楽をして稼げる商売なんてこの世にはない僕はまだMLM(マルチレベルマーケティング)商売に手を染めていない。
今はじっくり見聞し学習する立場でいる。
ただこのマルチ商法が世間では少し問題になっているようだ。
被害者が次々とその内容を流布しているようだ。
彼らの讒言を聞いていると、儲け話に手を染めて思った利益が上がらなかった。
ただそれだけの逆怨みに過ぎない。
新しい商売は必ず叩かれる。
保険外交員もかつてはそうだった。
人の命をお金に還る商売である。
当時は疫病神、死神とまで言われ、
石も投げられたという話を聞く。
FXや先物取引、証券取引もまた同じだ。
金融や商品、会社の売上を予想して取引を行う。
これもまた当時は博打として揶揄された。
新しい商売には必ずそれを利用して詐欺まがいの事をする者が現れる。
被害者が出て、それでも利益の中の一部を世に還元し、福祉として役立てる。
そうやって新商売は世に認知されていくのである。
MLMはこう言ったものと同じ商品をCMという媒体を使わずに、消費者同士の口コミで拡げるという新しい商売の方法だ。口コミにより商品が売れればそのコミッション(報奨金)を紹介者に渡す。
そのコミッションを皆で分かち合うために、商品の値段が比較的高めに設定されている。
一般の商品と違うところはそこにある。
なので消費者は自然と口コミをする流れになる。
口コミで広がるものが金儲けであるかのように拡がるとMLMもまた問題の一つなのだろう。
純粋に商品の良さを説明し、そして販売の仕組みを説明する。
更にその提供企業の社会に対する貢献度などを説明する。
儲けが出るかどうかは二の次である。
皆で商品の販売利益をシェア出来る方だけがこれを生業とすればいいのである。
しかし残念な事にMLMの説明会に足を運んだが、確かに儲け話が多かった。
純粋に商品の説明を出来る者がいなかったし、また薬事法に抵触するため効能が説明できないという不明点が存在する。
二の次にしていた商売の話を少しするならば、楽をして儲かる商売などないという事だ。
MLMの勧誘員は、立派な営業マンである。
しっかりと顧客管理をし、アフターケアもしている。
その対価がコミッションとして支払われているのだから、これは立派なビジネスである。
インターネットこそMLMの活動場商売の基本は、「顔と顔」である。
氏素性のわからない者と商売が出来るはずもない。
しかし知り逢えるきっかけ作りとしては、インターネットは最適なツールと言える。
興味のある方のみをプル営業で真摯に対応すればよい。
損得に走らず、尊徳に委ねるのである。
商売の話をするなら、もちろん顔と顔を突き合せて話せばいい。
遠くの方なら、メッセンジャーのWEBカメラ機能を使って、話せばいい。
お互いによく知り、交流を深めた時、話す商いもある。
一期一会を大切にして、尊徳で商売をする。
楽な商売などないのである。
AVENUE Q - 'Everybody's a Little Racist,' Broadway Cast偏見は真の価値を生み出す大事なプロセス