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海上保安官、直筆メモ残す 衝突映像流出

日本テレビ系(NNN) 11月11日(木)12時47分配信

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出問題で、流出への関与を申し出た神戸海上保安部所属の海上保安官(43)が、10日に任意同行を求められる前に直筆のメモを残していたことがわかった。

 A4サイズの用紙の表と裏に書かれたメモには、映像の投稿が誰かの名誉を害することにならないか、尖閣事件の捜査の妨げにならないかなど、自分の行為を自問自答するような記述がある。また、国の尖閣諸島への管理の現状に疑問を述べているほか、今回の映像流出が犯罪行為であるならば、映像が機密であるという証明が必要ではないかと記している。

 これまでのNNNの取材に対し、この海上保安官は、映像は「国民が知るべきもの」と話していて、「海上保安庁の中でも機密という扱いではなかった」と主張している。

 一方、警視庁は10日に引き続き、11日午前10時ごろから事情聴取を再開している。ポイントは、映像の流出が国家公務員法の守秘義務に違反するかという点にあるが、メモの内容からこの海上保安官が今後の捜査の焦点を認識していたことがうかがえる。

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最終更新:11月11日(木)12時47分

日テレNEWS24

 

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