“弁護士と妻を殺し自分も”
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“弁護士と妻を殺し自分も”

11月7日 4時6分 twitterでつぶやく

秋田市で弁護士の男性が自宅で男に刃物で刺され殺害された事件で、逮捕された男が「弁護士と妻を殺して自分も死のうと思った」と供述していることが、警察への取材で新たにわかりました。警察は、弁護士に一方的に恨みを募らせた男が、夫婦を道連れに死のうとしたとみて、動機の解明を進めています。

今月4日、秋田市で弁護士の津谷裕貴さん(55)が、自宅に押し入った菅原勝男容疑者(66)に枝切り用のはさみで胸などを刺され、死亡しました。これまでの調べで、菅原容疑者は、凶器のはさみのほかに自動式拳銃を持ち、さらに火薬をはり付けたベストを着ていたことがわかっています。火薬をはり付けたベストはほかにも2着持ち込まれ、菅原容疑者は、津谷さんと妻にも着るよう指示したということです。これについて、菅原容疑者が「弁護士と妻を殺して自分も死のうと思った」と供述していることが、警察への取材で新たにわかりました。菅原容疑者は「長年つきあいがあった津谷さんが、離婚の話し合いで元の妻の側についたことや、多額の金をとられたことを恨んでいた」とも供述していて、警察は、津谷さんに一方的に恨みを募らせた菅原容疑者が、夫婦を道連れに死のうとしたとみて動機の解明を進めています。