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尖閣映像流出:「過熱報道控えて」聴取の保安官コメント

雨の降る中、第5管区海上保安本部が入る合同庁舎前に集まる報道陣ら=2010年11月12日、貝塚太一撮影
雨の降る中、第5管区海上保安本部が入る合同庁舎前に集まる報道陣ら=2010年11月12日、貝塚太一撮影

 警視庁の事情聴取を受けている神戸海上保安部の海上保安官(43)は13日未明、第5管区海上保安本部を通じ、「世間をお騒がせしたこと、多くの人々に多大なるご迷惑をおかけしたことを一番最初に心からおわび申し上げます」とのコメントを出した。その中で「過熱した報道を少しは控えてください」と、マスコミにも要望した。

 保安官がビデオ映像の流出を告白して以降、コメントを出すのは初めて。また、同本部は保安官が自分の意志で、13、14日も同本部にとどまる意向であることを明らかにした。また保安官は、11日から2回面会した弁護士を解任した。

 5管は13日未明、報道陣に対し、保安官直筆の文書を読み上げた。内容は以下の通り。

 このたび世間をお騒がせしたこと、及び、多くの人々に多大なるご迷惑をおかけしたことを一番最初に心からおわび申し上げます。本日私がここに宿泊致しますのは、あなたたちマスコミのおかげです。私がこの建物を出たならばさらに多大なる迷惑を多くの人々にかけてしまうからです。本日、私がここに泊まるのは私の意志に基づくものであります。過熱した報道を少しは控えてください。

毎日新聞 2010年11月13日 1時02分(最終更新 11月13日 1時41分)

 
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