【尖閣】ビデオ流出捜査は問題のすり替え
最大の悪党は事実を隠し続ける菅政権
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【尖閣ビデオ流出問題】海上保安庁、容疑者不詳のまま刑事告発
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した 問題で、海上保安庁は8日、容疑者不詳のまま、国家公務員法違反などの容疑で、警視庁と 東京地検に刑事告発した。
時事ドットコム(2010/11/08-11:11)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2010110800259
本日は福島より上京し国土交通省前で行われた抗議街宣に参加させて頂きました。海上保安庁はビデオ流出で容疑者不詳のままで刑事告発したようですが、この告発ほど大義名分のない告発は最近では珍しいのではないか。
私もこの街宣で話をさせて頂いたが、このビデオを公開したことが国家公務員法に抵触すると言うことですが、公務員は全体の奉仕者であり、国民に対して国民が求めている映像を公開したとして、一体何が悪いのでしょう?
この点に関しては以前から指摘されてきたことですが、朝日新聞社も下記のように書いています。
映像流出、刑事罰に疑問の声も 「秘密性」立証に難しさ
検察幹部の一人は、「捜査して仮に容疑者を起訴すれば、秘密性をめぐって公判で問題になるだろう」と、難しさを認めている。
最高裁は過去に出した決定で、国家公務員法の守秘義務の対象について、各省庁が「部外秘」などと形式的に秘密扱いしただけではなく、実質的に秘密として保護するに値することを求めている。
今回流出した映像について、勝丸部長は「海保が撮影し、国家公務員が保管しているものだから、秘密にあたる」とだけ説明した。
犯罪捜査という公用で那覇地検に提出されたうえ、刑事訴訟法により公判前の証拠の公開も禁じられていたが、映像の一部は衆参両院の理事らに上映された。「公益上の必要があれば公判前でも証拠を公開できる」とする例外規定が刑事訴訟法にあるためだ。
別の検察幹部は、「国民の目線から見れば、映像が明らかになったのはいいことで、法律家の見方と違う面がある。流出させたのは正当な行為とみることもできるのではないか」と語った。
http://www.asahi.com/national/update/
1108/TKY201011080155.html
国民がひろく公開を求めているものであり、それを非公開にするに当たって如何なる正当性もないものを、国家機密とするだけの理由は何一つ存在しません。
それによって国益が害されたところか、国益が守られたということであれば、これは正当な行為と見なされるのは当然であり、犯罪性の欠片も存在しない。
>国家公務員法違反などの
これは守秘義務違反ということのようですが、「などの」と含みを持たせているところが気になります。具体的に何を指すのかしりませんが、不正アクセスという記事も目にしました。
不正アクセスの場合は回線を通して第三者が侵入して盗んだというケースならば、これは国家公務員とは限らないわけですから、一般の国民に疑われていることになります。
この不正アクセスというのも良く分からない。ビデオをユーチューブにUPしたことが、不正アクセスになると言っているのか?とにかく何がどうなっているのか、本当に混乱するばかりです。
衝突ビデオの存在は既に公になっていたことで、前原前国土交通大臣もその存在があるからこそ、支那人船長を逮捕したと言っていた。では、何が秘密なのか?ということになります。
支那の漁船が巡視船に故意にぶつかって来たことが秘密であるとするならば、何故それを秘密扱いにしなければならないかという最大の疑問が湧いてきます。
国家公務員の守秘義務違反と言うからには、その秘密扱いとした正当な理由を開示しなければならないはずです。ビデオの非公開を決めた仙谷官房長官はその理由をどのように説明するのでしょう。
今回の事件を民主党の鳩山前首相や幹部が「情報クーデター」と騒いでいますが、クーデターとは民主主義が機能していない社会での政変を目指す動きですよね。
民主主義がもう機能していない社会であることを自らお認めになっていることを正直に白状しています。もう「民主党」などというお名前を変えることをオススメいたします。
お知らせ
明日、千葉英司氏より訴えられた民事事件の第三回目の裁判が東京地裁立川支部で午後1時半より開催されます。街宣などは行いません。内容については明日にでもご報告致します。
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