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爆発物 旧ソ連製の手投げ弾か

11月2日 11時57分 twitterでつぶやく

1日、神戸市の山口組系暴力団事務所の前で爆発があり、事務所や近くの住宅の窓ガラスが割れるなどした事件で、爆発物は旧ソビエト製の手投げ弾だった可能性が高いことが警察への取材でわかりました。

1日午前2時半すぎ、神戸市中央区の住宅街にある、山口組系暴力団、山健組の本部事務所の前で爆発があり、事務所や近くの一般の住宅の窓ガラスが割れるなどしましたが、けが人はいませんでした。警察によりますと、現場には数十メートルの範囲にわたって金属片が飛び散っていましたが、近くの駐車場から手投げ弾のものとみられるレバーが見つかったほか、金属片に残された製造番号などの特徴から、旧ソビエト製の手投げ弾が使われた可能性が高いことがわかったということです。また、ことし9月、京都と奈良で手投げ弾が会社の倉庫などに投げ込まれる事件が起きていて、警察は、これらの事件に関連がないかや、山健組の周辺でトラブルがなかったかなど捜査しています。