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2010年11月9日(火) 19:30 |
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高校生が「錦鯉」でベンチャー
高校生が鯉の飼育でベンチャービジネスに挑戦です。 津山商業高校が、生徒たちの起業家精神を育成しようと販売を目的に授業で鯉を育てています。 どんな鯉が育っているのか学校を取材しました。
プールの中で泳ぐのは錦鯉―。 津山商業高校が地域に必要とされる商業教育を目指して、5年前から取り組んでいるものです。 この販売を目的とした鯉の飼育は、3年生の選択科目、れっきとした授業の一つ。 その名も「ベンチャービジネス」です。 男女35人の生徒たちが、鯉の交配から育成、そして販売にまで携わり、起業家としての考え方を学びます。 県北には池のある家が多く、需要があるのではと、学校が目をつけたのが始まりだということです。 今年6月に3品種の稚魚およそ2万2千匹をプールに放し、このうちおよそ3000匹が15センチから20センチの大きさに成長しました。 プールから水揚げされた鯉は、それぞれの品種に分けられ病気を予防するための消毒が行われます。 ベンチャービジネスの授業で起業家精神を養うのはもちろん、ものづくりを通じて問題解決能力や豊かな人間性を育んでいきたいというのが学校のねらいです。 錦鯉とともに成長した生徒たちです。 育てた錦鯉は、今月20日、21日に鏡野町で行われるイベントで販売、さらなる実学を学びます。
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