株式会社ドーム:DOME Corporation
ドームヒストリー 05





 創業時は、二人しかいない訳ですから、二人ですべての作業を行っていました。海外との交渉、貿易、入荷業務・出荷業務、営業、経理、売掛回収、広告やカタログの作成、そして便所掃除などなどすべての作業です。お金がありませんから、外注なんかは使えません。二人で知恵と体力を振り絞って何とかしのいできた訳です。それがドームを支える「自前主義」の原点になっています。

 「自前主義」とはとにもかくにも「まず自分でやる」という行動からスタートします。今の時代ですから、自分でやるより専門家や外注に任せるほうが早いという考え方もあります。しかし安直に外注に頼るのではなく、根性を決めて「自前主義」を徹底し、自分の頭を使い、自分の身体で憶えることは、スポーツの習得がそうであるように、一人ひとりの実力アップには欠かせないのです。そしてそれが達成された時、ドームという企業自体の実力も高まり、お客様のニーズに対して、適切かつ迅速な対応を可能にさせるのです。





 高校時代からの友人であった安田秀一(現:代表取締役兼CEO)、今手義明(現:専務取締役)の2名で、有限会社ドームを設立。安田、今手、及び安田父がそれぞれ100万円ずつ出資、資本金300万円でのスタートであった。
 創業当時の取扱商品はテーピングなどのスポーツメディカル商品26種類のみで、取引先は母校の法政大学アメリカンフットボール部がその殆どであった。複雑な流通形態により日本では米国の何倍もの価格だったテーピングを、適正な価格でアスリートに提供したいという想いが、その活動の原動力となった。
 創業当初は、安田が仕入れ、今手が営業をするという役割分担の下、安田が米国のテーピングメーカーに飛び込みで買い付けを行い、今手が様々なチームに飛び込み営業を試みるという毎日。「まず自分がやる。誰よりも自分が専門家になる。」というドーム「自前主義」の原点はまさにここから始まった。

創業当時のオフィスで電話を取る安田 安田父の造船所オフィスの
一室を借りてのスタート
初めて作成した
取扱全商品価格表





 初めて作成した「ドーム取扱商品カタログ」を手に、サッカー、ラグビー他テーピングを多用する大手スポーツチームに対し、テーピングの拡販を開始。現場のニーズに応えるべく、更なる仕入先の開拓に力を注ぎ、米国大手テーピングメーカーJaybird社との取引を開始。取引増加に伴い、自社に冷蔵倉庫を設置し、品質の確保及び顧客満足度の向上に努める。
 テーピング拡販は、「現場のニーズに応える」というドームの基礎哲学形成に大きな影響を及ぼした。様々なニーズと出会い、それを自前で開発していくというシンプルにして新しいビジネスモデルを確立していったのである。また幹部2名が物流業務を肌で学んだことが、今日のドームの先進的な物流システムの基礎となっている。
 9月、初のドームブランド商品となる筋肉保護テープ「キネティックテープ」を開発、販売開始。資本金を1,000万に増資し、社名を「株式会社ドーム」とする。

初の「ドーム取扱商品カタログ」 初のドームブランド商品
「キネティックテープ」





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