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初公判で“暴露” 三重県知事の長男シャブSEX三昧だった

【政治・経済】

2010年10月29日 掲載

携帯サイトで女を探し小笠原からわざわざ遠征

 現職知事の息子のトンデモ行状が“暴露”された。執行猶予中に再び覚醒剤に手を染めた野呂岳央被告(36)。父は現職の三重県知事、祖父は元厚生大臣と典型的なサラブレッドだ。28日名古屋地裁で初公判があり、“シャブSEX”の実態が明らかになったのである。
 野呂は08年12月に覚醒剤と大麻使用の罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた。直後、薬物から縁を切りたいと遠く離れた小笠原村母島に移ったが、シャバの空気が合わなかったのか、わずか3カ月で知人の密売人から覚醒剤を郵送で購入していた。
「自分で使うだけでは満足しなかったのか、野呂は携帯電話のウェブサイトで複数のシャブ中女性と親しくなり、船で28時間かけて東京に遠征しては、セックスを繰り返していました。警察などの調べには『18歳から覚醒剤を使用した。セックスの快感から逃げられなかった』と話しています」(司法担当記者)
 今年4月に三重県に戻ってからも知事公舎や新幹線の車内、コンビニのトイレなどで粉末を鼻に塗って使っていたという。
「執行猶予中に再び覚醒剤に手を染めたことで今度は実刑です。依存度も高く、懲役3~5年となるでしょう」(薬物事件に詳しい弁護士)
 このバカ息子の父・昭彦知事は県薬物乱用防止対策推進本部のトップを務めていて、年頭の県警視閲式では「犯罪のない社会に向け奮起してほしい」と激励していたから皮肉なものだ。逮捕直後「すぐそばにいながら気づかなかった。子供のために何が出来るか考えたい」と涙ながらに話していたが、今後、弁護側の情状証人として法廷に立つことはないという。
「薬物裁判の場合、被告の両親らが『必ず更生させる。二度と薬物はやらせない』と証言することもあります。今回それをしないということは、完全に見放したのでしょう」(前出の弁護士)
 まさにバカにつける薬はないということか。
~2010年10月29日以前の記事~