Domain0に割り当てるCPU数に関して
xm shutdownの挙動の続き。
XenでドメインUの仮想CPU数を絞る方法によると、dom0_max_vcpus=1オプションなるものがあるようで。
/boot/grub/menu.lstファイル内の
kernel /boot/xen.gz
の部分を、
kernel /boot/xen.gz dom0_max_vcpus=1
のような感じでオプションを追加して再起動。この状態だと、xm shutdownを行った場合も、問題なくDomainUのプロセスが終了してくれるようです。
ちなみに、/etc/xen/xend-config.sxp ファイルのdom0-cpusで設定を行った場合と、xm vcpu-listで表示される結果が異なってきていたりします。dom0-cpusによる設定の場合は、CPUは割り当てられた状態で、かつ、sleep状態になっているようなので(kernelパラメータの場合はそもそもCPUが割り当てられずリストに表示されない)、このあたりがshutdownの動作に影響しているのかもしれません。
なお、pgbenchの結果としては、xend-config.sxpでCPU割当を"1"に指定した場合とほぼ同じ(誤差の範囲と思われる)パフォーマンスでした。
#起動時オプションとしては、他にdom0_mem=512Mのように、Domain0に割り当てるメモリ量の設定もあるようです(オプション一覧はあるんでしょうかね?)。
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