かんたん音楽頁クッキング(レシピT)for Windows
音楽頁づくりは、まず音楽をパソコンに取りこむことから…それをいろいろ調理する訳ですが、調理法については別館の「音楽頁のレシピ」で 別館へ
1)録音ソフトのインストール
パソコンでは、マイクで音を録ることも、収録されたソフトから音を取りこむことも、録音と呼びます。これには、まず録音ソフトを入手して、インストールする必要があります。
Windowsのサウンドレコーダーは短い音声用なので、専用ソフトを奨めます。
オンラインソフトにも、
CD2WAV32とか、Windac(英語版)というものがありますが、やはり製品版の方が楽しく調理ができる。
Eazy CD Creator
デラックス版は、CD-Rにもよく添付される定番品で、フェード、エコー、ノイズのカットペースト等のエディタ機能もあって役立つのでお奨めです。
録音ソフトは音をCDなみの、44.1kHz、16bitのWAVEという形で取りこみ、保存します。もっと低い音質も可能ですが、食材が良くないと、あとあと美味しい料理にならない。
2)準備
直接マイクをつなぐならパソコンのマイクIN端子へ、カセットテープ、DAT、MDに録音したものを取りこむなら、ソフトをセットしたプレイヤーのラインOUTからパソコンのラインINへ、ステレオケーブルでつないぎます。
(なお、オーディオマニアなら、こうではなくA/Dコンバータを使用して、デジタル入力しろというのが、3月号の付録でしたが、これは上級板前わざです)
音楽の調理はデリケイトな作業なので、他のソフトが邪魔しないように終了させます。ウィルスソフト、タスクスケジューラ、スクリーンセーバーまで、常駐ソフト類もすべて終了させます。
音楽を入れるハードデスクにはデフラグをかけます。器がきれいでないと良い料理は作れない。
3)パソコン(ハードデスク)への取りこみ(保存)
Eazy CD Createrの中の”CD Spin Doctor”という録音ソフトを起動します。(他のソフトでも、大体同じですから、これで手順を説明します)

起動すると、こんな画面が現れます。
  =♪♪♪ここから、ちょっと長い下ごしらえの仕事ですが手順に進めます♪♪♪=
まず(1)の位置のボタンをクリックすると、音楽ソースを選ぶ(2)の表が現れます。
カセットなら「テープ」を、DATやMD、マイクなら「他の入力」を選択します。アナログ信号をサウンドカードでデジタル変換する調理法になります。
そして「選択」をクリックすると、左欄に曲名欄とレベルメーターの画面が現れますから、好きなタイトルを入れましょう。("liszt1"など)
次に(3)「ディレクトリの変更」をクリックすると、保存先を選ぶ表が現れますから、好きなフォルダ(Cの中の→マイホームページなど)を選択します。
最後に(4)のボタンを押すと
「録音の準備が整いました」の表示と「録音ボタン」が現れますから、ここでレベル調整をします。最も音が大きそうな箇所を演奏や再生してみて、メーターが赤のゾーンを超えないようにWindowsの音量コントロールで調整して、「録音ボタン」をクリックして録音開始。同時に演奏やプレイヤーの再生を開始します。
  =♪♪♪録音中は、キャラクターが次々と音楽を運ぶ可愛い画面が出ます♪♪♪=
終ったら、「終了」ボタンを押して、保存先のフォルダを開くと、"liszt1.wav"というファイルができています。
CDなみの44.1kHz、16bitに調理されています。
(このソフトでは、自動的にそうなりましたが、数値を選ぶ画面が出るソフトもあるので、必ずこの数字を指定します。オーディオマニアなら、わざと48や96kHzを選べというのが4月号の付録でしたが、これは上級板前わざです)

4)圧縮前の下ごしらえ…編集作業
取りこんだままのWAVEは、前後に長すぎるポーズやノイズ等が入っているので、そんなヘタや尾ひれを切りとる下ごしらえも必要です。Eazy CD Creatorには、他にもエコーをかけたり、ピッチをずらしたり、音色を変えたりといろいろサウンド効果が使えるので、説明書を読めば、ますます調理の巾が広がります。
こうして、約1分の曲を"liszt1.wav"というファイルにすると11MBの大きさになりました。ホームページの容量は普通5〜10MBですから、このままでは1分の料理さえも入りきらない。次はフリーズ・ドライのように圧縮加工が必要です。
(→WMA、Realのレシピ)
  

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