凶器準備集合容疑で暴力団幹部ら３人を再逮捕

　埼玉県富士見市の路上で９月２８日、男性３人が暴力団幹部ら３人組の男に包丁で刺されるなどして重軽傷を負った事件で、県警捜査４課と東入間署は８日、凶器準備集合の疑いで、志木市上宗岡、指定暴力団住吉会系組幹部、矢口守容疑者（３４）と同組組員の男２人＝いずれも殺人未遂の疑いで逮捕、処分保留で釈放＝を再逮捕した。

　捜査４課の調べでは、３人は共謀し、９月２８日午後７時２０分ごろ、ふじみ野市の無職男性（５０）ら３人に危害を加える目的で包丁やバットなどを準備して、富士見市東みずほ台の路上に集合した疑いが持たれている。

　捜査４課によると、３人は「個人の意思で準備した」などと共謀を否認しているという。