来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が8日、奈良市の東大寺を訪れ、大仏殿を参拝した。法話では「愛や慈悲の心をはぐくむための手段として宗教がある」などと説いた。
ダライ・ラマは午前9時半ごろ、中門に到着。ほら貝を吹く僧侶らに続いて参道を進み、集まった大勢の観光客や修学旅行生らに笑顔で歩み寄り、握手を交わした。大仏殿では須弥壇(しゅみだん)で僧侶らとお経を上げた後、大仏の周囲をゆっくり1周した。
拝観後、東大寺内の施設で行われた「これからの宗教者の…
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2010/11/08 12:49
【共同通信】
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