中間選挙目前のアメリカ・ワシントンで、政治風刺で大人気のコメディアンが参加するリベラル派の大規模な集会が開かれ、勢いを増す保守派をけん制しました。
30日に開かれたこの集会には、全米からリベラル派が集まり、参加者は20万人ともいわれています。中間選挙が3日後に迫るなか、依然として高い失業率などを背景に保守派が台頭し、オバマ政権を連日攻撃しています。コメディアンのスチュワート氏は「冷静な判断」を呼びかけ、間接的にオバマ大統領を支持しました。
コメディアン・スチュワート氏:「この集会は、活動家や保守派の人々、感情的な議論を見下すものではない」
オバマ大統領は、この日も激戦地を回り、コネティカット州では口論になった支援者が退場させられる一幕もありました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2010