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【栃木】

千葉ロッテ 岡田選手 足利に凱旋 市長ら訪問『活躍は妻のおかげ』

2010年11月9日

大豆生田市長(右)に活躍を報告する岡田選手(中)。左は妻の由美子さん=足利市役所で

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 プロ野球の日本シリーズで大活躍し、優勝に貢献した千葉ロッテマリーンズの岡田幸文(よしふみ)選手(26)が八日、地元の足利市で大豆生田実市長らに凱旋(がいせん)報告した。

 岡田選手はかつて勤務していた足利ガスを訪問後、同市役所で市職員の妻由美子さん(37)も同席して大豆生田市長と対談した。岡田選手は「うまく調子に乗せてくれた妻の励ましのおかげ」と由美子さんに感謝。当初、プロ入りに反対していた由美子さんは「よく頑張ったと思う。今は百二十パーセント応援しています」とねぎらった。大豆生田市長は「子どもたちの良い目標ができた。足利の誇りだ」とたたえた。

 岡田選手は高根沢町出身で作新学院高卒、日本大中退。左打ちの俊足外野手で二〇〇四〜〇八年に社会人野球の全(オール)足利クラブに所属し、主将も務めた。〇八年のドラフトでロッテから育成選手として指名され、〇九年三月には一軍戦の出場資格を持つ支配下選手に登録された。

 今年六月に初めて一軍登録され、出場七十二試合で二十五安打、八打点、十五盗塁と存在感をアピール。中日ドラゴンズとの日本シリーズでは全試合に出場して打率三割二分と活躍し、七日の第七戦では延長十二回に日本一の決勝打となる適時三塁打を放った。 (清水祐樹)

 

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