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2010年11月11日(木) 19:15 |
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歳暮商戦、差別化で競争激化
今年も残すところ1ヶ月半余り。 岡山市内のデパートでは歳暮商戦が本格化しようとしています。 不景気による売り上げ低下も懸念される中、商品の差別化による客の取り込み合戦が始まっています。
11日から歳暮商戦をスタートさせた天満屋岡山店です。 定番のハムやビールの詰め合わせをはじめ、今年も例年同様、約2700点の商品を取り揃えています。 不景気ですが、平均購買単価は例年並みの4300円ほどと見込んでいます。 「高くてもいい物を」 こうした客の思いを反映し、天満屋岡山店が今年力を入れるのが、瀬戸内海の海の幸などふるさとの味を紹介するご当地グルメです。 独自に商品も開発して、前年より品揃えも増やしました。 家族の人数にあわせた少量サイズや食べきりサイズの商品に加え、ワインとハムの組み合わせギフトなど、贈る人への心遣いが感じられる商品も人気です。 一方、すでに商戦を始めている岡山高島屋は、少しでも客の単価を上げようと、400g1万円のマグロや、5キロ8000円の米など、値は張るものの製法にこだわったものを取り入れて対抗しています。 商品数も昨年より300点増やした1300点を用意して商戦に臨んでいます。 11日から始まった天満屋岡山店の商戦開始で本格化したデパートの歳暮商戦。 不景気の中、売り上げアップに繋げることが出来るのか、注目の商戦のピークは両デパートとも今月下旬とみています。
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