日向のヤマト

2000年3月12日に九州の宮崎県日向市に行く事ができました。
日向市に行く目的は1980年の「ヤマトよ永遠に」上映のイベントとして行われた
「アドベンチャーロマンの航海」の時に行われたタイムカプセルの埋めた所にあるヤマトの碑を見に行く事です。


この頃、自分は九州の佐賀県鳥栖市に住んでいたのですが、JR鳥栖駅からJR日向駅まで切符を購入すると
片道がなんと9110円、往復で18220円も掛かる事がわかり、行く事そのものを断念しようかと思いました。それで、チョット調べてみたら、JR九州の急行と特急の自由席に乗降自由な「チャレンジ九州フリーきっぷ」が12000円(2日間有効)がある事を知り、これを使いました。

当日、ひとまず鳥栖駅から博多駅に行き、8:25発の博多発宮崎行きの「にちりん・シーガイア5号」に乗って行きました。
これで、日向駅に着いたのが13:34頃で、博多から約5時間の道程でした。

▲日向に行く時に使った切符です


▲上の角度からではほとんど何も見えませんが、
下の位置からならなんとか見えます


日向駅に着くと日向港行きのバスがあると以前に聞いていましたので、バスを探しました。が、日向港行きのバスは現在運行されていないとの事で結局タクシーを使う事になりました。タクシー料金は行きが1200円程で、帰りが1000円程でした。
日向港に着いての感想は駐車場は広いが「ガラ〜ンとしていて何もないな」という所でしょうか…。
さっそく、あのタイムカプセルを埋めた場所を探し始めましたが、見つからない…。なぜか港を一周しても見つからない…。いるのは数人の釣り人だけ…。
仕方がないのでもう一度探すと、建物の裏側にある木とトラックの間に何か石の台のような物が見えました。近づいてみると、なんとあのヤマトの碑でした〜。

「やっと見れた〜」と思ったものの、よく見ると、あちらこちらの塗装が風化(?)で薄れていて20年近い年月の流れを感じさせてくれました。こんな感じで果たして2202年まで持つかちょっと心配ですが…^^;。

*日向駅あたりは特急しか走っていない為、「青春18きっぷ」を使う際は別途特急料金が発生しますので注意して下さい。

*日向駅から歩いて日向港に行く事もできますが、迷わずに行けてもだいたい1時間から1時間30分位かかりそうなので、あまりおすすめできません。

*ここに掲載されているJR鳥栖駅からJR日向駅までの運賃は「乗換案内 時刻表対応版Ver4.14」を元にしています。            


▲上から見た所。写真で見る以上に
劣化が酷かったです。


▲斜め前から写した所。塗装の状態が
わかりやすいのではないでしょうか。


▲哀愁を感じてしまう後姿…TT。


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