「ヤマト」プロデューサー転落死 小笠原、停泊中の船から7日午後0時45分ごろ、小笠原諸島(東京都小笠原村)の父島の二見港で、停泊中の船「YAMATO」(485トン、9人乗り組み)から東京都港区、映画プロデューサー西崎義展(本名弘文)さん(75)が海中に転落、通報を受けた小笠原海上保安署の監視取締船が約20分後に救助したが、間もなく死亡した。 西崎さんは人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズを手掛けた。同保安署は状況から誤って転落したとみている。 同保安署によると、西崎さんはウエットスーツを着て遊泳の準備をしていた際、船の右舷中央部から転落した。救助後、父島の診療所に運ばれ救命処置を受けたが、午後3時ごろ死亡が確認された。水死とみている。 YAMATOは西崎さんらが水産高校から購入した漁業実習船。初航海として6日夕に二見港に入港し、7日朝から港内で試験航海していた。 【共同通信】
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