地下鉄に20代女性を一晩閉じ込め 夜中4時過ぎに目覚ます

2010.11.08

 大阪市交通局は7日、市営地下鉄谷町線八尾南駅(大阪府八尾市)で7日未明、同駅止まりの最終電車内に20代の女性が約4時間半閉じ込められたと発表した。男性運転士(37)が車内の確認を怠ったのが原因。女性に体調不良などはないという。★鉄道特集

 交通局によると、最終電車は7日午前0時15分ごろ八尾南駅に到着。女性は5両目の最後部の座席で眠り込んでいた。運転士と車掌、駅員が手分けして各車両を点検。5両目は車掌が6両目との連結口付近から見渡したが、女性の位置は死角で気付かなかった。

 内規では運転士が最後に全車内を歩いて確認することが義務付けられているが、この運転士は確認をせずに降車。電車は始発電車として運行するためホームに留め置かれた。

 女性は午前4時すぎに目を覚まし、4時40分ごろ始発電車の運転士が発見した。★鉄道特集

 

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