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【芸能・社会】

まきストーブ生産ピーク 冬到来控え、函館の業者

2010年11月2日 06時47分

 本格的な冬を前に、北海道函館市の板金加工業「大和金属」で、まきストーブの生産がピークを迎えた。木材が簡単に手に入る農林業者や建設業者などに根強い人気がある。

 卵形などに加工された厚さ0・6ミリの鉄板を金づちで打ち付け、手作業で組み立てる。1日約150台を生産し、道内のほか東北のホームセンターなどに出荷。まきストーブを好む九州の個人宅からも注文がくる。

 大和金属によると、昔懐かしいまきストーブを製造するのは現在、道内と新潟県などにわずかに残るだけだという。

 原油価格が高騰した2005年には、2万2、3千台を販売し、今年は2万台前後と予測。高岸良明社長(63)は「まきストーブで足元までホカホカと暖まってほしい」と話している。価格は大きさや形によるが、1台約4千円。問い合わせは同社、電話0138(23)1455。

(共同)
 

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