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名前 ハコフグ
分類1 動物 分類2 魚
分類3 ハコフグ科
大分県で見られる場所
県下一円
おおまかな大きさ 体長10〜20Cm
居そうな環境 岩場
居そうな時期 年中
撮影場所 間越
撮影時期 2000.9
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エピソード :動きも姿も可愛いのだけど、臆病で逃げ回って中々撮らせてくれない。皮膚に毒があるらしいけど、皮を焼いて食べると美味しい。海岸で死んで風化したハコフグの死骸を見ることがあるが、白い殻だけになって面白いオブジェのようである。
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撮影者 釘宮 均
撮影方法 デジタルカメラ
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「ハコフグ」フグ目ハコフグ科
[分布]
岩手県〜九州南部・台湾(琉球列島からの記録はないそうです)
[体長] 最大30cm位
[特徴] 正面から見ると四角い形をしています。腹ビレはなく、各ヒレには棘がない。
成熟した雄は背中が鮮やかな青になる。幼魚は全体が黄褐色で水色の斑点がある。
[生息環境]沿岸の浅い岩礁域。群れはつくらず単独で行動する。
小型甲殻類やゴカイ類、貝などの無脊椎動物を食べる。
くるりとした丸い目とがったように突き出たおちょぼ口で、海の中では、小さな凹みや岩陰で
尾ビレをキュッと曲げて胸ビレだけを、小刻みに動かしていて、とっても愛嬌のある魚です。
動きは極めて鈍く、素手でもいとも簡単に捕まえることができる。
危険を感じると堅い皮膚から粘液毒を出して身を守ろうとします。
例えば、小さな水槽で他の魚と一緒に飼育していると、他の魚は死んでしまい最後には自分も
その毒で死んでしまうというらしい。
毒があるのは皮膚だけで、その身や内臓はまったく無毒なので食べる事が出来る、しかも大変美味しいらしい。
調理法は簡単です。表面を水で流しながらたわしで丁寧にこすって洗います。
腹を上に向けて網にのせ、火で四方をこげるくらいになるまでよく焼きます。
腹の中の肝に火が通り、油がにじみ出て煙があがってくれば焼き上がりです。
堅い皮をはがして腹の中に醤油かミソと小ネギの刻んだものを入れ、
肝とまぜるようにして、身をこさぎとって食べます。
海岸を散歩していると、死んで風化したハコフグの死骸を見ることがある。
白い五角形の骨板がたくさん集まってできている身体であることが判る。
砂浜に転がっている死骸は面白いオブジェのようである。
ここで見れます。↓
http://www.diving-school.com/hakofugu.htm
他のHPにも写真がありました。
http://www.geocities.com/Tokyo/Dojo/1100/hakofugu.html
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