナツキータ・シンさん・シズ)
☆スーさんは全体のアドバイザーです!
 
○図面書き&墨つけ
12:10 各チーム作業開始
施工図から、自分たちの担当する材の長さ、墨付けの位置などを理解し、図にします。各班、苦戦!
 
 
12:30 お昼
おいしいカレー&ピザ!

 

 
 
13:20 作業続き開始
図面の書き終わったチームから墨つけへ。差し金・コンベックスなどの道具を使いました。
・材の長さを測って切る。
・材の中心線の墨つけをする。
・ほぞとほぞ穴の墨つけをする。

 

 
15:40 材の天面に材の位置の名称を明記して、材を片付け、建築実習終了。    
 
この混乱状態ではとても墨つけに辿り着けないだろうと思われた建築実習でしたが、みんなの力と梅ちゃん・スーさん・やっさんのサポートのおかげで無事墨つけまで辿り着きました。エミューとサヨさんにも手伝ってもらいました!次回は墨付けの続きときざみが出来そうです。
 

 6月

11:15〜  建築実習(ノミの鬘(かつら)あわせ)
  • 昨日の夕方できなかったノミの桂あわせをした。ノミの頭の鉄リング(鬘)が抜けてしまわないように、いったんリングを抜き、2〜3mm深くリングが入るように木部を削ってからリングを入れ、頭の木部を金鎚で外側にたたき出す作業をした。現代人のせいか、私たちには何故桂あわせをしたノミを売らないのかわからなかった。不思議だ。
  • 12:00〜  昼食(野菜たっぷりの玄米カレーとレタスのピザ)
     
    13:15〜  建築実習(墨付けの続きとその確認)
  • 昨夕の建築実習ができなかった遅れ感と、材木を出してきて図面を見つめても、なかなか作業手順が思い出せなくて、少々あせりを感じた。
  • 墨付けの続き。土台チーム、柱チーム、梁チームに分かれて作業。欠席者のため2人だけになった土台チームへの助っ人要請も出たりしたが、何とか進行。
  • 15:00頃から墨付けの確認が始まる。3チームともいくつかのミスが発見されたが、講師陣の指導の下に修正ができ、ひとまずほっ!土台材と柱材と梁材をみなで押さえながら組み合わせてみて確認。大きさ感や片流れ屋根がイメージでき、ちょっと達成感だった。
  • 前月とそっくりで、夕立が来て、材木をしまっているときが一番の降りだった。
  • 今回予定のうち、墨付けとノミの桂あわせが終わった。ノミの研ぎ、刻みと仮組みを残してしまった。来月はもっとガンバって、ぜひ挽回しよう!
  •  

    2:30〜【建築実習】基礎作りの説明

     *農業実習(各グループのは畑の手入れ)に入る前に、臼井さんを中心にアースオーブン建築                  

      の基礎作りについて説明を受ける。

    ◎「パーマカルチャーでは観察に基づくゾーニング(どこにつくるのが合理的か)が非常に大 

      切になってくる」との梅さんの説明に続いて、施主である臼井さんから建築する場所の説明

      と、「基礎はコンクリートによる“ベタ打ち”で行こうと思う」との説明。その後、場所の

      観察と調査、基礎作りへと進んだ。

    傾斜の測定

      水平器を使って傾斜を測定。建築予定地は高低差が約30cmであることがわかった。

    水遣り

      ㈰建築場所の外側の四隅に杭(水杭)を打つ(位置は“だいたい”で良い)。

      ㈪それぞれの杭の同じ高さに印を付ける。

      (1)ホースの水の水位を利用

         バケツなどのタンクからホースで水をひき、タンクの中の水位とホース先の  

         水位とが同じになる性質を利用して同じ高さを割り出す。水の水位から何cm

     下にするかを決めて印をつける。

      (2)rレベル測量器を利用

     レベル測量では,単眼鏡をを水平に保って測点ごとに高さを確認するが測量器の調子が悪く、断念!

         図らずも、機械に頼らない“生活の知恵”の偉大さが示された。

      ㈫水貫を取り付ける

      ㈬水糸を張る

    (1)長い方の辺にそってまずは1本の水糸を張る。

    (2)その水糸に垂直に交差するようにもう一本の水糸を張る。

    垂直の出し方:3本の材に、尺棒を使って3:4:5の長さとなるように印をつける。それぞれの長さが3辺となる三角形を作るように材を打ち付けると、正確な直角三角形が完成する(中学で習ったよな〜)。

      (3)基礎の寸法にそって各辺の長さを決め、(2)の方法を使って、残りの水糸を張る。

      これで、基礎の形が空中に浮かんだようになり、後は水糸の交点から何cm下がりかで基礎

      の位置が決まる(交点から錘のついた糸をぶら下げる)。本日はここまでとなった。

     

      *建築実習の途中で、今回の特別講師の三井さんが登場。長い髪の毛とひげ、そしてとても

       優しい澄んだ瞳が印象的な人だった

     

    8月

    1030〜【建築実習】今日の目標:土台据え、建前、タル木打ち、鼻隠しです。

    小杉さん指導のもと、建前にとりかかりました。

    ・まずは、小杉さんから、土台の組み立て方の説明。

    ・ボルトで基礎の枕木と土台をとめ、組み立てていきます。

    ・土台の組み立てが終わり、順番に柱を立てていきます。

    柱の上に、梁と柄を組んでいきます。

    ・今まで作り上げた部分部分が、つながって、形になっていく様は感動です。

    ・掛矢を振るい、ほぞに納めます。

    ・柱の垂直を確認。サゲフリを垂らし、垂直を確認。

    ・柱を押して、垂直にし、筋交で仮止めします。

    ランチタイム  冷しそばとピザ  

    小祝さんご一家もご一緒に。

    1330〜【建築実習のつづき】

    ・垂木を斜めに釘を打ち付けます。垂木の先端 端(はな)の部分は切断

    ・端(はな)隠し・破風を打ち、野地板を打ち付けていきます。

    ・その上に、ルーフィングを敷きます。

    ・筋交、金具(かすがい、ねじり金具、羽子板)で補強します。

    ・間柱を入れて完成。

    ・みんなで記念写真。やればできるものですね。自信がつきました。 

    今回も舞台裏で支えていただきました

    小杉さん、ケンさん、梅さん、詩さん、やっさんに感謝です。

    見えないところで、事前に土台基礎の準備をしていただきまして、ありがとうございました。

    9月

    【建築実習】
      9:30
      9:29集合です(笑)今日は
      ・屋根
      ・壁
      ・石積み(アースオーブンの土台と蒔き小屋の周り)
      の3班に別れて作業します。みんなの希望は石積みに集中、でも人数が必要ということで多くてもOKです。

      一週間シャロムに滞在していたぷみんくん、そして今回もケンさんたちが石をたくさん山のほうから集めてきてくれたり、屋根にとりかかったり、壁板を削ったり、材料や道具を準備してくれたり、たくさんの段取りをしてくれたおかげで、すぐに作業にとりかかれます。

      <屋根>
      屋根は私たちの来る前に実習してくれたぷみんくんを中心に、トタンをうちつけていきます。トタンは二枚一組で、端をかませるように折り返してあります。それをきっちりかませて、釘でうちつけていきます。その繰り返し。端は唐草といって、折り返してぴったりかぶせていくのですが、雨がそのままつたっていかないように、あえてひとつなぎにはしてありません。
      みんな屋根の上で気持ちよさそう!に作業していました。

      

      <壁>
      壁はすきま風が入らないように、ぴったりかませられるように、あらかじめ上下の端をけずってぴったりかみ合うようにしてありました(感謝感謝!)。それを打ち付けていきます。

      


     <石積み>
      そして石積み。
      山のほうから集めてきてくれた石を積み、間にモルタルを塗って固めていきます。
      モルタルは砂とセメントを水で混ぜて化学反応させることによって固まります。割合は砂が8にセメントが2、水は適当?
      最初に砂とセメントをよく混ぜてから少しずつ水を足していき、固さを確かめながら練っていきます。
      外側はコンクリートを打った基礎の周りを隠すように石積み。
      まず周りを掘って基礎が安定するようにします。そしてモルタルを流す前に石積みのリハーサル。モルタルができてから慌てないように、練習です。
      下になるべく大きく上が平らな石を選び、上にのせることを考えながら、組んでいきます。結構難しい!のですが、チームワークもばっちり、モーニング娘ならぬモルタル娘のがんばりで、職人のようにきれいに!?着々と組まれていきました。
      中のアースオーブンの土台も同様に。外側がきれいに見えるように気を遣いながら組んでいきます。途中でガラス瓶などいれて、きれいに見えるように。子供たちが作業しやすいように、バーベキュー側がアースオーブン側より15cmほど低いようにつくります。きれいに組むのってすごく難しい。。。

      モルタルを作る人、石を選ぶ人、積んでいく人、みんなばらばらにそれぞれの仕事を場を読みながら協力してすすめていきます。そこに響き渡るカンカンというカナヅチの音。それぞれの仕事をどんどん進めていく様子は、ひとつの職人さんの集団みたい!というのは言い過ぎでしょうか?でもそれくらいみんなの息もぴったり、どんどん形になっていきました。

       

      【昼食】
      12:30過ぎ
      お昼は、みんなのリクエストで昨日の残りの味噌煮込みうどんにごはんをぶち込んだおじや!うどんの切れ端が残っていたり、いい味出てます!それにいつもの熱々のピザ。秋らしくきのこピザです。桃井さんの奥様が作ったシソジュースや、おかくいさんの梅サワーもいただきました。梨も美味しかった〜。現場でおなかいっぱい食べて、午後は13:29集合です!

      余談ですが・・・
      私は食後シャロムのお庭のデッキチェアーでお昼寝。時々風が通り、最高に気持ちよかった〜。そして目が覚めると、別のイベントで集っていた人たちのコラー?というハープみたいな楽器?の深くやさしくあやしい調べにうた声、目の前に広がるのはシャロムのお庭の花や木々やブランコや、ずーっと広がる畑の景色、そしてそこに集うピースな人たち・・・。ここは本当に楽園か?と思いました。

      【建築実習続き】
      午後も続きに取り掛かります。もうだいぶ先が見えた!

      無事完成してみんなで囲んで記念写真です!モルタルが乾くまで、石積みに乗っちゃダメだよ〜。

    10月22日(土)1:30〜

    「アースオーブン作り」

    梅ちゃんより、今日の作業の説明を受ける。

    作業は大きく分けて二つ

    1.薪入れ小屋のスペースを作る、増築作業

    2.アースオーブンを作るための粘土こね作業と土台作り



    1.アースオーブンの土台は「大谷石(1枚:約2500円)を使っている。これは火に
    強い石で、膨張率が安定しているので、この石を使うことがベストである。鉄板とレ
    ンガはゆがんでくることがある。曲線にする場合は薄いベニヤ板を使う。


    2.まずはアースオーブンの土台にくり抜き部分になる内径と外径をを鉛筆で書き込
    んでいく。



    3.内径に合わせて、ブロックを積んでいく。



    4.砂で3.のレンガの周りに丸いドーム状になるように形作っていく。

     



    5.砂で固めた後、水にぬらした新聞紙をドーム型の土の上においていく。



    6.ラスアミを新聞紙の上にはっつけていく。

    7.ファーストレーヤーとして砂と粘土が6:4の割合で、混ぜ合わせて、粘土と砂
    が完全に混ぜ合わさるように、何度も返しながら、足のかかとや足全体で、みんなで
    協力して混ぜ合わせる。美しき女性たちのたくましい粘土こねによって、次第に弾力
    性のある粘土が出来上がる。出来上がりの目安は腰の辺りから丸い塊の粘土を落とし
    て、ぼてっと楕円形になるくらいが目安。

     

     



    8.その粘土で、約5cmの厚さのブロックを作り、6.のラスアミの上に粘土だん
    ごを貼り付けていく。

    9.セカンドレーヤーの粘土にはわらを混ぜて、再び砂と粘土が6:4の割合で、混

    ぜ合わせて、粘土と砂が完全に混ぜ合わさるように、何度も返しながら、足のかかと
    や足全体で、みんなで協力して混ぜ合わせる。

    10.その粘土で、ファーストレーヤーの上から約5cmブロック状の粘土だんごをは
    りつけていく。(ブロック作りも板についてきて、顔を書いたり、楽しいブロック作
    り)

     



    「増築チーム」

    1.母屋と平行に土台作り



    2.柱もどんどんと組み立てられていく。



    (この作業には、直接関わっていなくて、外から見ていただけなので、詳しく状況が
    かけなくて、ごめんなさい。)
     

    安曇野パーマカルチャー塾10月度レポート(10月22日、23日)

    記録者:木村 差代子

    講師陣:けんさん、梅ちゃん、詩さん、橘木 香さん(蕎麦うち名人)傘木 宏夫さ
    ん(くるくるエコプロジェクト、菜の花エコプロジェクト、NPO地域づくりなどを担
    当されている方)

    ゲスト:じゅんくんの素敵な奥様、たかちゃん

    残念ながら欠席:ナナコさん、おかくいさん



    10月22日(土)1:30〜

    「アースオーブン作り」

    梅ちゃんより、今日の作業の説明を受ける。

    作業は大きく分けて二つ

    1.薪入れ小屋のスペースを作る、増築作業

    2.アースオーブンを作るための粘土こね作業と土台作り



    1.アースオーブンの土台は「大谷石(1枚:約2500円)を使っている。これは火に
    強い石で、膨張率が安定しているので、この石を使うことがベストである。鉄板とレ
    ンガはゆがんでくることがある。曲線にする場合は薄いベニヤ板を使う。


    2.まずはアースオーブンの土台にくり抜き部分になる内径と外径をを鉛筆で書き込
    んでいく。



    3.内径に合わせて、ブロックを積んでいく。



    4.砂で3.のレンガの周りに丸いドーム状になるように形作っていく。

     



    5.砂で固めた後、水にぬらした新聞紙をドーム型の土の上においていく。



    6.ラスアミを新聞紙の上にはっつけていく。

    7.ファーストレーヤーとして砂と粘土が6:4の割合で、混ぜ合わせて、粘土と砂
    が完全に混ぜ合わさるように、何度も返しながら、足のかかとや足全体で、みんなで
    協力して混ぜ合わせる。美しき女性たちのたくましい粘土こねによって、次第に弾力
    性のある粘土が出来上がる。出来上がりの目安は腰の辺りから丸い塊の粘土を落とし
    て、ぼてっと楕円形になるくらいが目安。

     

     



    8.その粘土で、約5cmの厚さのブロックを作り、6.のラスアミの上に粘土だん
    ごを貼り付けていく。

    9.セカンドレーヤーの粘土にはわらを混ぜて、再び砂と粘土が6:4の割合で、混

    ぜ合わせて、粘土と砂が完全に混ぜ合わさるように、何度も返しながら、足のかかと
    や足全体で、みんなで協力して混ぜ合わせる。

    10.その粘土で、ファーストレーヤーの上から約5cmブロック状の粘土だんごをは
    りつけていく。(ブロック作りも板についてきて、顔を書いたり、楽しいブロック作
    り)

     



    「増築チーム」

    1.母屋と平行に土台作り



    2.柱もどんどんと組み立てられていく。



    (この作業には、直接関わっていなくて、外から見ていただけなので、詳しく状況が
    かけなくて、ごめんなさい。)


    C アースオーブン作成(13:30〜
       オーブンの3rdレイヤーチームと、まき置き場チームに分かれ作業開始


       3rdレイヤーチーム
       デザインはカエルの顔に決定。
       昨日と同じ要領でデザイン用の泥をつくる。かたすぎたりして、粘土と砂の配
    分が難しかった
      けれど、こねこねするのは子供のころによくやった泥遊びみたいで、とっても楽
    しかった。
       当初のデザインはカエルの顔。でも。みんなそれぞれ好き勝手に好きな形をぺ
    たぺたつけた
      ので、出来上がってみると、とっても素敵なデザインになってました♪あえて限
    定しなかったのが、
      よかったようです。

    10月24日

    中の砂を取り出してビー玉を外部に埋め込みました。

    ★★ 出来上がったアースオーブンで焼く初めてのピザやパンに大感激しました。オーブンから焼きあがって出てくるピザやパン一つ一つに、全員から大きな歓声があがるたび、自分たちで作ったオーブンが誇らしく思えました。また、美幸紀ちゃんの結婚を祝う「パン生地入刀」、二人の照れくさそうな笑顔が輝いて、とてもほほえましかったです。

    アースオーブンでPIZZAを焼く

    10時からアースオーブンに火を入れました。何か動き出すような躍動感がありますね。

    壁に掛かっているのがピザやパンを焼くのに必要な小物です。狩ってくると高い道具ですがあり合わせの物を工夫して作りました。アースオーブンには2005 TUNAGARINNGUの文字が入っています。アースオーブンの隣はバーベキーコーナー アースオーブンで使われた薪やおきが有効に使われます。

    いよいよPIZZAづくりに挑戦です。本場イタリア仕込みのピザづくり まずピザ生地を指を使って延ばします。
    このピザはナポリ風の仕込み方で ピザとしては 台が厚みで周りはふっくらと発酵して生地トッピングのバランスが何ともいえずいいPIZZAです。

     

    のばし終えた生地を アルミのへらに乗して窯に入れます。この乗せ方は簡単そうに見えてなかなか難しい

    ハート型のPIZZAにも挑戦。みごとに生地を延ばし トッピングがのっています。

      

     焼きあがりにおおおお という声が出てみんな感激 3月からやってきた計画が実を結んでいます。記念に写真もパチリ

        

    みんなで少しずつ試食です。次々に焼き上がるPIZZAにもう本当に感激です。

      

     たき火パンを焼く

    これは1番楽しいパンの焼き方かもしれません。生地をのばし竹に巻き付けてたき火にかざします。焼き上がると竹からすっと離れるのが焼き上がりの目安です。

    火を囲んで結構楽しいひとときです。

      

       

       

    パンを焼く アースオーブンで ドラム缶のダッチオーブンで 空き缶で

     

     

    PIZZAを焼いた後 パンを焼くと温度がちょうど良い PIZZAは300度くらいパンは200度から250度で焼くのがいいようです。ケーキカットよろしくパンカット

    アースオーブンの薪と炭を掻き出して炉床を布を濡らして掃除します。熱すぎる炉床の温度をされる意味もあります。へらに生地を乗せ窯の中に入れます。あらかじめ缶の中で熱しておいた石に水をかけ蒸気を出しふたを閉めます。

     

    20分くらいで見事にカンパーニュが焼けました。こんなにうまくいくと誰でもうまく焼けそうに思ってしまいますね。でも本当はとても難しい。シャロムスタッフの陰の力が大なのです。見事に焼き上がりました。

     

    たき火の上のドラム缶で作ったダッチオーブンでもパンを焼いてみます。いろんなパン焼きの方法に挑戦です。

     

     缶にリンゴも入れて焼きリンゴに挑戦。デザートまでできてしまいます。

    パーベキューの網の上に乗っけた空缶で焼いたパン ふっくらと焦げ目が付いておいしそうです。

    焼きリンゴもとてもおいしそうに焼き上がりました。

    外は寒くても窯の余熱が暖かい幸せなひとときでした。

    14:00 わたしのヴィジョン発表 その2