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浦和 V消滅のその日、観客最少記録更新

<浦和・山形>ホーム埼玉スタジアム過去最少とガラガラのスタンド
<浦和・山形>ホーム埼玉スタジアム過去最少とガラガラのスタンド
Photo By スポニチ

 【浦和0―1山形】浦和は0―1で山形に惜敗。優勝の可能性が消滅した。観客動員でも埼玉スタジアムのリーグ戦での最少記録を大幅更新と踏んだり蹴ったりの1日となった。

 空席が目立つスタンドから、まばらなブーイングが起きた。浦和がホームで山形に0―1の敗戦。残り6試合で首位・名古屋との勝ち点差は19に開き、4年ぶりの優勝の可能性が消滅した。来季ACL出場権を得る3位以内も絶望的な状況。柱谷GMは「来年は勝ちたい。常に優勝争いしているチームでありたい」と厳しい表情を浮かべた。

 9位に低迷する今季を象徴する内容だった。ボールを支配しながら得点できず、セットプレーから失点するお決まりの敗戦パターン。22本のシュートも不発に終わり、フィンケ監督は「ボールが相手ゴールに入るのを嫌った。ペナルティーエリアの中に相手選手がたくさんいて、つけいるスキがなかった。負けたのはある意味で妥当」とお手上げ状態だった。

 “観客離れ”も深刻だ。クラブによると、前売り券は約3万7000枚売れていたが、台風14号の影響もあり、入場者数は2万1625人にとどまった。これは埼玉スタジアムで開催された浦和主催のリーグ戦の過去最少記録で、これまでのワーストだった03年7月26日の仙台戦の3万1965人を1万人以上も下回った。今季の埼玉スタジアムでのホームのリーグ戦平均入場者数は4万41人で昨季より約5000人減少、08年と比べて約9000人も減っている。

 橋本社長はフィンケ監督と契約延長するかどうかの決断を11月中に下す方針。「成績だけでなく総合的に判断する。まだ決めていない」と説明したが、成績不振や人気低迷などプラス材料は少なく、現実的に考えて続投は厳しい状況だ。育成重視の方針を打ち出してから2年。巨大戦力を有してJリーグの話題を独占した全盛期の面影は全くなかった。 試合結果

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月31日 ]

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