2010-11-11
ナンパ師が日常的に使っている説得術
誰かを説得する際に役に立つ10のコツです。海外の女性向けサイトShineに掲載されていた記事ですが、男性にも役に立つ普遍的な内容になってます。巧妙な説得に負けないための対策にもなります。自分が誰かを説得するのに成功した経験、逆にまんまと説得されてしまった経験を思い出しながら読んでみると心に刺さるものがあると思います。
説得の達人になるための10の極意
これは秀逸だなー。10の極意ほとんど全部腑に落ちた。説得って理詰めで相手を納得させるようなイメージが強いけど実は全くそうではないんですよね。相手の心理にいかに訴えかけるか、そこがポイントです。
実はナンパにおいても「説得」っていうのはかなり重要な役割を果たしますよ。
1.相手のためになることに着手する
既に相手のために何かを始めている場合、相手にそれを完成させるよう説得するのは比較的簡単です。食器を洗うとき、まず自ら箸・フォーク類を洗った上で、相手に続きを頼んでみましょう。
説得の達人になるための10の極意
すでになんらかのセッティングを労力をかけておこなってしまえば、女の子はこちら側の申し出を断りにくくなる。レストランを予約しちゃうとデートをキャンセルしにくくなるように。そのセッティングが女の子のためになされたことが強調できれば、女の子はなお断りにくいと思う。
2.魔法の言葉「想像してみて」と言ってみる
「夜遅くまでかかるのはわかる。でも、もしも帰宅するまでにこの仕事を終わらせられたら、どれほど気分が楽になるか想像してみて」
やった場合の喜び、やらなかった場合の痛みをありありと相手の心に描くことがポイント。
説得の達人になるための10の極意
これ一番大事。もう、絶対絶対絶対に大事。けどすっごい難しい。女の子を説得できるかどうかってこの一点にかかってるっていっても過言じゃない。女の子の思考を日常の枠から飛び出させること。非日常の世界には(俺と一緒にいたら)こんなにもすばらしいことがおこるんだよってことを女の子に認識させたら勝ち。あえて言葉で「想像してみて」って言う必要は必ずしもない。あなたがどんな人間であっても、あなたの容姿や態度や話しぶりは他人の想像力を喚起する力を少なからず持ってるし、あとはそれを強調していければいいと思う。
例えばの話だけど、あなたの身の回りにおこった何気ない話をなるべく大袈裟にストーリー仕立てで話す習慣を日常的に身につけておくと、トークに関して女の子の想像力を喚起させる良い訓練になるかもしれない。相手があなたに身近な人であれば想像力は働かせやすいし、全然知らない人であれば語りにより工夫する必要がある。そのストーリーに没入させるため起承転結がはっきりして、かつ秀逸なオチがあればなおのこといい。自分の感情を込めてイキイキと楽しそうに相手に伝えているかどうかも重要だ。俺は誰に対してでも、その日のうちに自分におこったちょっとした出来事を一分くらいで事件風に楽しく話すことができるし、慣れてしまえば自分に起こっていない出来事すらもまるで起こったかのように話すことができるようになる。
4.先に与える
人は心理的に好意に報いるようにできています。投資だと思って最初に親切な行いをしましょう。相手はあなたのために何かしなければいけない気持ちになります。
説得の達人になるための10の極意
基本中の基本だな。先に与えることを惜しむと得られるものも少なくなって、結局非効率なナンパをしてしまうことになる。
5.最初に必要以上のお願いをする
人は誰かの頼みを断るとき罪悪感を感じるものです。相手にとって、二番目の依頼に応じるのが支障ない場合は、あっけなく受け入れてくれるかもしれません。相手はホッとし、あなたの望みも叶います。子供が得意なやり方です。
「遊園地行こう?ダメ?じゃプールは?」
説得の達人になるための10の極意
ナンパで最初に声かけするときには「すみません、今から俺とグアムに行きませんか?」って聞いて、女の子に断らせて罪悪感を与えてから、「無理ッスか…、じゃあ、そこのサイゼリヤでいいです。」って言うとOKが出やすいって昔のホットドッグプレスっていう雑誌に書いてました。試してみたら?
8.多数派意見に頼る
説得の際に、相手に似た人々が何をしているのか証拠を挙げてみましょう。人は決断するのに、安心感を得るためにいろいろ調べ回るものです。
説得の達人になるための10の極意
多数派意見に頼るというか、自分たちは少数派ではないんだよということを女の子に認識させる。ナンパされてその日のうちにセックスしてしまうことだって世の中にはたくさんおこってるし、何もまちがったことじゃないんだよという風に女の子を安心させてあげるのはすごく重要なことだと思う。
9.ポジティブなレッテルを貼る
「あなたは素晴らしい仕事をしてくれました。次も期待しています。」
もしも、あるやり方で行動したことがあって、さらにそのやり方が注目され認められた経験があるなら、同じように振舞うよう説得されやすいです。
説得の達人になるための10の極意
これもかなり重要だな。女の子を適切に、時には過剰に評価してあげると、その期待を裏切ることに抵抗を感じるような女の子は少なからずいる。「〇〇ちゃんなら解ってくれると思う」とか「〇〇はああいう奴らとは違う」とかそういう常套句はかなり使える。まあ邪道ではあるけど。
こうやって見てみると理詰めの説得なんて全くないですよね。相手にメリットとデメリットをこんこんと説明してそれでメリットがデメリットを上回ることを説明する手法とかほぼ確実に使えない。なぜなら説得って基本的には相手が嫌がってたり抵抗を示したりしてることをさせるわけだから。理詰めでいくと確実に負ける。まずは相手にすごい窮屈な思いをさせといて、ちょっとした逃げ道を用意してあげる。これが「説得」の基本的な構造のひとつかな。 「どうしても耐えられないこと」から「なんとか耐えうること」へ。そういう心理状態を遷移することで、「なんとか耐えうること」を相手にさせることがはじめて可能になる。
そして「説得」のもうひとつの構造は上の2にも書いたとおり純粋に素晴らしいことを想像させること。ワクワク感やドキドキ感。ある事柄にまつわるマイナスのイメージを持たせることなく、プラスのイメージだけを想起させること。人間の想像力って基本的にはすごく貧困だけど、潜在的には無限の可能性を持ってるのは間違いないから、これはトークの技術次第でいくらでも可能になるって俺は信じてる。もちろん奥は果てしなく深い。
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