レンタルソフト店「TSUTAYA(ツタヤ)」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は8日、ポイント事業で韓国の「SKマーケティング&カンパニー」と業務提携することで合意したと発表した。今年度中に韓国でためたポイントをCCCの「Tポイント」に交換できるようにする。
CCCとSKは空港などで、日本を訪れた韓国人観光客にTポイントカードを、韓国を訪れた日本人観光客にSKのポイント事業「OKキャッシュバッグ」のポイントカードを無料で配布。現地での買い物でためたポイントを、インターネットのサイトを通じてそれぞれのポイントと交換できるようにする。交換の比率などは、今後協議して決める。
SKは、韓国の企業グループ「SKグループ」のポイント事業を行う子会社で、ポイント会員は韓国国内で約3400万人。カードは韓国の免税店や百貨店、コンビニエンスストアなどで利用できる。一方、Tポイントは、9月末現在でファミリーマートなど69社が参加。会員数は3608万人。【井出晋平】
毎日新聞 2010年11月8日 20時38分(最終更新 11月8日 22時33分)