2010年 11月 9日
秋の火災予防運動で消防訓練
9日から全国一斉に秋の火災予防運動が始まりました。これに合わせ岡山市では高齢者福祉施設を対象にした大がかりな消防訓練が行われました。訓練が行われたのは岡山市の岡山済生会ライフケアセンターで、老人ホームの食堂付近から出火したとの想定で始まりました。訓練にはセンターの職員や岡山市消防局などから約150人が参加し、入所者の避難誘導にあたったり、ケガをして逃げ遅れた人をヘリコプターで救出するなどしました。岡山市では今年に入り去年の同じ時期に比べて14件多い、256件の火災が発生し、11人が亡くなっています。秋の火災予防運動は今月15日までの1週間行われます。

住宅用火災警報器設置の街頭活動
高松市のJR高松駅前で住宅用火災警報器の設置を呼びかける街頭活動が行われました。街頭活動には香川県の職員7人が出て通勤途中の人などに約1千部のチラシを配りました。消防法の改正により香川県では来年6月1日から住宅への火災警報器の設置が義務付けられていますが、県内の普及率は今年6月現在で42.7%と全国平均を約16%下回っています。消防庁によりますと住宅火災の死者の約6割が逃げ遅れによるもので県では火災の早期発見に有効であるとして早めの警報器設置を呼び掛けています。

登山家 野口健さんと環境を学ぶ
登山家の野口健さんが9日、総社市を訪れ、地元の小学生と一緒に清掃活動を行いました。これは登山家でエベレストや富士山の清掃活動を実践している野口健さんが、総社市の環境観光大使に就任したのを受けて去年から小学生の環境学習として行われているものです。清掃活動には総社東小学校の児童ら約50人が参加して野口さんと一緒に山中に不法投棄されたゴミの回収にあたりました。清掃活動では軽トラック2台分のゴミが回収されました。総社市では今後も野口さんを招いてこうした活動を行い、子供たちの環境問題への意識を高めていきたいと話しています。

江戸・浅草まつり
東京・浅草地区の食品や工芸品などの老舗店が出店する「江戸・浅草まつり」が高松市の高松三越で開かれています。東京の下町を代表する浅草地区の老舗店が一堂に集まるこのイベントは毎年開かれていて、今回は46社が出店しています。会場には雷おこしや人形焼、団子といったおなじみの浅草名物をはじめボリュームのあるカツサンドなど人気商品がずらりと並んでいます。また竹製品やほうき、包丁など工芸品を扱う店では職人たちが実演販売を行い熟練の技を披露しています。このほかつけ麺で有名な東池袋の大勝軒の特製もりそばを食べられるコーナーもあり、大勢の買い物客が訪れていました。この「江戸・浅草まつり」は今月14日まで高松市の高松三越で開かれています。

アイランドリーグ表彰式
四国・九州アイランドリーグ今シーズンの優秀選手の表彰式が、9日、高松市のホテルで行われました。式では前期・後期を制し2年ぶり4回目の総合優勝を飾った香川オリーブガイナーズの監督やナインが表彰を受け、洋輔キャプテンがお礼の言葉を述べました。また、今シーズンの個人タイトルを獲得した選手が表彰され香川オリーブガイナーズからベストナインに4人が選ばれたほか、投手部門で高尾健太投手が最多勝利と最多奪三振の2冠を獲得しました。そして年間MVPには最優秀防御率投手にも輝いた前川勝彦投手が選ばれました。来シーズンのアイランドリーグは長崎が脱退しますが、新たに三重が加わり、今シーズンと同じ5チームでの戦いとなります。