2010年11月12日

心の「はーとディスク」を心の湯たんぽに

再び悲しい事件が起きてしまいました。

<引用開始>
明子さんは名字とゴリラの意味を合わせた「ウエゴリ」など、同級生から日常的に心ない言葉を受けていた。
<引用終了>

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010110990071601.html

人間の心には「みんなと同じでありたい」という帰属欲望と、「みんなとは違う自分でありたい」という「自己実現欲望」の二つの大きな欲望があります。

その二つの欲望を満たすために人は誰も人とつながりたいと思うのですが、いつの時代にもそのつながりを意識的に分断し、自分の好き勝手に生きようと「分断工作」する人間がいるのです。

仲間から分断された明子さんの心の「はーとディスク」の中は、きっと投げつけられた石ころでいっぱいになっていたことでしょう。

心の「はーとディスク」に心温めポイントを貯めれば、湯たんぽのように暖かい心になり、周りのみんなにぽかぽかした熱を放つことができるのです。まるでディズニーのキャストたちのように。

筆者の講演内容から

皆さんも何らかの(お買い上げ金額に応じてポイントが貯まる)マイレージカードやポイントカードをお持ちのことと思います。
パソコンには「ハードディスク」という記憶装置があります。 私は、人間には「はーとディスク」という記憶装置があると考えています。その「はーとディスク」に「しあわせポイント」をインプットするのがディズニーランドのキャストの仕事だと、私はそのように考えています。
笑顔での明るい挨拶なら1ポイント、ゲストとの楽しい会話や困っているゲストへの手助けなら2ポイント、ゲストとキャストやキャラクター達が共に楽しさを共有する(ハロウィンパレ-ドのような)エンターテイメントショーなら5ポイントとか・・
ディズニーランドでゲストは、心の「はーとディスク」にたくさんの「しあわせポイント」を貯めていく、そのお手伝いをするのがディズニーランドのキャストの仕事なのです。


ドリーム党の活動に資金が必要です。いじめとは何かを科学的に分析し、いじめを防ぎ、みんなの心の「はーとディスク」を湯たんぽのようにすることを可能にするいじめ防止講演をお引き受けいたします。

講演 1時間30分 18万円(応談可)

問合せ先
189-0023 東京都東村山市美住町2−2−52
中村 克

名刺や会社概要書など問合せた方が分かるものを同封してください。(妨害を防ぐためです)

posted by M.NAKAMURA at 13:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月27日

ドリーム党とは

ドリーム党は4年前に東京都東村山市に届け出た任意団体です。当時数通の「ドリーム党通信」を発行しています。

今後は、政治問題に限らず、世界平和や環境問題などのコモンアジェンダ(地球的展望に立った協力のための共通課題大辞林)に取り組んでいきたいと考えています。

さて、本日の毎日新聞にディズニー・テーマパークに関する記事が掲載されていました。「ディズニーの夢づくり」という連載コラムですが、時々私と一緒に働いたキャストの名前が出てきます。

本日もそうでした。視覚障がい者のバリア(壁)フリーに取り組み成果をあげたという記事です。紹介された野口浩一さんは、カリブの海賊やビックサンダー・マウンテンなどのアトラクションを歴任した実力派のキャストです。紹介された内容は素晴らしく、誉めたたえられるべき仕事の成果ですが、私には、それ以前に組織としての大きな問題点が見えてしまいます。

■ 設計の段階で施設の不具合は分かるはずである。

■ スーパーバイジングが機能していたのか

毎日新聞は以下のように結んでいます。

ミッキーマウスのスケールモデルを手にした視覚障害者キャスト(従業員)にうれしそうにこう言ったという。ミッキーはえんび服を着ているんですね」

なぜ、ミッキーはそうなのか?みなさんお分かりですか。

ドリーム党は、このように誰もが知りたい、いや、知らねばならない情報を「有料で」発信していきたいと考えます。(収益金はコモンアジェンダの解決に使用します)

■ 池上彰氏が決して発信できない情報とは など

最後に、一年を迎えた映画ディズニークリスマス・キャロルの主人公スクルージの思想は

「この世はすべて自己責任。他人の情けや助けに頼るなんて甘ったれは通用しない。人生は他人を押しのけても前へ上へ進む競争だ。目標は成功、出世、具体的に言うと金だ。途中で立ち止まって弱いもの、負け組に情けなんか掛けていたら、絶対に勝ち組になれんぞ」

この一年、ディズニーの意に反して「守銭奴らー」が増えたように感じるのは私だけでしょうか。
ちなみに、守銭奴を英語にすると・・・スクルージです。「守銭奴らーのリスト」に載らないように気をつけたいものです。
posted by M.NAKAMURA at 14:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月04日

日本が中国に負けるわけがない



マスコミは相変わらず中国問題をクローズアップさせ、ひたすら日本人の不安を煽っています。


私は常々、日本人のブラッシュアップ力(進化させる力)は世界一であると講演等で訴えてきました。その私にとってこのところの中国脅威論は稚拙な議論に思えてなりません。


夏目漱石は、日本の和魂洋才を「猿マネ」と評しましたが、中国は日本人のその「猿マネ」をさらに自国に「コピペ」したようなものであり、現在の繁栄は自力で勝ちえたものではなく決して長続きするものではありません。


日本のアナリストや政治家、企業経営者は中国を知り、中国に勝利する続けるためには、ディズニー・テーマパークを学ぶことなしあり得ないことに全く気付いていません。就職活動をしたり卒業論文を書いたりする学生や、会社にこれからの戦略をプレゼンテーションするビジネスマンは、ぜひ東京ディズニーランドと香港ディズニーランド、そして2014年に開業する?上海ディズニーランドの違いを考えてみてください。日本人の偉大さと、中国経済のマカロニのような弱さ(細くて中身が空洞)が理解できるに違いありません。


以下に、6月に民主党に送った提言を掲載しておきます。


中国の真空リニアは「ばかげている」


日本政府は、中国政府に対し「クレイジーな計画はやめた方がいい」と進言してあげるべきです。


産経新聞の記事

<引用開始>
中国が時速1000キロという世界最速のリニアモーターカー技術を 2020年にも実用化する方向で研究に着手したことが分かった。24日付の上海紙、新聞 晨報が関係者の話として報じたところによると、真空状態のパイプの中を走行することで、 リニアへの空気抵抗をゼロにする技術がカギという。

 政府系研究機関の中国科学院や四川省の西南交通大学の研究者らが、米国からの技術導入 をベースに“真空リニア”開発に水面下で取り組み始めたという。
<引用終了>
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100524/biz1005242107019-n1.htm


「アメリカからの技術」とは、おそらく真空空間を生み出す技術でしょう。真空パックという用語もあるように、真空とは一般的に「空気が抜かれた状態」と理解されています。


このことから中国の真空リニアを予想すると、手塚治虫氏が数十年前に描いた21世紀の「夢の乗り物」が目に浮かんできます。高層ビルの谷間に設置されたパイプの中を自動運転の乗り物が飛行するというマンガを目にした方は多いでしょうが、まさに真空リニア構想はマンガの世界です。


上海万国博覧会でのSMAPのコンサートが安全上の問題で中止されたそうですが、まさに「最低限の安全確保」もできない国が、真空空間の中で人を乗せた「トレイン」を安全運航できる訳がありません。


その理由を説明します。


ディズニー・テーマパークのアトラクション運営においては、エバキュエーションevacuation(避難)という用語が用いられます。


この用語は、ゲストをアトラクションの通常の出口から退出させられない場合、避難路を通り、火災時の非常口などを使用し退出させるというゲスト誘導システムを表す用語です。


ピーターパン空の旅というアトラクションでは、はしごを使用して、ゲストを一人ひとり床面に降ろすという大変な作業も行われています。


なぜ、エバキュエーションが必要なのでしょうか。その理由は簡単です。機械は必ず故障するからです。


中国の真空リニアシステムがどのような構造になっていようが、システムを受け入れる文明国は、故障時に安全に避難することが可能なシステムを必ず要求します。


私は、真空状態の中でエバキュエーションを指揮した経験がなくよく分かりませんが、乗客も避難誘導スタッフもダイバーのように酸素ボンベを装着して避難するのでしょうか。それとも、パイプの中に短時間で空気が供給されるのでしょうか。


どちらにしても、現実味がありません。安全運航に携わったプロの目から見ると、「飛んでいる飛行機から乗客を脱出させるようなものである」としか言いようがありません。


もう一つ、空気抵抗がない状態で「トレイン」をどのようにして安全に停車させるのでしょうか。パラシュートは役に立ちません。当然リニアですから「電磁石」のプラスとマイナスの配置を変えれば推進機がブレーキに変わりますが、時速590キロの日本のリニア新幹線でも停止距離は5キロメートルです。


数千キロメートルから数万キロメートルのパイプ内すべてに、安全に停止させるシステムを構築しなくてはなりませんが、果たして研究者はどのように考えているのでしょうか。


鉄道に関しては、色々な国の人が乗車するにもかかわらず、国際的取り決めはありません。中国が、安全性を無視してもこの「ばかげた」構想を推し進め、仮に完成したとしても、文明人は決して乗車してはいけない、私はそう警鐘を鳴らしておきます。
<転載終了>

※この記事の内容の一部または全部を転載、頒布または複製することは、その手段または形態に関係なく著作憲法上一切禁じられています

posted by M.NAKAMURA at 14:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月25日

プロローグA

元駐レバノン特命大使の天木直人氏のブログ記事より

<引用開始(中略省略)>
トム・ハンクスの作った映画「ザ・パシフィック(太平洋)」の功罪

 
4月2日の産経新聞一面に古森義久編集特別委員の「あめりか ノート」という論説がある。
その中で興味ある情報を見つけたので読者に提供したい。


トム・ハンクスが最近「ザ・パシフィック(太平洋)」という映画を製作したという。あの著名なスティーブン・スピルバーグ監督も共同制作者となっているという。
数冊の米軍将兵の回顧録をもとに、3人の海兵隊が主人公の映画であるらしい。


内容は米国側の視点で描いた太平洋戦争に関するドキュメンタリー・フィクションである。推測はできるがやはり見てみるしかない。

 
ハンクス自身もインタビューの中で「われわれは日本人を異端の神を信じる黄色の、目のつりあがったイヌたちだとみなした」と言ったらしい。
そうなると今度は日本人の観客も反発するだろう。

<引用終了>
http://www.amakiblog.com/archives/2010/04/02/#001604
※ 内容を正確に把握していただくために全文をお読みくださいますようお願い致します。


オバマ大統領は、就任演説でこのように語っています。
「我々は、キリスト教徒やイスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、それに神を信じない人による国家だ。」

仏教徒は神を信じない、つまり創造主を信じない人々としているのです。


大統領選の勝利宣言ではこのように演説しています。
「 この国の湾に爆弾が落下し、独裁が世界を支配しようとしたとき、時の国民が立ち上がり、偉業を達成し、そして民主主義を救うのをクーパーさんは見ていました。Yes we can。私たちにはできるのです」。


寺島実郎氏は、地下鉄サリン事件後に、滞在先のアメリカでこのように聞かれたと記しています。

「あなたも仏教徒か」
寺島氏が「まあ、そうだ」と答えると、
「オウムも仏教徒だろう。仏教って不気味だね。日本人も仏教徒が多いから、何をするか分からないよな」


寺島氏は憤慨して反論したそうですが、このアメリカ人の日本人観が現実なのです。


「心の旅」8月号より

<引用開始>
日曜日、私は市内のある教会の礼拝で説教を担当しました。その中で私は、かつてシンガポールに滞在したときに中国人教会で経験したことを話しました。


それは戦後10年あまりたったときのことでした。その中国人教会での礼拝が終わった後で昼食会に招かれ、牧師から一人の女性を紹介されました。彼女の夫は戦争中に教会の役員でした。ある時教会に日本人がやって来たので応対したところ、突然ピストルで撃たれて死んでしまったのだそうです。それ以来彼女は日本人に対する激しい怒りを抱き続けました。


しかし、クリスチャンであった彼女は心を鎮めるために聖書をむさぼるように読みました。そして、あらためて深く、イエス・キリストが十字架で死んだのは、神が人間の罪を赦すためであったこと、すなわち和解のための犠牲であることを学んだのです。自分もまた神から赦された存在であることを知った彼女は、今度は日本人を赦すことができるようになったのです。


その後彼女は夫の代わりに教会の役員を引き受け、また神から与えられた和解の恵みに応えるために、シンガポールにやってくる日本人の世話を始めたということです。この話を聞いたとき、私は日本人としての戦争責任を強く感じるとともに、人間はまず自分が赦されて、初めて他を赦すことができるのだと強く感じました。以上が私がクアラルンプールの教会で話したことですが、戦後60年たってもアジアの人々の日本人に対する視線が厳しいことを思うと、今も和解の務めが必要であることをあらためて強く感じるのです。
<引用終了>

中国との関係が悪化しています。私たち地球市民は、国籍や政治信条、宗教観などの違いを超え、共にコモンアジェンダ(地球的展望に立った協力のための共通課題 大辞林)を解決して行かなくてはならないと考えます。

これから、来年春の統一地方選まで、このブログで地球市民が元気になる情報を提供したり、賛同を呼びかけたりしていきたいと考えます。(ブログは移動する可能性もあります)
posted by M.NAKAMURA at 15:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

プロローグ@

山田正彦前農林水産大臣のブログ記事から


<引用開始>
「ご主人が亡くなって、奥様が一人で暮らしていました。足が悪くなって山
の上から、階段を上り下りできなくなったのです。それまでは郵便局員さん
が配達のときに、わずかな年金でしたが届けてくれました。

ところが郵政民営化で3事業が分割化され、郵便の配達など郵便事業に携わ
っている人は貯金などお金を扱えなくなって年金を届けることができなくな
りました。
そのうちに一人暮らしのおばあちゃんはお金がなくなって、電気を止められ、
水道も止められて水も飲めなくなり、ひっそりと亡くなっていました・・・」

最後、どんな気持ちだったろうか。
<引用終了>

http://www.yamabiko2000.com/modules/wordpress/index.php?p=172


自分が愛されていないと感じるがゆえに、自分も人を愛せない ジム・キャリー


この世で最大の不幸は戦争や貧困などではない。むしろそれによって見放され、“自分は誰からも必要とされていない”と感じる事。マザー・テレサ


神の律法「原則」を破ることはできない。それを破ろうとすると自分自身が破れるだけだ。セシル・B・デミル


「この世はすべて自己責任。他人の情けや助けに頼るなんて甘ったれは通用しない。人生は他人を押しのけても前へ上へ進む競争だ。目標は成功、出世、具体的に言うと金だ。途中で立ち止まって弱いもの、負け組に情けなんか掛けていたら、絶対に勝ち組になれんぞ」
ディズニークリスマス・キャロルより


この半年間いろいろなことが起こりました。特に、消えた高齢者問題や幼児置き去り餓死殺人事件、村岡元局長の冤罪未遂事件には、多くの国民が震撼したことでしょう。


水道、電気が止められ孤独死した出来事など、このような出来事や現象は、すべて思想から生み出されます。そして、出来事や現象から原因を探るのが知性の力ですが、私には政治家や官僚の「世の中で起きている現象から根っこにある思想を探る知性の力」が落ちていると思えてなりません。


「苦しみは人間の偉大な教師である」と言われますが、この一年半、私が学んだことを提供することで社会が少しでも良くなれば幸いに思います。


最後に芥川龍之介が鳴らした警鐘を記しておきます。

輿論は常に私刑であり、私刑は又常に娯楽である。たとひピストルを用ふる代わりに新聞の記事を用ひたとしても

posted by M.NAKAMURA at 14:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月15日

再出発します

用意が整い次第、再オープン致します。

中村克
posted by M.NAKAMURA at 16:02 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする