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百万遍の功徳(変毒為薬)  

2010年 11月 06日

◇「おにのかくれ部屋」に掲載された体験談①

おにゆりさんのHP、「おにのかくれ部屋」には、私の2つの体験談が掲載されていました。
HPが閉鎖されたことから、過去の体験談をそのまま記録に留めることにしました。
以下の内容は、私のパソコンの元原稿と、当時のおにゆりさん宛てのメール文書です。
おにゆりさんのHP閉鎖の記事は、→ここをクリック!

◇百万遍の功徳(変毒為薬)

私の人生の最初の試練と、生まれて初めての100万遍唱題挑戦についてお話いたします。
26歳の時のことです。私は、学会員の女性と結婚しました。
幸せな結婚をして半年後、彼女は家出をしたのです。
テーブルの上のメモ用紙に、「探さないでください」と書いてありました。
その経緯や具体的内容はここでは語りませんが、要するに捨てられたのです。
以来、ショックで食事も喉を通らなくなりました。
パンの半分も食べられない。加えて、眠れない。
不眠症と拒食症になり、加えて、顎(がく)関節症になりました。悩みで、寝ているときに歯を食いしばっているようで、それが原因して、アゴが痛むのです。指がやっと1本しか入らない口になってしまいました。
60kg近くあった当時の体重は、みるみる下がり、ついに体重は50kgを切りました。
あばら骨が見えるほどになりました。惨めでした。世界一不幸な人間になりました。
涙は枯れ、ボロボロの自分があるだけ。心は氷のようでした。
修復しようと考えていたので、親にも周囲にも相談しませんでした。
苦しくて、その苦しみから逃れるために100万遍を5ヵ月で唱えました。ひたすらに‥。

年末になり、私は大石寺に向かいました。親には、「妻と旅行に行く」とウソをつきました。
1人では帰郷できません。それこそ、両親を驚かせ、悲しませるだけですから。
大講堂で丑寅勤行をしました。そして、大客殿で朝まで唱題。
もう、何時間、祈っているのだろう‥。
その時、40歳代と思われるご婦人が私に声をかけてきたのです。
「何か重大な悩み事があるのではありませんか。よろしければ、お聞かせいただけませんか?」
私は、一部始終を話しました。
ご婦人は頷き、にっこりとほほ笑んで言いました。
「私、あなたと同じことになった人知っているわ。あなたの奥さん、帰ってくるかも知れないし、帰ってこないかも知れない。でも、あなたなら絶対に大丈夫です。もし、離婚になっても、あなたに相応しいお嫁さんがきます。そのとき、今の奥さんは、いつか必ず惨めな姿を見せにくるでしょう」
その後、私は100万遍を唱え切りました。しかし、彼女は戻りませんでした。
でも、その中で私の心は清らかに輝いていたのです。
100万遍を唱え、得たものとは「獅子は伴侶を求めず」との決意でした。

私は、この100万遍唱題で、たった2つのことを祈ったのです。
1つは彼女との関係の修復、2つには月給30万円を稼げる会社への就職でした。

私は安月給な上、お金に無頓着なタイプでした。若い時に金などいらないと平気だった。
稼げないくせに、買いたいものを買った。だから貧しかった。
ワガママだったし、他を思いやる心もなかったのです。
今から思うと、私は、欠点だらけの人間でした。
100万遍を唱え終わった2ヵ月後、私は願い通り、給与30万円の職場に転職することができました。その職場で、今の妻と出逢ったのです。
新しい奥さんは学会員ではありませんでしたが、結婚の時に入信してくれました。
正式に前妻と離婚し、新たな彼女と再スタートを切ったのです。

以来、私の人生は劇的に、180度変化しました。
会社では最も得意な仕事を任され、トントン拍子に出世。30歳で課長になり、35歳で部長になりました。活躍は社内外に轟き、社長賞まで頂いた。
すなわち、離婚した27歳を前後して、私の人生は全く別物になったのです。

前妻と離婚して7年目のある日、以前の彼女から、会社に電話がありました。
会って欲しいとのことでした。
迷いましたが、電話のかかってきた当日の昼過ぎに会いました。
渋谷の安っぽい喫茶店で見た彼女は、少しケバケバしくなっていました。
見て、何だか、悲しくなりました。
彼女は伏目がちに言いました。「後悔しています。あのときのことはごめんなさい」
以来、別れた彼女とは会っていません。どこに生活しているのかも知りません。
ただ、私は、別れた彼女に、今も心の中でつぶやくことがあるのです。
「あなたが私に100万遍を唱えさせたのです。ワガママで、愚鈍な1人の男が、あなたに縁して変わったのです。ですから、感謝しています。むしろ、謝罪しなければならないのは私です。どうか、新しい人生の勝利者になってください!」と。

                 ◇おにゆりさんへのメール文書

体験ですが、掲載していただければ幸いです。
何故なら、悲惨な境遇の人々の励みになるからです。
あのときは、本当に辛かった。必死でお題目をあげましたよ。
「御本尊さま、助けてください。私は過去世に何をしましたか?」って。
泣きながらお題目をあげたんです。
食事もできず、やせ衰えながら、仕事をしながら、死んでもいいやと思って祈ったんです。
そうしたら、人生ががらっと変わった。
もう、乞食と王様ぐらいに変わった。闇が光に変わった。
本当に何不自由ない生活になった。
たったの5ヶ月、たったの100万遍です。
お題目だけの功徳です。

創価の森版「百万遍の功徳(変毒為薬)」の記事は、→ここをクリック!
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by sokanomori | 2010-11-06 23:23 | 体 験

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