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現場の対応学びたい 三重・松阪市長が西都市長表敬
(2010年11月10日付)
本県から出荷された子牛が同市のブランド「松阪牛」の素牛になっていることが縁で実現。山中市長は「混乱する現場でのノウハウを学び、今後も同じブランドを持つ産地として連携していきたい」と語った。
松阪市によると、本県の子牛は「松阪牛」の素牛として44%を占めている。山中市長は、口蹄疫で現地の対策本部長として指揮を執った橋田市長に対し、(1)国、県、市の役割(2)市独自で行った対策(3)今後の対応―などを質問。
橋田市長は「国はまず被害の補償を予算化し、農家に安心を与える必要があった。埋却地の確保やワクチン接種の同意を取る際は現場(市)の意識が国・県とマッチしないことが多かった」と述べ、混乱した状況を説明した。
山中市長は、口蹄疫の感染拡大を受け、松阪市でも防疫対策に乗り出したことを紹介。県や国の意識について、「なかなか緊張感を持ってもらえなかった」と振り返った。
山中市長は同日、県庁も訪れ、松阪牛協会など3団体の代表として、義援金計235万4455円を東国原知事に手渡した。
【写真】口蹄疫の被害状況を学ぼうと西都市の橋田市長を表敬訪問した松阪市の山中市長(右)=9日午前、西都市役所