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波乱万丈、覚醒剤逮捕も…アニメ「ヤマト」プロデューサー転落死の謎 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:有名人の訃報
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の生みの親として知られる映画プロデューサー、西崎義展(にしざき・よしのぶ、本名・弘文=ひろふみ)さん(75)が7日午後、小笠原諸島の父島の二見港で、停泊中の汽船「YAMATO」から海中に転落、死亡した。昨年に新作アニメ映画が公開され、実写版の公開を来月1日に控えた急死に、いくつかの謎も指摘されている。(夕刊フジ)
小笠原海上保安署などの調べによると、西崎さんは7日午後0時35分ごろ、二見港の沖合に停泊中の「YAMATO」(485トン)の右舷中央部から海中に転落した。急行した監視取締船が約20分後に救助、同村の診療所に搬送したが、午後2時58分、死亡が確認された。船は西崎さんの会社名義で、水産学校から買い上げて改修し、今回が初航海だった。
西崎さんはウエットスーツにマリンブーツを履いて、遊泳の準備をしていた。転落に気づき、先に海に入っていた男性がうつぶせの西崎さんを仰向けにしたが、すでに意識はなく、監視船に引き上げられた時には心肺停止状態だった。
西崎さんは最近、高齢のためか健康面で不安を訴えることもあり、車いすで移動することも多かったという。
こうした状況に、関係者の間では、転落してから救助までに時間がかかっていることや、健康面に不安がある中での遊泳など、いくつかの疑問点が指摘されている。同署では同船していた関係者から事情を聴くなど、詳しい状況を調べている。
西崎さんの経歴はまさに波瀾万丈だった。