2008年7月24日10:34 2795gでこの世に生まれた男の子、名前は「健悟(けんご)」と名付けました。健悟の成長過程を通して、ホメオパシーのケア、自然のケア、子育ての実際をお伝えしていければと思います。

脂漏性湿疹が予想以上に出て、ある意味では良いケースとしてご紹介できるようになりました。ピークの時の画像は今でも家族は見たがらないほどの状態ですが、世の中にはこれ以上の状態のお子さんもいますし(そういうお子さんの相談を受けるのが私の仕事でもあります)、少しでも皆さんのご理解、ご参考になればと思います。

まずは、昨年7月から約1年間の健悟の(顔の皮膚の)状態からご紹介します。

2008年7月24日 生まれた当日です。
お母さんの横ですやすや眠っています。
2008年8月6日頃です。
目を空けてじっとどこかを見つめています。
2008年9月の始め頃です。
笑うような表情が出てきました。
同じく2008年9月の始めです。
お休み中です。
この頃から少しずつ湿疹のような
ものが側頭部から額にかけて
出始めてきました。
2008年10月頭ごろです。
ご機嫌です。
顔にも湿疹が広がり始めました。
この頃、生まれた病院に3ヶ月健診
に行きました。発育は問題なし。
頭と顔に湿疹が出始めていたので、
看護師さんが「皮膚科で見てもらう?」
とおっしゃいましたが、丁重にお断り
しました。
また、予防接種についても「是非受ける
ように」との指導がありましたが、これも
保留事項として帰ってきました。
(もちろん、
受ける予定はありません。)
2008年10月中ごろです。
顔にも湿疹が目立つようになって
きました。
2008年11月頭頃です。
顔中に湿疹です。痒くて頻繁に掻く
ようになってきました。
この頃から夜寝ている間も痒くて起きて
しまうようになり、お母さんは一晩中顔を
拭いたり、抱っこしたりが始まりました。
2008年11月中旬です。
当時は、いつの間にか湿疹沢山出ちゃった
ね〜という感じでした。カユカユで掻き壊し
が始まります。
2008年12月。
掻き壊しで出血。
下着が染まってしまいました。
同じく2008年12月。
ベビー服も染まってしまいました。
同じく2008年12月。
それでもまだこの頃は、「ちょっと湿疹が
ひどいね」という位くらいでした。
同じく2008年12月。
普通は、この位で「病院で治療しなきゃ」と
思うと思います。
よく「病院行ってる?」「薬塗ってる?」などと
言われるようになってきました。
2009年1月3日。
家族で箱根に1泊しました。
箱根の旅館にて。
2009年1月終わり頃です。
おでこがカユカユです。
同じく2009年1月終わり頃です。
ほっぺもカユカユです。

この頃6ヶ月健診で罹り付けの小児科で診て
もらったところ、「脂漏性湿疹と乾燥性湿疹が
同時に出ている」という診断でした。
小児科の先生も「今は痒いけど自然に治るよ」
との診たてでしたし、私達夫婦もそう考えていました
から、必要以上に心配することなく、根気良く
自然のケアを続けました。
2009年2月上旬です。
元気はありますが、とにかく痒い!
すぐ手が顔や頭にいきます。

2009年3月上旬頃です。
今思うと、この頃から4月一杯がピーク
でした。掻き壊しに掻き壊しが重なって、
肌は常にジュクジュク、体液と血液の入り
混じった匂いがしています。
同じく2009年3月中旬頃。
どうしても掻いてしまいますから、出血も
頻繁です。
抱っこしていると、痒くて顔をこすり付けて
きますから、こちらの服まで体液と血液が
染み付いてきます。
同じく2009年3月中旬頃。
書き壊しては傷になり、瘡蓋になり、
それをはがしては出血しを繰り返し
ます。額も頬もボロボロです。

どこに行っても「うわ!どうしたの」「かわいそう」
「ああ、アトピーだよね、あの子」などと言われました。

ごくたまにですが、中には「うちの子もこんな感じ
だったけどちゃんと治ったから、大丈夫よ」と言って
くれるお母さんもいらっしゃいましたね。
2009年3月下旬。
顔ばかりではありません。
手首・足首なども痒いです。こちらは
カサカサ乾燥性の痒さです。。
上の画像の手アップ@。
手そのものも浮腫んでいます。
上の画像の手アップA。
手首付近も掻いて赤くなっているのが
わかります。

この写真では分かりませんが、親指の関節
部分がしわに沿って何度もパックリ割れ、
とても痛々しかったです。
2009年4月頭。
実は、やむを得ない事情があり、ハワイへ行った
際の一枚。
行きの飛行機内は、乾燥で痒かったせいか、
ほとんど眠れず、奥さんと私とで代わる代わる
踊り場でずっと抱っこしてました。
(ホノルル空港では皮膚の感染症を疑われて
入国に時間がかかりました。)
2009年4月頭。
同じくハワイにて。ベッドのシーツが
血で染まってしまいました。
2009年4月頭。
同じくハワイにて。
でも、顔はボロボロなのですが、日本に
いるときよりも痒みでむずがることは少な
かったように感じました。
2009年4月頭。
ハワイからの帰りに機内にて。
行きはほとんど眠れませんでしたが、
帰りはむずがることもほとんどなく
帰って来れました。でも、顔はボロボロ
です。
2009年4月中旬です。
今から思うと、最高潮に湿疹が出て
痒かった頃だと思います。
同じく2009年4月中旬です。
2月頃からそうでしたが、皮膚が突っ張って
目とか輪郭とかが変形してしまってます。
2009年5月16日です。
遠目の写真なのでわかりにくのですが、
GW頃から、気候の変化も手伝ってか急速に
改善し始めました。
2009年5月19日です。
1ヶ月前からは想像できないほどキレイに
なってきています。痒みもグッと減ってきました。
痒みで眠れないという日が大分減りました。
2009年5月末頃です。
まだ赤みはありますが、かなり改善して
います。この頃には痒みで寝られないと
いうことはなくなっています。
2009年6月中旬です。
泣いたり、眠くなったりすると赤みが
出て痒くなりますが、普段はほとんど
気にならなくなりました。

痒みがなくなってくると、にわかに周りの
ものに興味を示すようになり、どんどん一人
遊びできるようになってきます。
2009年6月下旬です。
泣くと痒いですが、以前とは全然違います。
2009年6月末頃です。
スヤスヤ眠っていると、もう全くと言って良い
ほど気になりません。もちろん、痒みで起きる
こともありませんから、ぐっすり眠れます。


ママ友から、「健悟君て、こういう顔してたんだ」
と言われました。そのくらい良くなったわけで、
また以前が凄かったわけです。
同じく2009年6月末頃です。
顔のアップ。
同じく2009年6月末頃です。
額のアップ。
2009年7月4日です。
ちょっと赤みがある時がありますが、もう誰に会っても
何も言われません。
2009年7月13日です。
すっきりキレイです。
2009年7月23日です。
すやすや眠っている顔を見ると、この1年のことが
走馬灯のように頭を過ぎります。同時に、「本当によく
頑張ったな。よく頑張った。」と褒めてやりたいし、
愛おしくなります。もちろん、メインで健悟をケアした
奥さんも本当に良く頑張ってくれました。
お姉ちゃん達も良く協力してくれました。
同じく2009年7月23日です。
2009年7月24日です。
健悟1歳の誕生日を無事に迎えられました。
まだまだ成長過程で、これからもいろいろな
ハードルを乗り越えなくてはならないと思い
ますが、まずその一つのハードルを見事に
クリアしてくれたと思います。

強く逞しく成長するには、そのために必要な
成長の仕方があると思います。それには人それ
ぞれ個人差があると思いますし、、100%という
ことはないかと思いますが、でも、避けては通れ
ないハードルや、乗り越えなければならないハー
ドルは誰にでもあると思います。

それを自分の力で乗り越えられるように、ケアや
サポートをしたいと思います。

<ホメオパシー的考察>
 このケースは、乳幼児によくある脂漏性湿疹が強く出たことで、どうしても掻き壊してしまい、湿疹と傷とで相乗効果的に悪化したケースです。結果的に治癒したケースですが、ポイントとして、ホームドクター(小児科)が「これは脂漏性湿疹で、ちょっと強く出てかわいそうだが、自然に治るよ」と診断してくれたこと、私達両親も、もともと自然治癒することをみじんも疑っていなかったことが挙げられます。それ故、慌てることなく冷静さを失わずにケアできたわけです。(しかし、当然心を痛めながらのケアですけれど。)

 ホームドクターの話では、脂漏性湿疹は、@お腹の中にいた時にお母さんから受け継いだホルモン、A母乳から摂取されるホルモン、B赤ちゃん自身が分泌するホルモンで、ホルモン過剰になることで起きるとのこと。@とAは時間の問題で無くなるし、Bも生後しばらくすると落ち着くので、それによって自然治癒するから心配ないということでした。 しかし、健悟は、お母さんが妊娠中に強いストレスを抱えていたことや、それ故、かなり自由な食生活(甘いものなど)だったことなどが背景にあり、ホルモンの問題だけとは言えない部分もあった可能性も考えられました。
 
今回改めて考えさせられたことは、多くの皮膚疾患は、それが最初に出たときに、簡単にアトピー性皮膚炎などの診断を受けて安直に薬を使ってしまうことが多いと思います。しかし、両親・周囲が冷静さを保ち、何が起こっているかのかを理解し、目先の治療に走しることなく、もっと我慢して待つことが出来れば、時間の問題で自然に治癒する可能性がかなり高いのではないかということです。健悟の場合も、12月〜2月頃に皮膚科に行っていれば、まず100%アトピー性皮膚炎などと診断され、ステロイドが処方されたと思われます。

 つまり、本当はアトピーでもなんでもない湿疹がアトピーと診断され、必要もない薬が多量に使われることによって、本当にアトピー性皮膚炎(慢性的な難治性の高い皮膚炎)になっている可能性があるのではないかと考えられる部分があります。そもそもアトピー性皮膚炎というものがかなりあやふやであり、診断もお医者さんによってまちまちなことが多く、そして一番の問題は、炎症を起こしている原因・意味・理由を解決する手だてはなく、炎症を止めることしか出来ていないことです。炎症を止めることが治療であり、炎症が治まったら治ったという判断になるわけです。しかし、その炎症は薬を止めるとまた再発したり、かなり時間が経ってから再発することも希ではありません。ということは、表面の炎症が治まったからと言って治ったと判断できるものではないわけです。

 では、どの時点で治ったと言えるでしょうか。それは、ホメオパシーでは症状が治まり、それまで反応したレメディー(好転反応を起こしたレメディー)をとっても反応しなくなったら治ったと言えるでしょう。厳密に言えば、反応しなくなってからも最低2〜3年、出来れば3〜5年ほど定期的に反応したレメディーをとってみて、それでも反応しないようなら、完治したと考えて差し支えないと思います。

 ですから、今現在アトピー性皮膚炎と診断され、治療を受けている子どもは、元を辿ればアトピーなどではなかった可能性、薬など必要なかった可能性が十分あるように感じられます。ところが、ほとんどの親御さんが、このケースの12月〜4月くらいの状況では我慢できなくなります。又は、周りが非常に騒がしくなって圧力がかかり、仕方なしに病院に行かざるをえなくなるようです。その辺りが、問題を難しくしている要因になっているようにも感じます。しかし、少なくとも、それが本当にアトピー性皮膚炎だとしても、薬で治ならいからアトピーで悩んだり、苦しんだりしている人がいるわけですから(実際には増えている)、薬では多くの場合解決にならないことは証明されています。そのように冷静さを保てるかどうかがポイントのように思われます。

 また更に、問題が起きてからではなく、日頃から、何が自然で何が不自然かを考えたり、見極める努力をしているかどうかによって違ってくるようにも感じます。それによって、有事の際に冷静さを保てるか、感情に負けて目先の対処に走ってしまうのかなどが変わってくると思われます。

 また、やはり大切なことは、基本的に湿疹は、発熱や咳・鼻水などと同様、炎症系の症状の一つであり、これは体内の解毒・浄化・排泄のための反応ですから、「止める」という意識ではなく、何とかして「やり過ごす」という意識とケアが必要だということです。つまり、湿疹それ自体が体のバランスを立て直すためのものですから、痒みとそれ故の掻き壊しさえ何とかやり過ごせれば、自然治癒するのは時間の問題と言っても良いわけです。ですから、今回使ったレメディーは、如何にやり過ごすかという部分に焦点を当てたものを最低限使っています。

 私は当初、早くて1年もしくは2年以上かかるかなと考えましたが、結果的には9ヶ月ほどで治癒しました(見た目に湿疹と痒みが消えていくのに要したのは5月から6月の1ヶ月前後です)。ですから、3月・4月頃を知っている周りの人達は、皆さん、とても驚いているようです。

 また、もう一つ大切なことは、健悟は予防接種は打っていないということです。仮に予防接種を行政・医療が推奨する通りに打っていれば、こんなに早く治らなかった可能性が考えられます。予防接種は、目先の疾患を一時的に回避することに重きを置きすぎて、子どもの成長や全体のバランスに対する配慮が著しく欠けています。どんな方法でも100%リスクをなくすことはできないにも関わらず、予防接種さえ打てば最悪の道は避けて通れる、又は最悪の道を避けるには地球上にそれしか方法がないような錯覚を与えます。しかし、免疫系が確立していない乳幼児に、様々な化学薬品や重金属、その他の動物タンパク質などが入っているワクチンを打てば、大元の免疫系の発達が混乱する可能性があることは明らかです。ですから、生まれながらのアトピー性皮膚炎や喘息のお子さんの相談を受けることもよくありますが、ほぼ例外なく予防接種を打っていることは、大変気になります。

<使ったレメディー>
(以下12月〜4月まで継続的に)
@ ミネラルサポートとして、Kali-s・Nat-p各12Xを毎日朝と晩に一粒ずつ。
A メインのマヤズムはSycoticと判断されたので(主に魚臭い脂漏から)、Med/Kali-s10Mのコンビネーションを一日1〜2回リピート。マヤズムのレメディーもMedとPsorのMMを一週間に一粒ずつリピート。
B 痒みのケアとして、Psor/Sulph1Mのコンビネーションを適時数回リピート。
C 掻き壊しには、Calen30Cを適時。またビーCを併用。
(以下3月頃から適時)
D 夕方から痒みが強く襲ってくる傾向が見られたので、痒みのケアとしてApis10Mを適時リピート。
*Apisは痛い・痒いなどの急性のアレルギー症状にも良く適合しますが、乳幼児というのは免疫も未熟なことから、もともとアレルギー性の体質傾向があります。そういう意味で、このケースではアレルギー性と分かっていた訳ではありませんが、使ってみたところ良く適合し、痒みが落ち着くことが多く見られました。

<その他のケア>
・ 両親、特に母親のストレス発散に努める。
・ 頻繁に根気良く洗う、良く拭く。
・ 痒みは波のように襲ってきたが、痒くなり始めた時に、意識を逸らす、目先を逸らす工夫に努める。(気になるモノ、お気に入りのおもちゃなどを常にすぐ与えられるように身の回りに置いておくなど。)意識を逸らすことが上手くいくと、それだけでやり過ごせることもあった。

2009年8月6日です。
健悟は乳製品にアレルギー性の反応を示す
ことがわかってきました。
お姉ちゃん達が飲んだ牛乳やヨーグルトが
手についたり、顔についたりすると、瞬く間に
ご覧のように赤くなって腫れ、目も充血します。
そんなに酷く痒がりませんが、多少顔を掻き
ます。
同じく2009年8月6日です。
こうなると、大抵の親御さんは「アレルギーを
持っているのかも?」と思い、小児科に行って
アレルギーテストなどを受けると思います。
そこで数値が出ると「ああ、この子は○○や◇◇
のアレルギーなんだ」と思い込むようになります。
しかし、アレルギーテストの数値は絶対ではなく、
数値に出ても実際には反応しなかったり、すごく
反応するのに数値には表れないということも良く
あるのです。だから、お医者さんも数値は絶対
ではありませんからと説明するくらいです。
同じく2009年8月6日です。
上の状態からApis30Cを15〜30分毎に2〜3回
リピートした後です。明らかに赤み・腫れが治まっ
ていることが分かると思います。Apisは急性のアレ
ルギー症状のレメディーですから、こういう時に
役立ちます。

但し、間違えてはいけないのは、赤み・腫れ・痒み
などのアレルギー性反応を抑えるためにレメディー
を使うのではないということです。結果的に、症状は
治まりますが、それはレメディーと共鳴した体が、
自分で免疫のコントロールをして自ら落ち着いたわけ
です。レメディーそのもの力ではありませんし、ホメ
オパシーは薬の代わりにレメディーでコントロール
するものではありません。

また、そもそも乳幼児は、まだ免疫系がしっかり
出来上がっていません。だから普通は反応しない
ものに反応する、いわゆるアレルギー性の反応
を示すことは不思議でも、異常でもありません。
あらゆる角度から検討して明らかにアレルギーと
言える場合(=アナフィラキシーなど重篤度が高い
場合)でなければ、それは未熟さ故のアレルギー
性反応の可能性の方が高いということは忘れては
いけないと思います。そうでないと、全然必要の
ない薬を何度も摂るはめになったり、除去食など
という根本解決とは関係ない不自然な方法に陥っ
たりしかねませんから。

このような未熟さ故のアレルギー性反応は、疾患としてのアレルギーとは別に考える必要があります。これを疾患・病気とみなしてしまうと、不必要・不自然なケアや治療行為に走る可能性を高めます。
では、どうするかと言うと、こういう場合のアレルギー性の反応の原因は、「免疫系がしっかりしていない未熟さ」ということですから、解決方法は「免疫をしっかりさせるように成長を促す」ということになります。つまり、免疫がしっかりすれば、過敏な反応は自然になくなるわけです。だから、それまでは、
@成長にマイナスの要素を出来るだけ排除して、
Aすくすくと育つ環境を整えて、
B痒みや呼吸の苦しさなどが我慢できない時だけ何とかやり過ごせるようにケアをして、
その上で子どもが成長してくれるのを「待つ」ということが必要・大切です。
この「待つ」ということが最大のポイントの一つです。
しかし、多くの人の感覚は、「待つ」というのは「何もしてない」「ほったらかしにしている」「サボっている」という感じなようです。でも、それははっきり言って認識不足です。何故なら、やるべきことをやって待っているわけですから。言わば、人事を尽くして天命を待つを実行しているのです。人事を尽くさず待っていれば、それは何もしていないも同然でしょう。その違いを理解できる人が少ないようです。それが、慢性疾患を完全治癒できない理由の一つのように思われます。

アレルギー疾患と言うと、私がホメオパシー相談で乗ることが多いので触れておきますが、特に食物アレルギーに関して、「除去食」という考え方がありますが、どうにも不自然に感じられます。除去すれば、確かにアレルゲンを摂取しないわけですから、アレルギー反応を起こしません。しかし、それは治っているわけではないことは明らかです。治るというのは、摂取しても反応を示さなくなることですから。確かに、アナフィラキシーを起こすレベルであれば、当面除去せざるを得ません。ところが、全然そんなレベルでない子供が除去を指導されて、お母さん方が大変な苦労をして取り組んでいる姿を良くみますし、相談で聞かれます。アレルギー反応は何でもかんでも病的で、困ったことで、普通はないことで、だから起こさないようにコントロールしようということのようですが、健悟の例がそうであるように、無理やりコントロールする必要などない場合がほとんどだと思われます。何故なら、小さい子どもは免疫が確立されていないのですから。

そして、その証拠と言っても良い事実があります。多くの子どもは、トロロイモを食べると口の周りが赤くなり、痒くなりますね。私も子どもの頃そうでした。だからと言って、トロロイモを完全除去する人はいるのでしょうか?トロロイモだと完全除去しないのに、その他の食品だと完全除去するのは果たして科学的根拠に基づいているのでしょうか?私には今のところ、そうは思えません。トロロイモがそうであるように、痒くなっては食べ、痒くなっては食べしているうちに、問題なく食べられるようになることがほとんどだと思います。少なくとも、私のところに健康相談に来られた方には、そのようにお話し少しずつ食べてもらうと、ほとんどのお子さんが食べられるようになっています。もちろん、健悟のように、最初は食べて腫れたり痒くなったらApisをリピートするなどするわけですけどね。そういうケアの方法をお医者さんは大抵知りませんし、知ろうとしませんから、薬でコントロールするしかないのだろうと思います。だから、健悟もそのうち乳製品は必ず食べられるようになると確信しています。ただ、それには成長のスピードがありますから、やはり「待つ」ということです。

その辺りの成長過程の実際も、この場でご報告していきたいと思います。

2009年8月9日朝の6時半頃です。
良く眠っています。
肌は以前とは全く違いますが、まだ免疫その他の
機能が確立していませんから、不安定な部分も
あります。でも、それが赤ん坊や子どもと言うもの
です。

何もないだけが正常なのではなく、何かあるのも
子どもの場合は正常なのです

2009年8月28日です。
ここ1週間ほど、顔に赤い腫れが出ています。
少し痒いようです。
でも、掻き壊すほどではありません。
いたって元気元気。

こういう時に、多くの親御さんは、
「せっかく皮膚が治ったのに、また?」
「もう二度とあんなになって欲しくない、どうしよう?」
「何かしら、これ?もう、いやっ」
などのように思う人が多いようです。特に、「これが何か知りたい」と思うようです。もちろん、それも必要な場合はありますが、いずれにしてもこれは「解毒・浄化・排泄」の反応ですから、ケアは一緒です。病名や疾患名を知るよりも、体のリカバリーの反応であることを十分理解することの方が大切だと思います。(もちろん、心配な時は必ず病院を受診して、緊急性・重篤性があるかないかを確認してください。緊急性も重篤性もないならば、薬を使う必要は基本的にありませんから、安心して自然なケアを続ければ良いわけです。)
また、こういう時にこそ、「子どもは未熟で成長過程」であることを忘れてはいけません。自分の力で解毒・浄化・排泄する力をつけるためにトレーニングしているのです。特に、解毒の臓器である肝臓は7歳くらいまでかかって出来上がります。だからそれまでは、他の方法で解毒しなければなりません。それが発熱であり、湿疹や発疹であり、嘔吐や下痢なのです。だから、子どもは大人に比べて、突発的にそれらが起こることが多いはずです。また、子どもの病気の多くは発熱と発疹が出ます。そういう基本的なことをちゃんと知っておくことが大切です。
その他、例えば、あらゆる症状は夜中に悪化することが多いですが、これもちゃんと意味があります。夜というのは睡眠をとる時間帯ですが、睡眠というのは単なる休息だけではなく、体のメンテナンス(クリーニング)でもあります。寝ているときに、体はメンテナンスされるわけです。メンテナンスすると、ゴミやホコリなどが出ますね。それが便・尿・汗・痰・鼻水・目脂その他の体に不必要な老廃物などなどであり、それらをちゃんと排泄するために起きるのが咳・くしゃみ・発熱・痒みや痛みを伴う湿疹や発疹などなわけです。だから、夜中に悪化するように見えるのは、解毒・浄化・排泄がちゃんとされている証拠でもあり、正常で、良いことがほとんどです。但し、一睡も出来ないほどのレベルまでいくようであれば、やはり、何かサポートするケアが必要になります。そこで私達の場合であれば、ホメオパシーのレメディーを使うわけですね。
このように、体のメカニズムを知ることで、不安や心配でありながらも、冷静さを失わずに的確なケアができると思います。

2009年9月1日です。
熱湯で火傷しました。当然ですが、大泣きです。

しかし、火傷は冷やしてはいけません。冷やすとなかなか
痛みがひかず、痕にも残りやすいのです。

Canth30Cをなくなったら次、なくなったら次くらいのペース
で4〜5回リピートしました。一時間もしたら、痛みがなくなっ
たのでしょう、泣き止んでケロッとしています。

それにしても、子どもは病気だけでなく、火傷や怪我、事故
も怖いです。軽症だから良かったですが、注意を怠らない
ように反省です。
2009年9月2日朝です。
手前の大きい水ぶくれは、自然の破裂してちょっぴり出血
してましたので、Cクリームをちょこっと塗りました。
向こう側の小さい水ぶくれは変わらずです。

しかし、もう、全然痛くありませんから、Canthは今日はリピート
していません。
2009年9月9日です。
瘡蓋が取れてきました。
たまにCalenをポイポイをあげていました。
もう少ししたら痕もなく、治ると思います。
2009年9月14日です。
瘡蓋が全部取れました。
まだ痕が残っていますが、時間の問題で奇麗に
なると思います。

2009年9月14日です。
ちょっと前(下の画像)は右側に多く出ていた湿疹らしき
状態が今は左側に出ています。特徴的なのは、点線○で
囲んだ部分です。右側に出ていた輪っか状とそっくりの
ものが左側にも出ています。視力検査のマークのような形
でミミズ腫れのような感ですね。これはApisの症状に似て
いますので、たまにApisをポイポイとあげています。

また、この「丸い」ところが淋病マヤズムを思わせます。
たまにMedMMもあげてみようと思います。
2009年9月1日です。
この時期にも、右側に輪っか状のものが出来ていました。
面白いですね。

2009年9月13日です。
健悟は、手首・足首も乾燥性の痒みがあります。
顔のように掻き毟るほどではありませんでしたが、
今でもご覧のようにカサカサして荒れた感じに
なっていて、多少痒みがあります。

これは、長女もそうでした。長女は保育園の健康
診断で毎年「乾燥肌・要皮膚科受診」と診断されて
いましたが、もちろん皮膚科には一度も行かず、全く
問題なく奇麗になっています。

同じく2009年9月13日。
子どもは、あらゆる器官や臓器、また肉体的な面だけでなく精神的な面も未熟で発達途上ですから、その途上状態がいろいろと表面に表れるわけです。それを「病気扱い」すると、おかしなことになっていくように思います。待っていれば自然に治って何でもなくなることも非常に多いのです。

2009年9月20日です。
健悟が初めてトイレでウンチをしました。
トイレは、健悟にとって、みんなが出入りする秘密の花園
だったので大喜びです。終わった後、降ろしたら号泣です。

2009年9月23日です。
顔の湿疹が少し増えたような感じです。
しかし、痒みはあまりありません。毎日
元気いっぱいです。

2009年9月24日です。
階段を一人で上れるようになりました。
全く目が離せません。
子どもは病気も怖いかも知れませんが、事故
やケガも怖いです。長女も階段から落ちたこと
がありましたし。幸いケガはありませんでしたが。
そういう部分も含めて、私達親はケアする必要
があるわけです。
2009年9月28日です。
このところつかまり立ちではなく、一人で立ち上がる
ようになってきました。立っては尻餅つき、立っては
転びを何度となく繰り返します。階段上りもこれも、
成長のためのトレーニングですね。

こういうトレーニングは微笑ましいのに、湿疹や咳や
発熱などのトレーニングだとワルモノ扱いしがちです。
トレーニングにはリスクがつきものです。階段上り
だってリスクがあります。リスクがあるものは全て
排除していたら、人間はちっとも強く逞しく成長する
ことは出来ませんね。

2009年9月30日です。
みんなが歯磨きしているのを見て、歯ブラシを欲しがり
ました。私達の真似をしてご満悦です。これから何でも
「自分で自分で」という時期が始まりますが、この時期に
十分に自分でさせることが大切です。時間がかかるから、
失敗するから、汚れるからなどの理由でさせなかったり、
親がやってしまうと意欲を妨げます。この時期に妨げられ
た意欲は先々回復するのが大変で、自立の妨げにも通じ
ます。その時になって何でも自分でやらせようとしても、
なかなか出来なくなります。
お箸なんかもそうですね。やりたいと言うときに、時間が
かかってもやらせると、特に教えるなどしなくてもいつの
間にかちゃんと使えるようになるものです。
子どもの成長する力はスゴイなと感じます。

2009年10月2日です。
8月末から9月一杯出ていた顔の湿疹らしきものがなくなり
ました。この間、レメディーは特にとっていません。このよう
に、直接湿疹のために特に何もしなくても、自然に治ります。
子どもは成長しながら、汚れては解毒・浄化、汚れては解毒
・浄化を繰り返しています。解毒・浄化のときに、皮膚に湿疹
が出たり、咳が出たり、熱が出たりします。そして、解毒・浄化
が一段落すると、それらの症状は自然に治まります。
そういうことを繰り返して、しっかり成長していくと、だんだんと
湿疹も咳も熱も出なくなっていきます。
但し、子どもは未熟であるが故に、油断・過信・ムリするとガタ
ガタとバランスを崩して危なくなる場合もありますから、日々、
十分な観察とケアをすることが必要・大切です。

2009年10月16日です。
またまた赤い湿疹状のものが出てきました。一生懸命、解毒・
浄化しているわけですね。子どもは新陳代謝が激しいので、
汚れては浄化、汚れては浄化しています。浄化するときに、
このように皮膚に出たり、発熱したり、鼻水や咳を出したりする
のです。それは少なくとも元気一杯であれば、「病気」などでは
ないことがほとんどです。
2009年10月17日朝です。
寝ていると赤みは和らぎます。
同じく2009年10月17日午前中です。
昼間活発な時は赤みが増します。昼間の活動時は血流が
増えるからでしょうね。見た目とは裏腹に、大して痒がりま
せんし、機嫌も良いし、元気一杯です。

2009年10月18日です。
お砂場デビューです。
しばらくは両手で砂を掴んでは投げ、掴んでは投げして遊んで
いましたが、砂の中に何かを見つけると口に運んでジャリジャリ
です。でも、嬉しくて嬉しくて散々遊びました。

2009年10月19日14:12です。
お昼寝から起きたら、突然のように左目が腫れ上がりました。
試合後のボクサーのようです。何がきっかけか分かりません。

起きたばかりでちょっと手で目をこすっていたようですが、
こすったくらいでここまで腫れるというのは普通はないですね。
心なしか元気さも少しない感じです。でも、泣いたり、ぐずったり
、掻きむしるわけではありませんから、痛みや痒みがないこと
はわかります。
赤くプックリ、急性のアレルギー様の症状ということでApisを
一粒。
同じく2009年10月19日15:03です。
赤みが引いています。
またApisを一粒。
同じく2009年10月19日16:26です。
少し目が開いてきました。
またApisを一粒。
同じく2009年10月19日21:32です。
目はほぼ普通に戻りました。
念のためApisを一粒。
少し熱っぽい感じです。
Pulsもたまにポイポイとリピート。
2009年10月20日17:05です。
翌日、目の腫れはもうありません。でも、熱っぽさがあり、元気
はありますが、もう一つという感じです。やはりPulsをポイポイ
リピートです。
2009年10月21日8:06です。
すっかり微熱も下がり、元気いっぱいになりました。すると、ほっぺ
の湿疹様のものも目立たなくなってきました。
発熱すると湿疹などが和らぐのは、多くの人が経験していると思い
ます。発熱が体内を解毒・浄化している証拠ですね。
今回の左目の腫れも、原因は特に分かりません。これが何かを確認したくなる人が多く、そのために病院に行ったりするわけですが、そこで分かることは大抵何もありません。医学書に載っている病名に分類できる時には病名がもらえるだけです。そして、どんな病名でも、また病名がつかなくても、大抵ステロイドを始めとした坑炎症剤が出るだけです。だから、私にとっては病院へは行っても行かなくても結局同じです。特に、皮膚の問題は、絶対ないとは言えませんが、普通に考えて緊急性や重篤性があることはまずありませんから、余計です。もちろん、心配な人は確認するために受診することをお薦めしますが、心配なければ受診しなくても良いと思います。

それは、風邪などでも同じですね。風邪をこじらせて大変だと思えば病院に行くかもしれませんが、経験上大丈夫と思えば行かない人も多いはずです。それで問題なければ良いわけですから。だから、そういう(見極めの)経験というのは大切だと思います。いろいろなケースを経験していれば、それだけ判断材料が豊富ですから。そういう意味では、私は上の娘二人で薬に頼らないケアを経験してきましたし、職業柄いろいろなケースを見ていますから普通の人に比べて経験値はあるかも知れません。しかし、何かあったら自分で何もせず全部病院にお任せして、何でも薬を頼りにしたケアをしていれば、経験を身に付けることはできなくなります。

目の腫れも、微熱も、皮膚の炎症と同じで、何かの解毒・浄化をしているわけです。だからそれを抑えることなく、サポートケアしてあげれば良いですね。それにはホメオパシーのような自然のケアは、やはりとても有効です。

因みに、今回、熱を測っていないのでわかりませんが、もし測ったら38度以上は出ていたと思います。38度以上というと高熱と思う人が多いようですが、子どもは普通基礎体温が高目なので、38度と言っても大人の37度台に相当することが多いです。また、私は、熱を治癒の目安にはしません。熱は基本的に常に解毒・浄化のグーな反応だからです。しかも、一旦下がっても油断すればすぐぶり返すものですからね。それよりも、全体的な元気さ、明らかに元気一杯になったかどうかに注目します。明らかに元気一杯になれば、またぶり返すということは普通ありません。だから、例えば、風邪で幼稚園や学校を休んでいて、いつから登園・登校するかは、熱が下がったらではなく、明らかに元気一杯になって「うん、もう大丈夫!」と感じられたらです。

2009年10月23日朝です。
スヤスヤ寝ています。寝る子は育つと言いますが、寝ている間に
体はメンテナンスを行います。十分に睡眠を取ることは、メンテナンス
が十分にされるということです。
だから、特に発育中の子どもの睡眠が十分に取れないことは注意し
なければなりません。
でも、それは大人も一緒です。
そもそも睡眠を削る動物は自然界には存在しません。
何故なら、メンテナンスを怠れば命取りだからです。
私達人間は即刻命取りにはなりませんが、長い目で見れば危険である
ことは一緒です。
だから、「寝る子は育つ」わけです。

2009年10月29日午前中です。携帯画像なので小さめです。
この朝、初めて湯がいたタラをあげてみました。すると、
最初は特に何でもなかったのですが、なんとなく咳き込み
始めたようになり、それでも数十分は元気でもっと食べた
がったために、何口もあげました。

私が出かけた後、朝食から2時間半ほど経ってからですが、
顔や体中が赤く腫れあがりました。顔もパンパンになり、
次女の幼稚園のお母さん方にもびっくりされるほどだった
とのこと。

たまたまママ友の一人がApisを持っていたので、それを
もらってリピートしたそうです。大変、ありがとうございました。
と共に、ちゃんと自分達でレメディーを携帯せず反省です。
同じく2009年10月29日午前中です。
分かりづらいですが、首の後ろにぼこぼこ状の発疹らしき
ものが出ています。
同じく2009年10月29日午前中です。
わきの下にも首の後ろと同じように、ぼこぼこと出ています。
同じく2009年10月29日午前中です。
顔が明らかに赤く全体的に腫れています。
同じく2009年10月29日午前中です。
やはり顔が腫れています。
2009年10月29日18:00過ぎです。
午前中より治まってきましたが、まだ浮腫んだ感じです。ちょっと
赤井英和に似ているような気がします。
午前中は機嫌も悪かったようですが、この頃には大分元気
になっていました。

2009年10月30日朝です。
浮腫んだような腫れも赤みも取れています。スヤスヤ眠って
昨日のことが何でもなかったかのようです。
2009年10月31日朝です。
元気良く鼻水を垂らしています。食欲も旺盛です。
2001年10月31日午後です。
お姉ちゃん(次女)と布団に包まって遊んでいます。

2009年11月2日朝です。
またまたお肌はすっかりキレイになっています。
同じく2009年11月2日朝です。
ツルツルスベスベです。これがあんなに腫れたり、ボコボコ
になったり、ジュクジュクしたりして、またちゃんとキレイに
なるのですから、面白いですね。人間の体は本当に良く出来て
いるということなのでしょう。

2009年11月末です。
9月頭の火傷のあとです。じっくり見なければ、或いは、火傷した
と言わなければ分からない程になっていますね。
接写画像です。
やはりほとんど分からないですね。

親の不注意で火傷させてしまいましたが、2度と繰り返さないよう
「油断・過信・ムリ」に注意したいと肝に銘じます。

それにしても生命の回復力、皮膚の再生能力はスゴイですね。

2009年12月上旬です。
少し湿疹状の赤みが出ています。眠くなったりすると少し痒い
ようですが、ほとんど気になりません。
同じく2009年12月上旬です。
すやすや眠っています。

去年の今頃は、寝ていても痒くて起きてしまい、掻き壊しては出血
していました。それを思うと、ぐっすり眠ってくれることがどんなに
有難いことか実感されます。

2009年12月中旬です。
ここ最近では一番赤いですね。でも、痒がるかと言えば、そんな
でもありません。お家でも、お外に出ても、おしゃべりしたり、鼻歌
を歌ったり、元気・ご機嫌です。


子供は新陳代謝が激しく、かつ、化学的解毒力(肝臓の機能)は弱いので、体内の汚れを発熱や湿疹などで浄化する形をとります。だから、一見皮膚の問題を繰り返しているように見えたり、慢性的な状態になっているように感じられますが、実はそうではありません。特に、健悟は予防接種を全く受けていませんし、薬も使ったことはありませんから、ホメオパシーで考えるような慢性な土壌はゼロとは言えなくても、非常に小さいと思われます。このような考え方が自然の摂理に合っていれば、数年後には姉二人と同様、皮膚その他の健康状態が良好で(今でも良好ですが)、薬や病院と縁がなく、健康そのものに育っているでしょう。万一、この考え方が自然の摂理に合っていなければ、私は軌道修正をする必要が出るでしょう。そのどちらかは、数年後に否応なくわかります。非常に楽しみですね。

2009年12月23日(水)の夜、健悟が発熱して、熱性痙攣のようになりました。お医者さんに行っていませんから断定はできませんが、上二人が熱性痙攣をやっているので、様子からするとそうだと思います。体中が熱くなり、ピクピクし始めて、呼吸が乱れ、目が泳ぎ始めました。

しかし、上二人の経験もあり、ホームドクターからは「熱性痙攣が疑われるときは15分ほど様子見して治まらなかったら病院に行くように」といわれてましたので、落ち着いて様子見したところ、10分前後で痙攣と目の泳ぎは治まり、体の熱さも落ち着いてきました。それでも一時間くらいは大声やうなり声をあげて苦しそうでしたが、親としてはこのまま様子見を続けることにしました。

この間、Cupr200CとStram30Cをポイポイと交互にリピートです。

結局、一晩中おっぱいをあげながら看病して、朝には全快とは言えませんが、熱はなく、よくおしゃべりして、元気になりました。朝ごはんも食べました。でも、咳が残り、笑顔も見せながらも、まだ調子はいまひとつ。何でもなおりかけが大事ですから、油断・過信・ムリせず、一日ゆったりまったりして過ごしてケアしてあげたいと思います。

もともと真ん中のお姉ちゃんがここ数日発熱と咳が出ていて、ちょうどすっきり治りかかってきた時でした。兄弟がいると、順番こに風邪引いたりしますからね。こうやって切磋琢磨的(?)に強くなっていくわけです。心配・不安は親として尽きませんが、着実に強くなっていく様を見ると、やはり何にも変えられないものがありますね。

12月24日(木)クリスマスイブの夜は、39度の発熱。でも、昨日とは違い、落ち着いておっぱいを吸いながら寝ています。この日は咳・鼻水もよく出ました。翌日、25日(金)の朝は、サンタさんからのプレゼントが枕元においてありました!子供たちは大喜びで、健悟もお姉ちゃん達につられて手を叩いて喜んでました。とは言うものの、機嫌はイマイチ。咳・鼻水が少し出ています。でも、食欲が出てきました。熱は微熱です。

今週は、お姉ちゃん二人ともクリスマス会がありましたが(うち一つは荒家主催)、全部キャンセル。残念ですが、こればかりは仕方ありませんね。こういう残念な経験も、大切だと思います。

これから年末年始にかけて、また気忙しくなりますし、帰省などで疲れやすいので、十分注意して過ごしたいと思います。

明けましておめでとうございます。

年末は、結局23日から29日まで、発熱や咳・鼻水を繰り返していましたが、30日には明らかに元気いっぱいに回復しました。自然治癒ですからそれなりに時間がかかりますが、回復すると以前にも増して俄然元気になります。これが自然治癒したときの特徴でもあります。レメディーはPuls・Bell・Kali-bi・サポートHaiなどをポイポイとリピートしましたが、基本はお母さんを中心とした家族の抱っこ・添い寝のケアです。子供のケアの基本は、安心感に包んであげることですから。それが子供にとっての安静であり、心身にとっては安静が一番の薬、安静によって回復していきます。

でも、それは、本来、体調を崩した時だけでなく、日ごろの成長にも同じことが言えます。子供は安心感や信頼感に包まれているときに、すくすくと育ちます。だから、日ごろから、子供たちが安心感に包まれているか、(親との)信頼感をしっかり感じてくれているかという観点からケアすることが大切だと思います。そうした日ごろの積み重ねの上に、健全な発育があり、その結果として健康な心身が出来上がるわけです。

今年一年、自分もこのことを忘れずに、子供達をケアしたいと思います。
2010年1月2日です。
帰省時の一枚。
年末は兄弟順繰りに風邪を引きましたが、30日にはすっかり
回復して元気良く帰省できました。おじいちゃん・おばあちゃん
、従兄弟達にも会えてご満悦です。
おなじく2010年1月2日です。
発熱したこともあり、お肌はすっかりキレイです。とにかく元気
いっぱいで、みんなに可愛がってもらいました。

2010年1月15日です。
またほっぺ少しが赤いですね。
たまに掻き壊して軽く出血してます。眠くなったときやぐずって泣いたとき
などに痒くなるようです。Apisをたまにポイポイとリピートしたり、Cクリーム
を塗ったりすることで、特に悪化することなくやり過ごせています。
同じく2010年1月15日です。

2010年月31日です。
やはり、ほっぺは痒いようで、ちょっぴり掻き壊し、小さな瘡蓋
になったりしています。
昨年の同時期の画像です。
比べてみると、湿疹そのものもそうですが、一年で大きく発育・
成長していることが良くわかります。この2枚を見たお姉ちゃん
は「健悟、髪の毛がなかったんだね〜」とつぶやいていました。

2010年2月9日です。
ほっぺは全体的に赤みを帯び、痒みが気になるようです。でも、
良く寝て、良く食べて、とにかく元気ですから、昨年の今頃から
考えると全く問題になりません。
昨年の同時期の画像です。
この辺りから、益々湿疹が進んでいきました。この程度でも結構、
周りから心配されたものでしたが、この後周囲がドン引きになる
くらいまでなるとは思っていませんでした。それでも、発育は順調
だったわけで、そういう意味では、痒くて泣き叫ぶ姿を見て心は痛み
ましたが、それほど心配にはなりませんでした。

2月9日、2回目の熱性痙攣を起こしました。昨年に比べると明らかに痙攣して、目が空をさまよい、ぐったりです。それでも長女の時のように全く血の気が引いて顔面真っ青、目がひっくり返るくらいになり、完全無反応で痙攣というわけではありませんので、やはりCuprやStramをとりながら様子見すると5分程度したら意識が戻り始め、ちゃんと反応するようになって落ち着いたのでそのまま寝かせました。ちょっと微熱があってイマイチだなと思っていると、グングンと熱が上がり始めて痙攣を起こしました。翌日は何事もなかったかのように元気です。うちの奥さんは「痙攣は何度経験しても慣れない」と言いますが、気持ちは分かりますが、私は親として良い経験だと思っています。一番頑張っているのは健悟本人ですし、親も一緒に頑張らないとですね。

2010年2月20日です。
全体的に赤いですが、特に右側が痒いようです。出血も右側が多い
ですね。
2010年2月26日です。
お父さんと同じ、5本指靴下を買いました。小さな指がちゃんと入る
かな?と思いましたが、意外とちゃんと入りました。でも、靴下って、
子供はすぐ脱ぎたがるんですよね。
2010年3月3日です。
特に右側のほっぺがジュクジュクしています。昨年もそうでしたが、
やはり春は排泄に時期というのも手伝ってか、ここしばらくでは一番
痒み、掻き壊し、出血ともに多いです。
昨年の同時期の画像です。
この3月・4月が強烈でしたから、これに比べるとやはり今年は全然
気になりません。昨年は何が辛かったかと言えば、湿疹そのものも
そうでしたが、とにかく眠れなかったことです。連続で15分も眠れば
良い方でしたから。だから、この時期は心なしか笑顔も少なかった
ように思います。顔がつっぱって、変形していたこともありますが。
2010年3月9日です。
2010年3月11日です。

3月12日、3回目の熱性痙攣を起こしました。今回も2回目とほとんど同じ経過で、同じような痙攣でした。やはり翌日は何事もなかったように元気。一番元気な時に比べると全開とまでは行きませんが、元気なんですよね。でも、奥さんは「念のため確定申告が終わったら小児科で聞いてみよう」とのことでしたので、3月後半には行こうと思います。

2010年3月13日です。
この日は、子供達3人と私とで林試の森公園に遊びに行きました。天気
も良く、広い広場を駆けずり回って遊べればと思いました。
昨年の同時期の画像です。
顔から頭から湿疹→掻き壊し→出血→瘡蓋→カサカサ→掻き壊し→
ジュクジュク→掻き壊し→出血...を繰り返す日々でした。
同じく2010年3月13日です。
林試の森公園に到着。まずは腹ごしらえのお弁当を食べる場所を探し
ます。桜がもう3分咲きほどで、キレイでした。
同じく2010年3月13日です。
おにぎりをぱくつくの図。
同じく2010年3月13日です。
腹ごしらえが終わったら、遊び、遊び。2m以上あるアスレチック遊具に
チャレンジ。この辺りはやはり男の子だなと感じさせます。お姉ちゃんは
健悟と同じころは2人とも怖がってましたからね。もくもくと何回も登頂に
成功していました。男の子だなと感じると同時に、グングン成長していること
も感じさせます。
同じく2010年3月13日です。
お姉ちゃん達に負けずに、一生懸命歩いてついていきます。今は、自分の
足で歩くことが楽しくて楽しくて仕方がないようです。ベビーカーにはほとんど
乗りたがりません。
同じく2010年3月13日です。
お姉ちゃんとシーソー。さすがに軽い。でも、生まれて初めての遊びばかり
なので、何でも楽しいです。画像は載せていませんが、お砂場遊びも大好き。
いつまでも遊んでいられます。(大人しく遊んでいると思ったらたまに砂を食べ
ていることあり。)

2010年3月14日です。
今日は世田谷公園へ。2日連続で公園遊びです。
同じく2010年3月14日です。
お姉ちゃん達がやっていると「自分も自分も」と言ってチャレンジします。でも、
まだ出来るものと出来ないものがありますが、最初からやらせないのは何です
からまずはやらせてみます。が、この遊具は途中で足を踏み外して落下しそう
になり、途中棄権となりました。
同じく2010年3月14日です。
世田谷公園内プレイパークにある名物滑り台。小屋の屋根がそのまま滑り台
になっています。迫力があり、子供達には大人気。そこを長女と次女が滑り降
ります。
同じく2010年3月14日です。
そこで健悟もチャレンジ。但し、後ろ向き(腹ばい)で。下で私が受け止めます。
目をまるくしながらも喜んでいました。
同じく2010年3月14日です。
世田谷公園名物、SL機関車に乗ってご満悦。でも、この日一番喜んでいたの
は次女。3回も乗りました。健悟は、もう少し大きくなったら何度もおねだりしそう
です。

2010年3月22日です。
もう2ヶ月ほど湿疹が続いています。薬を使うわけではないので、これくらい
普通なわけですが、周りの人には気になる人もいるようです。でも、やはり昨年
のこの時期がピークでしたから、それを知っている家族にとってはほとんど気に
なりません。それよりも元気一杯な健悟に、感謝の気持ちすら覚えます。
昨年の同時期の画像です。
顔もさることながら、手足もむくんで全体的に痛々しかったものです。
同じく2010年3月22日です。
健悟はまつげが長いのですよ。人からもよく言われます。実は、私もまつげは
長い方なのですが、上を向いているらしく、目にゴミが入りやすくて子どもの頃
から往生しています。健悟はそうならないと良いな〜と思います。

2010年3月23日です。
椅子を持ってきて、キッチンで水遊びすることを覚えています。危なっかしい
のですが、上手に登るというか、絶妙にバランスをとるというか、チャレンジ精神
はわかるけどというか。多少失敗して痛い目に会うこともあるでしょうが、それも
成長のトレーニングですね。私達も、すり傷・切り傷・打撲なんかは日常茶飯事
でしから。

3月25日、ホームドクターの小児科医を訪問。健悟の熱性痙攣について確認しました。結果的には、問題ないでしょうとのこと。その理由としては、
・痙攣時間が短いこと
・痙攣の程度が軽いこと
・痙攣の後の意識がはっきりしていたこと
・翌日に元気になっていること
・手足への刺激反応をみると脳の異常はなさそうであること(ドクターがその場で刺激を与えて反応を見る)
でした。奥さんの希望もあり、念のため小児科で確認したわけですが、これで私達も安心してケアを続けられるわけです。因みに、そのドクターは「痙攣止め」の使用について「自分はあまり賛成できない」とおっしゃっていました。それはまだまだ発達途中の脳に薬を入れることに対する懸念があるとのご意見でした。私もそのご意見に賛成です。

2010年4月1日です。
今日は近くの児童館のうちの子供達と良く遊んでくれたお姉さんが転勤
することになったので、お別れの挨拶がてら遊びに行きました。児童館の
中の遊具で遊ぶ一コマです。

この辺りから嘔吐下痢らしき症状が始まりました。今、流行っていますからね。今はまだ軟便という程度です。レメディーはArsが見当たらず、仕方なくChinaをポイポイとリピートです。

2010年4月3日です。
お母さんのお誕生日お祝いを兼ねて、真鶴の温泉に一泊旅行にきました。
駅の近くの荒井城址公園では桜祭りをやっており、そこで遊びました。この
公園は枝垂桜が有名で、都内からも見物客が多いそうです。そこで記念写真
を撮り、遊具で遊んで、早めのお昼を食べました。子供も大人も満喫です。
同じく2010年4月3日です。
見事な枝垂桜です。
同じく2010年4月3日です。
満開です。
同じく2010年4月3日です。
公園にはお馴染みの遊具があり、ひとしきり遊びました。やっぱり滑り台
は好きですね。ここの台は滑りがイマイチでしたが、かえって健悟には
ちょうど良かったようです。

4月6日の早朝、水様の嘔吐下痢で敷布団2枚換えました。おむつ交換時にシャーと出るもんですから厳しいです。熱も38〜40度まで上がったり落ち着いたりを繰り返しています。ぐったりというわけではありませんが、「おかあじゃん、おかあじゃん」と超甘えモードです。そして、おっぱい飲んでは吐き、おっぱい飲んでは下痢です。こういう時に限って、お母さんがやむを得ない事情で健悟を置いて1日外出しなければならず、私達はなだめすかしながら何とかもたせるように頑張りました。その間、レメディーはChinaとArs、Puls、Ignなどをポイポイとリピートです。水様の便はキッズキットに入っているVerat-albも良いですね。しかし、手持ちがなかったので今回は使いませんでした。

2010年4月8日です。
ひとしきり嘔吐下痢してすっきしした感があります。が、まだ目がとろんとして
本調子ではない様子。まだ甘えモードで、元気も今ひとつです。体も一回り
小さく、足もほっそりになりました。見ようによっては痛々しい姿なのですが、上
2人も同じ経験をして元気一杯になっています。食欲が出れば、すぐ元に戻る
というか、前にも増して元気もりもりになるんですよね。
同じく2010年4月8日です。
それにしても毎回感じますが、やはり発熱、嘔吐、下痢すると解毒浄化排泄
が進むので、その後は肌がキレイになります。
2010年4月10日です。
1週間前まであれだけ真っ赤にジュクジュクしていたほっぺがツルツルです。
このように解毒浄化排泄してはまた汚れ、解毒浄化排泄してはまた汚れを
繰り返しながら、やがて湿疹も出なくなるわけですね。風邪を引きながら風邪
を引かなくなっていくのと同じです。どんどん、湿疹出して欲しいと思います。

2010年4月11日です。
上のお姉ちゃんと自由が丘へ遊びに出かけました。まずは緑道で
日向ぼっこ。
同じく2010年4月11日です。
ブラブラと散歩しながら到着したのは熊野神社。境内にある遊具で
遊びました。お姉ちゃんの真似をして結構激しくゆすります。
2010年4月18日です。
キレイになったと思ったらすぐまたほっぺが赤くなってきました。繰り返し、
繰り返してキレイになっていくんだよね、健悟。
2010年4月21日です。
少し赤いけど、本人は全然気にしません。たまにちょっと痒いけどね。でも、
ほら、去年と比べたらぜ〜んぜん平気!平気!ほっぺのことなんかより、
笑い転げて、はしゃぎまわって、ぐっすり寝て、がっつり食べて、毎日が
楽しくて楽しくて仕方ありません。
昨年の4月21日の画像です。
それにしても成長著しい時期とは言え、同一人物とは思えない感があります
ね。この頃は本当に大変でしたが、今となっては苦労した甲斐があったと
思えると言うか、苦労が報われたと言うか、そんな気がします。それも、自然
の力、自分で治す力を信じていたからこそだとも改めて感じます。
(この写真はこの時期の数少ない少し笑った感じの表情です。この数ヶ月は
健悟はほとんど笑顔は見せませんでした。笑顔が作れなかったのでしょう。)

2010年5月6日です。
写真を撮るのが1日遅れましたが、5月5日端午の節句で荒家先祖代々
伝わる(というほどのものではない)兜を飾りましたので記念撮影しました。
全然じっとしてくれないし、カメラを見てくれないので、何だか単なるスナッ
プショットにようになってしまいました。ま、服装も全くの普段着ですが。
とにもかくにも、2回目の節句をまた無事に迎えられたことは、大変嬉しく
思います。
同じく2010年5月6日です。
節句を終えると、あと少しで誕生日(7/24)という気になります。やっぱり
「もう2歳か」という感じですね。お姉ちゃん達も、それぞれドラマがありま
したが、健悟も本当にこの2年足らずの間にいろいろなことがありました
からね。
同じく2010年5月6日です。
顔のアップ。顔(の肌)ばかり気にしているわけではありませんが、冷静に
観察してみると顔には体調が良く表れます。いえ、顔だけでなく、体全体、
仕草、行動、話し方、声色など様々な部分に表れますね。それを注意深く
読み取れるように、私達親も日々学びです。

5月16日22:50頃、4回目の熱性痙攣が起きました。寝ていて、気が付いたらグングン熱が上がり、「うう〜、うわわ〜!」とうなり声を上げ、目を泳がせながら痙攣し始めました(毎回同じ)。今回もとにかく冷静に様子を見て、Cuprをリピートして5分以内には落ち着いてきました。その後も数回CuprにStramを加えて交互にリピート。うちわで扇ぎながら様子見して、お水をあげると少し飲んで落ち着き、おっぱいを飲んで更に落ち着いて、スースー寝息を立て寝始めました。

翌朝はまた何事もなかったように元気です。でも、この日1日熱がそれなりにあり、昼寝も夜寝てからもなんとなくピクピクしている感じでしたが、特に問題なくスヤスヤ寝てくれました。

2010年5月16日です。
朝ご飯に、お父さん特製野菜ご飯スープ(?)を食べてます。
タマネギとジャガイモをベースに季節の野菜、それとご飯
を入れてミキサーにかけます。味付けは少量の塩とほんの
少量の醤油のみ。ご飯を入れることでポタージュ風のとろみ
が出て、腹持ちも良し。健悟はこれが大好きです。

2010年5月19日です。
ちょっと特定が難しいのですが、何かに反応して赤く腫れました。

同じく2010年5月19日です。
痒くて、久しぶりにちょっと掻き壊してます。でも、しばらくすると
ちゃんと治まりますからね。もちろん、いつもと同じようにApisを
ポイポイと2〜3回リピートです。

5月27日15:00頃、健悟5回目の熱性痙攣です。今回は、初めての昼間の痙攣でした。それも外出中です。
地下鉄の乗り換えで、ベビーカーでエスカレーターを上っている時に、健悟がバイバイのように手を激しく振っているのに気が付きました。最初は、ベビーカーに括り付けてあるおもちゃを掴んで振り回しているのかと思いましたが、「まてよ」と思い横から覗いてみると、痙攣でした。目が上方に上がり、、口から泡をふき、手をびくびく振っていました。エスカレーターに乗るまでは何ともなかったと思いますから、起きたばかりと思いましたが、この時はレメディーの持ち合わせもなく、とにかくホームの一番涼しそうなところまで行き、タオルで仰いでいると数分で落ち着きました。電車に乗ると涼しいのでさらに落ち着き、ちょうどレメディーを買いに行く途中だったのですが、ファーマシーに付く頃には意識もはっきりして普通に戻っていました。でも、念のためその場でCuprを購入しポイポイとリピートしながら帰りました。
この日は確かに蒸し暑く、でも、健悟の体調は特に悪いわけではなく、鼻唄などうたって機嫌も悪いわけではなかったのですが、こういうこともあるものだとまた勉強になりました。また、これまでの夜の痙攣の時は、必ずうなり声をあげて痙攣していましたが、この日は声は全然出さずに起きたことも初めてのことでした。
そして、レメディーを携帯していなかったのは、やはり私の「油断」で、反省です。また、水分補給も、もう少し多めにしていれば良かったかも知れません。
この日、夕方まえに帰宅して、夕食後の19:15に、急激な発熱とともにうなり声を上げて痙攣が起きました(6回目)。1日に2回起きたのも今回が初めてです。でも、やはり5分くらいで落ち着き、10分後には熱だけで問題なくなり、翌日は平熱ですっかり元気いっぱいです。夜中ではありませんでしたが、症状的にはいつもと同じパターンでした。とにかく、熱が下がってみると、ケロッとして、より一層元気満々です。
5月29日(土)は上のお姉ちゃんの運動会でした。この日は、今度は急に肌寒く、健悟は念のため冬用のもこもこつなぎを着せる程でした。でも、とても元気で何事もなく、無事に楽しく観覧、応援できました。

2010年5月31日です。
上のお姉ちゃんが小学校から帰ってきて、3人揃ったところで
近くにお買い物へ。健悟はピースしているつもりです。

同じく2010年6月1日です。
私の仕事場に来ると、窓の桟によじ上ります。
この高さだとまだ
一人で上れませんが、座布団が2枚ほどあれば乗っかって
しまいます。でも、降りるときは「だっこ、だっこ」

同じく2010年6月3日です。
下のお姉ちゃんとお婆ちゃんの居間で仲良くTVを見ています。この
2人はライバル関係で、かなり激しいバトルも繰り広げますが、本当
は大の仲良しです。

2010年6月17日です。
またしても何かの食材に反応しました。
同じく2010年6月17日です。
でも、やはり、しばらくすると晴れ赤みは和らぎます。痒みは
それほどでもないようで、掻き壊すことはありませんでした。

2010年6月21日です。
健悟の新しいサンダルが改めてちっちゃくて可愛いもんで、
自分の靴と並べてみました。
同じく2010年6月21日です。
せっかくなので、家族全員の靴を並べてみました。長女の
靴は4年生にして母親を超えています。下の二人も、いつか
親を追い越していくのでしょうね。

2010年6月24日です。
またまた赤く腫れました。でも、最近はとにかく何でも食べて
みようということで、どんどん食べてますから、いちいち気に
していません。本人も、特に具合が悪くなるわけでも、気にする
わけではありませんしね。掻き壊すこともありません。

同じく2010年6月24日です。
上の画像の20分後です。光線の具合で分かりにくいですが、
落ち着き始めています。
2010年6月25日です。
翌日には、赤みはありますが範囲が狭まっています。いつもに
比べたら赤みが引くのが時間がかかっていますが、全体的な
元気さなどからすると全く問題ないと思われます。
2010年6月26日です。
翌々日には、キレイに元通り。いつも、時間の問題で解決です。

2010年7月5日です。
仲良し姉弟。下のお姉ちゃんが健悟にピースサインの作り方を
教えています。
同じく2010年7月5日です。
早速、2人でピース...が、健悟にはまだちょっと難しいようで
すね。いつも、お姉ちゃんのピースサインを見て、一生懸命まねて
ますから、そのうち出来ると思います。

2010年7月10日です。
下のお姉ちゃんが、健悟の歯磨きをしてくれてます。どこか危なっか
しい感じですが、ま、大丈夫でしょう。健悟も嫌がらずにやってもらって
ます。
同じく2010年7月10日です。
健悟が動くので、一端、顔を固定して...。幼児の仕上げ歯磨きも、
なかなか難しいんですよね。でも、これも大切ねコミュニケーション
の一環ですね。

2010年7月11日です。
今日は午前中に下のお姉ちゃんと近くの公園−通称タイヤ公園−に
遊びに行きました。まずは大好きなブランコ。健悟はお姉ちゃん2人と
違って結構揺らしても怖がりません。また、何となく自分でも漕げている
感じで、私が押さなくてもなかなか止まりません。
同じく2010年7月11日です。
一緒にブランコ。楽しいです。公園遊びすると何度もブランコに乗ります。
同じく2010年7月11日です。
アスレチック風遊具にチャレンジ。どんどん上っていきます。こういう遊具
はとても好きなようです。目黒の林試の森公園の同じような遊具も、何度
となく上ってましたね。最初は靴を履いたまま、途中から裸足で遊び回って
ます。

こういう遊びは、正に運動神経の発達に直結するような遊びですから、少々
危ないけれど、どんどんチャレンジして欲しいと思います。昔に比べて、野山
を駆け回って遊べる機会が少なくなりましたしね。その代わり、こういうアス
レチック風の遊具は増えているような気がします。

この頃の子供は、毎日2〜3時間は歩くか体を外で動かさないと、エネルギー
が発散できずにかえって調子を崩しかねませんから、親はなかなか大変です
が、出来るだけ付き合ってあげたいですね。

2010年7月18日です。
長女が「鳥が飛んでる!鳥が飛んでるよ!ほら、見て見て!」と言うもの
ですから窓の外をのぞいてみると、確かに、まるで鳥(孔雀?)が空を飛ん
でるように見える雲が浮かんでいました。

雲って不思議ですね。いろいろな形に化け、またすぐに変わってしまったり。
子供達は不思議なものを見つけたように、喜んでしばらく眺めていました。
(但し、健悟は全然違う方向も見てましたが。)
同じく2010年7月18日です。
すやすやお昼寝です。子供の寝顔は本当にカワイイですね。
同じく2010年7月18日です。
寝顔だけでなく、寝ている姿そのものも本当にカワイイものです。夏の
お昼寝そのものという感じですね。

寝る子は育つと言いますが、寝ている間に体はメンテナンス・調整を
しますから、その結果良く育つわけですね。だから、子供が睡眠不足
になることは最も避けたいことの一つです。また、疲れたら早めに休む、
更に、疲れる前に早めに休むことが大事だと思います。

2010年7月19日です。
奥さんと子供3人で流しそうめんにお呼ばれして行った時の1枚です。
意外と速く流れてくるそうめんをキャッチするのに頑張っていたようで、
子供達の歓声が伝わってくるようです。
2010年7月21日です。
多摩川のせせらぎ公園に行った際に、珍しい昆虫に出くわしました。
ナナフシです。なかなかお目にかかることができない昆虫ですね。
健悟も目をパチクリさせて眺めていました。
2010年7月22日です。
玄関先でプール遊びです。ちょっと勾配がついているので水が偏って
しまうのが難ですが、子供達が水浴びするぶんには十分です。特に
健悟は一番嬉しそうですね。お姉ちゃん達も健悟のことを良く見てくれ
ます。しょっちゅう、誰かが泣いてますけどね。

2010年8月14日です。
6月の時点では一人で上れなかった桟に上れるようになり
ました。もちろん?ジャンプして飛び降ります。お姉ちゃんと
ご満悦のショットです。
同じく2010年8月14日です。
3人揃って歯磨きです。健悟はまだ自分ではほとんど磨け
ませんが、お姉ちゃん達と同じようにしたくて「自分も自分も」
と頑張って真似しています。

同じく2010年8月14日です。
私は、この「自分で自分で」という意欲を大切にしたいと考えて
います。自分でやらせるとまだまだ失敗も多く、散らかり放題
になったり、とても時間がかかったりしますが、それをフォロー
することが子どもをケアすることだと思います。

お姉ちゃん達も、そんな感じで、お箸や鉛筆、はさみなど特に
教えなくても器用に使えるようになりましたからね。

特に下の子というのは、見本があるから習得が早いように思い
ます。

2010年8月15日です。
下丸子の花火大会に行ってきました。健悟は初めて見る大きな
花火です。やはり、夏の風物詩として良いものですね。

2010年8月18日です。
朝のラジオ体操の両足跳びです。毎朝お姉ちゃんとお婆ちゃんと
一緒にやっています。
同じく2010年8月18日です。
洗足池公園に行ったときの一枚。池の中に大きな鯉がうじゃうじゃ
いて、思い切り覗き込んでいます。こんなとき子どもは頭が重い
からツルッといきそうで、用心が必要ですね。
同じく2010年8月18日です。
同じく洗足池公園の遊び場で、まず最初は一番好きなブランコ
です。このあと、滑り台、お砂場、またブランコの順に遊んで、
最後に池のボートに乗って帰りました。平日だし、暑いし、池は
貸し切り状態。なかなか楽しかったです。
同じく2010年8月18日です。
洗足池駅で。お姉ちゃんのあかんべーを真似してます。何でも
真似したくなります。
同じく2010年8月18日です。
自由が丘のイタリアンでお昼ご飯を食べました。お姉ちゃんの
大好物のピザを健悟もほおばって大満足。でも、チーズでやはり
ちょっと赤みが出ますね。お腹いっぱいになって、ころっと寝て
しまいました。
同じく2010年8月18日です。
お昼寝のまま帰宅して、起きたらちょうどおやつ時。これも大好きな
スイカをペロッとたいらげます。

2010年8月19日です。
お昼ごはんを食べてしばらくして下痢をし始めたと思ったら、ご覧の
通り、顔がパンパンに腫れました。冷やし中華の錦糸卵か私の日本
蕎麦に反応したようです。卵焼きは生まれて初めて食べました。日本
蕎麦は先日ちょっとだけ食べたことがあり、その時は特に何も反応しま
せんでしたが。卵と蕎麦のダブルパンチだったかも知れませんね。この
後唇もどんどん紫色になり、発熱してきました。久しぶりにヒーヒー言う
ほどの反応です。
同じく2010年8月19日です。
体にも水ぶくれのように発疹というか、ボコボコと出始めました。
非常に痒がり、また同時に「痛い、痛い」とも訴えます。
同じく2010年8月19日です。
少し寝て、18:00少し前くらいに一度起きました。少し目が開いて
きましたが、かなり熱を帯びて腫れています。でも、機嫌はまあまあ
です。
同じく2010年8月19日です。
分かりにくいですが、足も熱を帯びて浮腫んだように腫れています。
同じく2010年8月19日です。
19:00頃。またまた痒みが増してきて、ひんひん言ってます。お腹から
胸にかけてボツボツと蕁麻疹というか湿疹のようなものが出てきました。
同じく2010年8月19日です。
拡大するとこんな感じ。
同じく2010年8月19日です。
顔はボクサーかお相撲さんのようです。
この日の夜は痒い、痛い、苦しいで、寝てはぐずり、寝てはぐずりが夜中まで続きましたが、その後は落ち着いて寝ていきました。朝までぐっすり眠れました。そのおかげか、翌朝は顔に腫れが残るものの、体はキレイツルツル、元気いっぱいになりました。やはり、睡眠中に体がメンテナンス・調整されることが良くわかります。それにしても、こういうときのお母さんは添い寝をしながら、寝不足になりながら、辛抱強くケアしてくれて、頭が下がります。母は強し、ですね。ありがとう、ありがとう。
2010年8月20日です。
体の蕁麻疹・湿疹様のものはすっかり消え、痒みもまったくありません。
本当に毎回のことですが、皮膚というのは、これほどまでにダイナミックに
変化するものなんですよね。こういう現象を見ていると、皮膚に出るものは
皮膚が問題なのではなく、体内の状態を表しているのだということがわかり
ます。だから、治すべきは皮膚ではなく、体内にあるわけですね。

また、子どもの未熟な免疫機能のトレーニングをしていると考えると、一層
納得がいきます。何度も繰り返しながら、だんだんとこうした反応が少なく
なり、食べられるものが増えていきますから。
同じく2010年8月20日です。
顔はまだ少し腫れています。特にほっぺと目の周りですね。健悟のクリクリ
した目がまだ全開までいってない感じです。でも、元気さは全開です。朝から
お姉ちゃんたちと駆けずり回ってます。
同じく2010年8月20日です。
まだ目の周りとほっぺのあたりが浮腫んだように腫れていますね。だから、
健悟に似た従兄弟の健太郎君などとお姉ちゃんがあだ名をつけてしまい
ました。かわいそうに...。
同じく2010年8月20日です。
おむつを取り替えるときにぎょっとしたお母さんが画像をとっておきたものを
後で私に見せてくれました。肛門付近がすごい腫れ方をしています。これじゃ
どうりで痛がる痛がるはずです。しかし、この腫れも翌日には跡形もなく消えて
普通に戻っていました。
同じく2010年8月20日です。
夜になったら、やっと健太郎君が帰って、健悟が戻ってきてくれたようです。
エシャレットをマイクにして歌って踊ってます。
同じく2010年8月20日です。
健悟の完全復活にお姉ちゃん達はすぐワルノリです。健悟に女の子の服を
着せて、今度は従兄弟の健子ちゃんの登場です。確かに、健悟は女の子に
間違われることも多いし、このようにヘアピンで前髪をアップにすると誰が見て
も女の子に見えてしまいます。その後、健子ちゃんも健悟の真似して、エシャ
レットマイクで歌いまくってました。

2010年8月21日です。
翌日も、衣装換えして健子ちゃんの登場です。健子ちゃんもかわいいの
ですが、私はやはり健悟に帰ってきて欲しいです。

2010年8月22日です。
ワルノリ三日目。健子ちゃんの朝ごはんです。のりおかかご飯
を食べる健子ちゃん。健子ちゃんも衣装をすっかり気に入って
しまったようで、健悟が帰ってきてくれなくなったらどうしようと一抹
の不安がよぎります。
2010年8月22日です。
気のせいか、しぐさも女の子っぽくなってきたような...。
2010年8月22日です。
健子ちゃん、お母さんとお父さんが心配してると思うから、そろそろ
帰った方がよくないかな?健悟、早く帰ってきてくれええ〜。

こうなると三日前の出来事は何だったのか...。どこからこんなに
なっちゃったのか...。女の子に囲まれた男の子(しかも末っ子)
なんて、こんな感じで遊ばれちゃうものなんでしょうけどね。

ま、これも元気いっぱい完全復活してくれたおかげ(?)だから、善し
としないとですね。ははは。