鹿児島のＪＡ、３８歳女性職員が１６００万着服「パチンコや競艇に…」

　鹿児島市のＪＡグリーン鹿児島の女性職員（３８）が、顧客が支払った商品代金など約１６００万円を着服していたことが１２日、同ＪＡへの取材で分かった。同ＪＡは１０月１３日付で職員を懲戒解雇。全額弁済されており、刑事告訴はしない方針。

　同ＪＡによると、元職員は谷山支店（鹿児島市）に勤務していた平成１９年９月〜２２年３月、顧客３４人が支払った現金計約１６００万円を入金せず、着服した。

　今年６月、未収金の残高が不自然に増えていることが見つかり、不正が発覚。元職員は「パチンコや競艇などのギャンブルに使った」と話しているという。