社会
タンク殺人で選任手続き、大津 長期審理の裁判員裁判
滋賀県米原市で昨年6月、交際相手の女性=当時(28)=を汚泥タンクに落とし窒息死させたとして殺人罪に問われた会社員森田繁成被告(41)の事件を審理する裁判員の選任手続きが2日、大津地裁(坪井祐子裁判長)であり、裁判員6人と補充裁判員4人を選んだ。初公判は4日。
森田被告は昨年6月の逮捕から一貫して無罪を主張。有力な物証が見つかっておらず、検察側は状況証拠を積み上げて立証する方針だ。
大津地裁によると、12月2日の判決まで、予備日を含め最大10日間開廷する予定。長期日程で辞退者が多く出ることを想定して通常より多い180人の候補者を選んだ。この日は事前辞退者らを除く46人中、40人が出席した。
候補者として地裁に来たが、辞退したという大津市の自営業の男性(62)は「仕事のことを考えると(判決まで)1カ月の日程は厳しい」と話した。
起訴状によると、森田被告は昨年6月、滋賀県米原市の汚泥タンク近くで、交際していた小川典子さんの頭を鈍器のようなもので多数回殴り瀕死の傷害を負わせ、タンクに落とし殺害したとされる。
(2010/11/02 18:48)
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