2010-11-08
■[映画人消息]西崎義展さん死去
「ヤマト」製作西崎さん死亡=船から海に転落−父島 時事(2010/11/07-21:36)
7日午後0時35分ごろ、東京都小笠原村父島の二見港で、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサー西崎義展(本名弘文)さん(75)=東京都港区=が船から海に転落、間もなく死亡した。
小笠原海上保安署によると、西崎さんは港内に船を停泊させて遊泳しようとし、誤って転落した。乗組員の通報を受けた同署の船艇が西崎さんを引き揚げ同村の診療所に搬送したが、午後3時ごろ死亡が確認された。
西崎さんは水産学校から買い上げて改修した汽船「YAMATO」(485トン)の初航海のため、6日から父島を訪れていた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010110700181
ウチの社長は西崎義展のボートに乗ったことがあるんだよ!すごいでしょ!オフィスには美女社員がズラリといて「○○さん(社長の名前)、どの娘を連れて帰ってもいいよ。アハハ」って。あとアレもアレも見せられたって!
約5時間前 webから2人がリツイートgalshocker中野貴雄&美智子
http://twitter.com/galshocker/status/1217337982189568
「アレ」とは日本には絶対あってはならない物。海賊と戦うのにいるんだってよ。>西崎さん。
約5時間前 webからgalshocker中野貴雄&美智子
http://twitter.com/galshocker/status/1218070836158464
富野監督による評価「西崎義展プロデューサーは、愛すべき人物ではあるが、けっして好きになりたくない。 」「が、どうじに、こういう営業センスを兼ねそなえたプロデューサーがいなければ、 アニメの世界は変わらないだろうとも思えた。 」
約4時間前 ついっぷる/twippleから5人がリツイートmisogram味噌gram
http://twitter.com/misogram/status/1241494992199680
「その強面の押し出しとか、自分の思ったことをスタッフにやらせてゆくパワーを実感して、 その恐ろしさにアニメの世界にきてほしくない人だとは思った。 」「アニメ界にとって問題なのは、その氏のやり口をしょせんは金儲け主義の独善者だという子供が多すぎる点だ。 」ふーむ
約4時間前 ついっぷる/twippleからmisogram味噌gram
http://twitter.com/misogram/status/1241910282813440
それに比べたら西崎義展氏は色々と厄介なことをする迷惑な右翼だったけど、日本の文化を発展させた功労者であり、愛国者であり、国士だと言える。同時に犯罪者でもあったけど、そっちは檻の中で清算してるってことで。最期は転落の上に水死とは。本人としてもせめて船の上で死にたかっただろうなと思う
約3時間前 ついっぷる/twippleから1人がリツイートaku_HAZ葉月 博規
http://twitter.com/aku_HAZ/status/1252760691412992
西崎氏追悼?にヤマトの話を少々。まあ、実写映画も近いし、封切りが今年最期の映画の日だし、初日に見ると思う。 私はヤマトの再放送を何度も見て育った世代なわけで、その過程の中で何度もヤマトへのバッシングを目にしてきた。内容は毎度『戦争賛美だ』というもので、それが理解できなかった。
約3時間前 ついっぷる/twippleから1人がリツイートaku_HAZ葉月 博規
http://twitter.com/aku_HAZ/status/1255046725509120
劇中、基本的にヤマトは戦闘をできるだけ回避するようにしているし、戦いの虚しさを絶えず訴えている。それが戦争賛美だというのが納得いかなかった。私が『作品を見ずに批判する短絡な人間がいる』というのを見た原体験と言える。たしかにプロデューサーの西崎氏にはそういう傾向があったらしいけど。
約3時間前 ついっぷる/twippleからaku_HAZ葉月 博規
http://twitter.com/aku_HAZ/status/1256328710324224
現場と西崎氏との反発が結局ヤマトという作品を作り上げたという部分があるというし、どう出し抜こうかという松本先生たちの意欲にも火をつけたことが作品を高めたとも聞く。良くも悪くも強烈な人物であり、偉大な悪人だったのだろうと思う。そして、今の日本文化の礎となった人物だった。
約2時間前 ついっぷる/twippleからaku_HAZ葉月 博規
http://twitter.com/aku_HAZ/status/1262910890315776
ヤマト以外にも多くの遺産を残した偉大な悪人である西崎氏と比べると石原慎太郎とか昨今の似非右翼はつくづく小悪党だと思う。毒は少ないがやることがショボくて何も残さない。何も残さないどころか民度が低いと他国を罵り、自分たちの民度が低いことを露呈させ、しょうもないことで私服を肥やすだけ。
約2時間前 ついっぷる/twippleから1人がリツイートaku_HAZ葉月 博規
http://twitter.com/aku_HAZ/status/1264161216536577
ま、偉大な人だとわかってはいてもあんまり好きな人じゃないけど。氏が口を出せば出すほどヤマトはつまらなくなったという話もあるし。とはいえ昨今の似非右翼なんかとは格が違うと思うよ。本当に
約2時間前 ついっぷる/twippleから1人がリツイートaku_HAZ葉月 博規
http://twitter.com/aku_HAZ/status/1266064872701952
allcinema:西崎義展http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=133104 jmdb:西崎義展http://www.jmdb.ne.jp/person/p0218230.htm
・・・西崎氏は本人の趣味なのか偶然なのか、舛田利雄・藤川桂介・松岡清治・宮田雪・山本英明・笠原和夫、、、と実写畑の人(もしくは実写の仕事も多い人)と組む事が多く、また三田村邦彦・本田美奈子出演の実写映画『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』(1987)を和泉聖治に撮らせたりもしている(『パッセンジャー』自体は大コケに終わったようだが・・・)
ノラネコの呑んで観るシネマ 本田美奈子さん死去 皆「パッセンジャー」を忘れてる 2005年11月08日 (火)
1987年の「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」はある意味で奇妙な映画だった。
当時(まあ今でも若干)は辛うじて映画が娯楽の王様としての権威を保っており、アイドルが一流のハクをつけるために映画が作られた時代。
アイドル映画なんて言う言葉もあった。
「パッセンジャー」もそんな流れの中で作られた作品でもあるのだが、監督の和泉聖治はまあいいとして、プロデューサーが何故か「宇宙戦艦ヤマト」の西崎義展。
今は銃刀法違反で塀の中にいる彼の、これはただ一つの実写プロデュース作品であり、劇中では彼の私物のクルーザー「ヤマト号」も見られる。どうでもいいけど。
物語も、バイクレーサーの兄(三田村邦彦!)とロック歌手の妹がそれぞれのフィールドで世界を目指し、それにライバルの妨害や陰謀が絡む。
生と死、愛と友情と裏切りが交錯するドロドロの愛憎劇!彩るのはロックンロール!
はっきり言って、当時でも「こんな古臭いベタベタな話、誰が観るんだ」と思ったくらいだった。
と言いつつ観てる私はいったい・・・(爆
バブル前夜の80年代にあっても、あまりにもストレートというか、まるで日活アクション映画並みのプログラムピクチュアを目指したような映画だったのだ。
完成した映画はそれなりの大作としての扱いを受け、実際のところ思ったよりは観られた。
勿論ベタベタなストーリー(原作も西崎氏・・・)は閉口物だし、唯一最大のウリである本田美奈子も、ライブシーンはともかく、演技は下手だった。
和泉聖治の職人演出で辛うじて持っているという感じであったが。
時代錯誤なスピリッツを持った「パッセンジャー」は80年代には到底受け入れられず、大コケ。
本田美奈子は二度と映画に出なかったし、西崎義展も実写からは撤退した。
それから長い年月が経った頃、ある舞台で久々に本田美奈子を観た。
正直言って「パッセンジャー」の頃が想像も出来ないくらい、良い舞台女優になっていた。
感心すると共に、これだけ表現力を磨いたのなら、いつかまた映画をやらないかな〜と思ったのを覚えている。
それは永遠に叶わなくなった訳だ。
ワイドショーの追悼番組でも、アイドル、舞台女優というフレーズはあっても、映画女優としての彼女に触れていたものは皆無。(当たり前だが)
だけどバブル前夜の邦画界に、徒花の様に咲いた一人の映画女優がいた事は、たぶんごく少数の人が覚えている。
http://noraneko22.blog29.fc2.com/blog-entry-10.html
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・・・西崎氏の作品群については、タイトルを眺めている限りの印象では確かに独特の西崎調は在ったのだろう。この人も故本橋浩一氏(2010-10-31■[映画人消息]本橋浩一さん死去 id:HALTAN:20101031:p1)と同じく「オレの理解出来ないものは作るな!→西崎氏の理解出来るものだけを作らせる」プロデューサーだったのだろうが、それでヒット作が出せていた時代が確かに在り、そしてそんな時代は何時の間にか終わってしまったのだろう。
西崎さんについては詳しい方が色々と語るだろうとは思いますが・・・。実写版『ヤマト』の公開前の死去というのは何ともねえ・・・。
個人的には一応は往年はヒット作を出せただけでも偉い人だとは思ってます。何時も書いてるけど日本のプロデューサー・監督なんかロクにヒット作も出せないのに文化人気取りの輩ばっかだからねえ。ホントは西崎さんは日本のジェリー・ブラッカイマーとかジョエル・シルバーとかそういうレベルになるべき人だったんですよ。・・・でもここは日本なので・・・。
色々あった西崎さん、最期もネタみたいな死に方だったというのも何とも・・・ですが・・・。
(追記)
この辺はアニオタの方が詳しいだろうけど、「巨大戦艦で宇宙を旅する」『ヤマト』のイメージが『マクロス』にも影響を与えたんじゃなかったっけ? 『ヤマト』も『マクロス』も同じ石黒昇(http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=131447)が関わってるし。この辺は突っ込めば色々と出て来るでしょうが、私はアニメには殆ど興味が無いのでね・・・w
(追記2)
なぜか「西崎義展の死亡は陰謀ではないか」で検索して来ている人がいるけど、、、
陰謀のわけね〜だろ、この馬鹿www