「日本人の結婚観を変えて、よい社会づくりの一翼を担う」
というテーマで「結婚教習所フリューゲル」という気持ちの悪い名で団体を設立し、その代表を務めているプロテスタント系組織、「救世軍」所属の人物がいる。昭和40年長浜市生まれ、救世軍・天満小隊の准兵士、および救世軍大阪セントラルホールバンドBbテューバ担当とされている清水正彦がその人物。現在、同志社大学大学院総合政策科学研究科総合政策科学専攻ソーシャル・イノベーション研究コース博士後期課程在学中。
http://twitter.com/marchingonwards
http://twilog.org/flugel_marriage
http://www.salvationarmy.or.jp/c/tenma.html
彼は、昨日まで3日連続で大阪城ホールにて開催されたフランクリン・グラハム大会にスタッフとして参加、自身のツイッターで「決心者が続々。ハレルヤ! 」などと熱狂している様子を書き込んでいる。救世軍からは同じく平本宣広も大会に参加していたと自身で記している。
http://twitter.com/pingeben
F・グラハムは、年老いて体が動かなくなったビリー・グラハムの息子としてグラハム財団の継承者になり、現在、世界中に宣教旅行を行っている。グラハム親子とブッシュ親子は家族ぐるみでの親交があり、グラハム親子はブッシュ政権を3つの戦争を含め一貫して強く支持している。世界でもっとも好戦的、保守・原理主義的な立場に立つ「牧師」であり、「邪悪だ」と罵った相手であるイスラム教徒はもちろんのこと、同じキリスト教徒からも強い批判を受ける人物。実際、F・グラハムが数年前沖縄に来日した時にも、今回の来日に際しても、日本の多くの教団を中心に強い抗議署名が出されている。
清水は、
フランクリン・グラハムについて賛否両論あるそうだけど、この3日間、この関西の地において「救いは宗教にもフランクリン・グラハムにもない。ただイエス・キリストを信仰することにのみ救いがある」との単純明快な解き明かしを聴いて多くの人が決心したのは事実だ。
と自画自賛するが、あのでたらめなグラハムミニストリーを通じてキリスト教に対する甚だしく誤った先入観を持たせてしまうくらいならば、何も吹き込まれない方が遙かにましである。実際、今回のF・グラハム大会を開催した日本の教会、牧師たちには深刻な問題を撒き散らし続けてきた独裁カルトのそれらがずらりと並んでいる。決心者として大阪城ホールには多くの人たちが舞台の前に出たとされているが、こうした人たちが新たにでたらめキリスト教の被害者にならないことを強く願う。
かってフランクリ・グラハム牧師がアメリカにて公に言った内容とのこと。
血も涙も感じられないこんなことを語った人物を招いて大きな大会をしたことを、広島、長崎の市民が知ったらどうなるのだろう?
大変な抗議がくるのではないだろうか?
大会を実行した牧師達、協力教会の牧師達、又賛同牧師達に、
歴史から学ぶ能力はないのだろうか?
世界で日本だけが原爆爆弾の被害を受けたのに…、
原子爆弾の悲惨な被害と苦しみを何と思っているのだろう…
過去における日本の戦争被害をどう考えているのだろうか?心は全く痛くないのだろうか?
牧師職なのに…。彼等の思考回路は、いったいどうなっているのだろう?
歴史における学習能力が、かなり低いのではないか…、と考えてしまいます。
自分は、戦争体験者ではないのですが、
過去にこんなことを語った人物に、福音のメッセージを語らせるべきではない!
と考えます。