パチンコ店で他人のICコインを盗んだとして窃盗の罪に問われた新潟市東区中木戸、同市西消防署黒埼出張所消防士長、広川一清被告(47)の初公判が8日、新潟地裁(宮部良奈裁判官)であった。広川被告は「ICコインは自分のものと思っていた」と述べ、起訴内容を否認した。
検察側の冒頭陳述などによると、広川被告は8月16日午後2時半ごろ、同区竹尾のパチンコ店で、男性(当時22歳)がスロット台に残したICコイン1枚(9000円相当)を盗み、換金したとしている。【川畑さおり】
毎日新聞 2010年11月9日 地方版