桂花は1955年創業。東京進出などで店舗を増やし、現在は直営店を県内に4店、東京などの関東に7店を展開する。パートを含めた従業員107人。
旅井社長によると、桂花と関連2社の売上高は、2004~05年のピーク時で年間12億円程度に上ったが、ラーメン店同士の競争激化の影響で、2010年3月期には3社で9億6600万円にまで低迷した。今夏の猛暑で関東地区の売り上げはさらに落ち込み、自力再建を断念した。
97年に熊本市のフードパル熊本に建設しためん・スープ・調味料の工場への投資も負担になったという。
経営支援は桂花から重光産業に要請した。重光社長によると、2社の店舗は主に味千が郊外で、桂花は関東などの繁華街で展開しており、メニュー構成も異なるため、すみ分けできると判断した。
熊本市の事務所で会見した旅井社長は「桂花の味を守って、お客さんの期待を裏切らない形で再生できると信じている」と述べた。
重光産業の重光社長は「桂花は熊本ラーメンの代表格。大切なブランドをなくしたくないと思い、引き受けた」と話している。
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