消費者庁と経済産業省は12日、中国・ハイアール社製の電気洗濯機で、火災扱いの6件を含む発煙事故8件が発生したと発表した。輸入したハイアールジャパンセールス(大阪市)は同種事故が発生する恐れのある18機種計約33万台をリコール(無償点検)する。対象は同社と三洋ハイアール(既に解散)が輸入し02年4月~08年8月に販売された製品。
消費者庁によると、火災扱いの6件は09年4月~10年8月に発生。けが人はないが、うち3件はコンデンサーの製造不良が原因と考えられるという。
問い合わせはハイアールジャパンセールスのフリーダイヤル(0120・865・123)。
毎日新聞 2010年11月12日 20時20分