2010年 11月 1日
瀬戸内国際芸術祭 閉会式
瀬戸内の島々を舞台に開かれた瀬戸内国際芸術祭は93万人を超える来場者を記録し、閉幕しました。閉会式には、ボランティアスタッフなど約2000人が集まり、実行委員会会長の香川県の浜田知事が「島の魅力に触れた人たちの目は輝いていた、継続して開催できるよう努力したい」と述べました。また芸術祭を支えたボランティアたちが、思い出のエピソードやパフォーマンスを披露し閉幕を飾りました。期間中の来場者は当初見込みの3倍以上の93万人を超え、次回の開催へ期待をつなぎました。

年賀はがき販売開始
今年もあと2カ月です。来年のお年玉付き年賀はがきが1日、全国一斉に発売されました。岡山市の岡山中央郵便局では、近くの蓮昌寺保育園の園児が歌と演奏を披露し、販売開始を祝いました。今年の年賀状は来年の干支、ウサギを描いたものなど11種類が販売され、このうち岡山県版には備前市の閑谷学校が描かれています。電子メールの普及などで年賀状離れが進んでいると言われていますが、販売が始まると早速、窓口を訪れた人が買い求めていきました。郵便事業会社によりますと年賀状の発行枚数は、年々減っていて、今年は約36億6000枚と、去年より6%少ないということです。年賀状の受け付けは来月15日からです。

千足古墳 保存へ調査始まる
石室内部の貴重な彫刻がはがれているのが見つかった岡山市の千足古墳で保存に向けた岡山市の調査が1日から始まりました。千足古墳は5世紀に築かれた前方後円墳で、去年、石室の内部に水がたまり、「直弧文」と呼ばれる貴重な魔よけの彫刻がはがれているのが見つかりました。今回の調査は古墳の構造や使われた土の質を調べて保存対策にいかすのが目的で、1日から墳丘部分に十字型に深さ50センチの溝を掘る作業が始まりました。調査は今月末まで行われる予定で岡山市では石室内部に水がたまった原因や彫刻がはがれた原因を明らかにして保存法を検討していくということです。

さぬきの夢2009うどん振る舞う
香川県が開発したさぬきうどん用小麦の新品種、さぬきの夢2009が販売されるのを前に1日、高松市で1000食のうどんが振る舞われました。これは香川県やさぬきうどんの協同組合などがさぬきの夢2009をPRしようと企画したものです。香川県が開発したさぬきの夢2009は県内約20ヘクタールで栽培され、今年初めて約68トンが収穫されました。さぬきの夢2009から作られるうどんは、コシや風味が強くもちもちとした食感が特徴で、高松市の商店街で1日、ぶっかけうどん1000食が振舞われました。さぬきの夢2009のうどんは2日から県内36のうどん店で販売され、県では2年後をめどに県産小麦の栽培をすべてさぬきの夢2009に切り替えたいとしています。

岡山東商・星野投手に指名あいさつ
プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから4巡目で指名された岡山東商業高校の星野大地投手を1日、球団のスカウトがあいさつに訪れました。あいさつに訪れたのは福岡ソフトバンク・スカウト部の永山勝部長補佐ら3人です。星野投手は身長180センチ、85キロの恵まれた体格から繰り出される力強い直球が持ち味でプロ野球ドラフト会議でソフトバンクから4巡目で指名されていました。永山さんは星野投手に王貞治球団会長と秋山幸二監督のサインを手渡し、「将来、球団を背負った選手に成長してください」と激励しました。星野投手は今月中旬に球団と仮契約を結び、来月上旬に入団発表が行われる予定です。