尖閣問題、日米安保適用は「完全な誤り」=中国外務省

2010年 11月 2日 14:07 JST
 

 [北京 2日 ロイター] 中国外務省の馬朝旭報道官は2日、尖閣問題をめぐって悪化した日本と中国の関係修復について、日米中3カ国での会合を提案している米国政府の動きを非難した。

 クリントン米国務長官は先週、ベトナムのハノイで中国の楊潔チ外相と会談し、日米中3カ国会合開催への仲介役を申し出ていた。

 これについて、馬報道官は外務省のウェブサイトに掲載した声明で、3カ国会合は「米国の考え」に過ぎず、日米安保条約の適用範囲に尖閣諸島(中国名:魚釣島)を含めるのは「完全な誤りだ」と指摘。「魚釣島は中国の領土であり、それをめぐる中国と日本の争いは2国間だけの問題だ」と述べた。

 
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