中島美嘉“誠意の謝罪”ライブ中止の大阪城ホール
◆ 持病治療で活動休止 ◆
耳の病気の治療のため一時的に活動を休止することを発表した歌手中島美嘉(27)が30日、中止が決まっていた大阪公演会場の大阪城ホールに姿を見せ、「私の自己管理不足により、みなさんにご迷惑とご心配をかけたことを心よりおわび申し上げます」と、集まったファンに直接謝罪した。前日29日に公式HPで生の声で“おわび”することを発表。この日は時折声を詰まらせ、涙をこらえる場面もあった。
◆ ファンに直接“再会”約束 ◆
中島は黒っぽいシャツ、黒いスカートの上に、白いジャケットをまとって登場。ステージは1階アリーナ席に設けられ、中央にスタンドマイクが1本あるシンプルなものだった。
マイクの前まで進むと深々と一礼し「私の自己管理不足により、ご迷惑ご心配をおかけしたことを本当に心よりおわび申し上げます。すいませんでした」と謝罪。続いてスタッフに対しても、感謝の気持ちを述べた。現在の状態にも触れ、「体は元気です」と説明。耳の治療に専念することを、無念そうな表情で伝えた。
公演中止にもかかわらず、ひと目だけでも見ようと客席の約3割を埋めたファンを見渡すと「すごく力になります」と感極まり、涙をこらえる場面もあった。
今後については「よろしければ次のツアーでお会いできればと思います。次回は必ず100%の歌声、パフォーマンスをしたいと思います。今回は本当にありがとうございました」と話し、再会を力強く誓っていた。
[ 2010年10月31日付 ]
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