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最終更新:2010年11月1日(月) 23時56分

尖閣沖衝突ビデオ、全面公開めぐり対立

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 尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件の様子を撮影したビデオ映像が1日朝、一部の国会議員に限定して公開されました。ビデオは日中関係への影響を考慮して全面公開が見送られました。この判断は正しかったのでしょうか。意見は割れました。

 「外交的な問題を心配するような、情緒的な部分は全くない」(みんなの党・小野次郎参議院議員)

 「とにかくタイミングがどうなのかという思いがある。少なくとも臨時国会が始まって、すぐ公開すべきだったと思う」(自民党・猪口邦子参議院議員)

 「今、公開して、新たな火種、刺激物を日中間に投入して何になるの。タイミングは過ぎた。外交カードとして温存すべきと思っている」(民主党・川上義博参議院議員)

 ビデオ公開後、行われた衆議院の予算委員会でも・・・

 「ビデオを公開すべき。能天気も甚だしい。私は(ビデオを)見ました。(与党席からの笑い声に)笑い事ではないぞ!笑い事ではないぞ!」(自民党・武部勤衆議院議員)

 今後、ビデオの公開対象を拡大するかどうか改めて協議されていますが、政府・与党はこれ以上の公開は行わない方針です。(01日23:13)

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