人権委職員ら、ギャンブルやセクハラで懲戒処分

 国家人権委員会の職員がギャンブルやセクハラ、暴行などで懲戒処分を受けていたことが分かった。

 同委員会の関係者は2日、「外国で教育を受けていた行政主事補のユン氏は20日以上勤務地を離れ、ギャンブルを行っていたことが分かった。8月にユン氏に対する懲戒委員会を開き、全員一致で解任を決定した」と述べた。ユン氏は昨年12月31日から1年間、タイの職務関連機関で教育訓練を受ける予定だったが、今年5月と7月にマレーシアへ行き、23日間にわたり連絡を断ち、ギャンブルを行っていたという。

 また、同委員会が国会運営委員会に提出した「国家人権委員会の公務員懲戒の現況」によると、契約職員のパク氏は2008年6月、会食の席で同僚の女子職員の腰や足を触るなどセクハラ行為を行い、同年8月に減俸3カ月の懲戒処分を受けたという。

 08年2月には、キム書記官が事務所で同僚職員に暴行を加え、同年4月にけん責処分を受けており、05年12月には4級職員のキム氏が定期財産変動の申告をしなかったため、07年4月に警告措置を受けている。

 国会運営委員会所属の鄭玉任議員(ハンナラ党)は、「来週、人権委員会に対する国政監査が予定されている。同委員会の道徳性の問題について、集中的に追及したい」と述べた。

キム・ガンハン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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