2010年11月12日 21時41分 更新:11月13日 1時43分
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡るビデオ映像が流出した事件で、広島県呉市の海上保安大学校に12日、警視庁の捜査員2人が任意で立ち入った。パソコンを調べたり、データの管理状況を聞き取ったとみられる。
映像は第11管区海上保安本部(那覇市)から東京の海上保安庁を経て、教材に用いるため大学校にも提供された。大学校のコンピューターに保管中の映像が第5管区海上保安本部(神戸市)など二つの管区でも閲覧可能だったとされる。
同校は「捜査のことなので、何もコメントできない」と話した。【矢追健介】