2010年 11月 10日 |
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岡山県で火事相次ぎ2人死亡
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9日から火災予防運動が始まりましたが岡山県内で10日未明から朝にかけ、住宅を全焼する火事が2件あり、2人が死亡しました。10日午前2時半過ぎ津山市久米川南の無職、長谷庸夫さん(77)の住宅から出火しました。火は、木造瓦葺き2階建ての母屋と隣の平屋建ての倉庫、あわせて約150平方メートルを全焼し1時間半後に消し止められました。この火事で倉庫の焼け跡から男性の遺体が見つかりました。警察では、遺体は、火事の後、行方が分からない長谷さんと見て身元の確認を行っています。また長谷さんの妻の節子さん(77)も逃げ出す際、2階から飛び降り腰の骨を折る重傷を負いました。一方、倉敷市船倉町では午前6時20分ごろ福森十四子さん(86)の住宅から出火しました。火は木造瓦葺き2階建て約130平方メートルを全焼し、1時間後に消し止められました。この火事で1階の台所付近から女性の遺体が見つかりました。福森さんは1人暮らしで、警察では、遺体は火事の後、行方が分からない福森さんと見て身元の確認を急いでいます。現場は倉敷美観地区から100メートルほどの場所で、警察と消防が出火原因を調べています。出火当時、岡山県南部には乾燥注意報が出されていました。
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イヌを山に捨てた容疑 ブリーダー逮捕
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今年8月、岡山県吉備中央町の山中に小型犬などが捨てられていた事件で浅口市のブリーダーの男が動物愛護法違反の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは浅口市鴨方町のブリーダー、上村保容疑者(68)です。警察の調べによりますと上村容疑者は今年8月中旬、吉備中央町の山中にペキニーズ1匹とゴールデンレトリバー1匹を捨てた疑いです。警察は保護されたイヌのDNA鑑定などを行い、登録されていた血統書などから上村容疑者を割り出し、逮捕しました。取調べに対し上村容疑者は「ペキニーズは捨てていないが、ゴールデンレトリバーは捨てた気がする」と容疑を一部否認しています。山中で見つかったのはペキニーズやトイプードルなどの成犬21匹で、保護した動物愛護センターによりますとその内16匹は新しい飼い主が見つかりましたが、残りの5匹は殺処分されたり衰弱死しています。警察は他のイヌについても上村容疑者が高齢や病気などを理由に捨てたとみて調べを進めています。
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チボリ公園跡地 緑道公園着工
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おととし末に閉園した倉敷市のチボリ公園跡地に市民の憩いの場となる公園が整備されます。10日からその工事が始まりました。チボリ公園跡地には、イトーヨーカ堂のショッピングセンターや三井不動産のアウトレットモールができるほか倉敷市は約1万ヘクタールの公園を整備します。10日始まったのは、跡地を東西に分ける倉敷用水の緑道整備で、約300メートルの用水沿いに歩道や木のデッキを設け、市民の憩いの空間にする予定です。用水沿いに元々植えられていた木のうち、枯れていたり、倒れる恐れのある約50本は伐採しますが、約300本はそのまま残し、有効活用します。緑道整備工事には国の臨時交付金、約2億1000万円が充てられ、来年3月に完成する予定です。
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お堂に放火した容疑 少年を逮捕
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先月、倉敷市のお堂が全焼した火事で別の神社のさい銭を盗んだとして逮捕されていた18歳の無職の少年が10日、放火の疑いで警察に再逮捕されました。再逮捕されたのは倉敷市の18歳の無職の少年です。警察の調べによりますと少年は、先月15日午前0時ごろ、倉敷市鶴形にある北向日限地蔵をまつったお堂の物置に火をつけ、お堂を全焼させた疑いです。少年は倉敷市の別の神社のさい銭を盗んだとして先月20日、逮捕されていて警察の取り調べの中で、「火をつけた」と犯行を認める供述したことから裏付け捜査を行って再逮捕したものです。先月3日にも近くの神社が全焼する不審火が起きていることから警察が関連を調べています。
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