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裏読みWAVE

名字の不思議な勢力分布、都道府県別ランキング
編集委員 小林明

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2010/11/5 7:00
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 西日本に多い「田中」と「山本」はともに地名から取った名字だそうだ。

 では、まず「田中」の歴史についての解説から始めよう。

 「かつて日本の社会経済はコメを基準に成り立っており、水田は富の象徴だった。このため『田』がつく名字が増えた。しかも家を中心に水田を整備するのが一般的だったため、『田』がつく名字のなかでも、『田中』が最も多い名字として広がった」。森岡さんはこう説く。

 調査で「田中」が1位だったのは滋賀、京都、大阪、兵庫、鳥取、島根、香川、福岡、佐賀、熊本の10府県。これらが西日本で多いのは、東日本に比べてより温暖で稲作が盛んだったためだと考えられている。

 「山本」についてはどうか。

 「山本」はもともと山の麓(ふもと)という意味で、古代では平野の真ん中よりも山のたもとに住む方が普通だった。谷あいの農村地帯では、川に近い部分が水田として整備され、山の麓に家を建てることが多かった。こうした日本の原風景から、「山本」という名字が生まれたのだ。

 余談だが、宮崎から鹿児島にかけては「山元」という名字が多いらしいが、ルーツは「山本」と同じだという。

 調査で「山本」が1位だったのは富山、石川、福井、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、高知の10県。「山本」も全国的に多い名字だが、「田中」と同様、より温暖で稲作が盛んだった西日本に多く広がったと考えられている。

 様々な歴史のロマンや痕跡が読み取れる名字の勢力分布――。皆さんも名字から自分のルーツをさかのぼってみてはいかがだろうか?

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