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2010年11月12日(金) 19:15 |
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アジアから新薬開発目指し協定締結
感染症などの新たな治療薬の開発を目指し、岡山大学とインドネシアの大学が共同研究に関する協定書を締結しました。
岡山大学と協定を結んだのは、インドネシアのハサヌディン大学です。 岡山大学では、アジアの大学と感染症治療薬開発などを共同で行う「国際共同創薬基盤センター」を今年7月に設置しています。 医薬品開発には、主に途上国にある微生物や動植物といった生物資源が利用されますが、先月名古屋で開かれたCOP10では、生物資源を提供した国に医薬品開発で得られた利益を配分するなどとした「名古屋議定書」が採択されました。 岡山大学とハサヌディン大学の協定では、医薬品開発にインドネシアの豊富な海洋資源を利用します。 また岡山大学に研究者を招き共同で研究することで、人材の育成を目指しています 岡山大学では、今後タイなどの大学とも協定を締結する予定で、アジアからの新たな医薬品の開発を目指します。
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